学校の出来事

令和2年度静岡県高校生ロボット競技大会MCR部門

静岡県高校生ロボット競技大会MCR部門

12月12日(土)

 静岡県総合教育センター(掛川市)において開催されました。コロナウイルス感染症対策のため、学校ごとに出走が区切られるという今までにない方法での開催となりました。

 本校からは電子工学科3年生課題研究といて、Basic部門10台(センサで色を識別して走行)とCamera部門2台(カメラでコースを判別して走行)に参加しました。Camera部門では残念ながら完走はできませんでしたが、Basic部門では4位までが本校のマシーンが独占しました。

Basic部門

優勝 前輪須藤   20秒49

2位 DAISKE 21秒90

3位 青島ミカン  23秒23

4位 ちんすこう  24秒37

9位 天才松川   28秒89

マシーンの準部車検Basic部門走行Basic部門走行 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Camera部門走行

NEW 高校生ロボット競技大会自律制御ロボット部門

高校生ロボット競技大会 自律制御ロボット部門

 12月12日(土) バッテリーの日

 例年、「静岡科学館る・く・る」で多くの来場者の前での大会ですが、静岡県総合教育センター体育館(掛川市)で開催されました。また、コロナウィルスの影響で学校ごと時間を区切り、1台ずつ動かし計測しました。

 本校からは、ロボット研究部4台、ロボット工学科課題研究班1台のロボットが参加しました。

 ロボットが、制限時間3分以内にブロックをゴールへ運ぶ個数で順位が決まります。同数の場合は、1個目のゴールへ置く時間の速い方が上位になります。

 計測結果(チーム名 個数 1個目時間)

  3年 愉快なKG   6個  16秒

  3年 アステロイド  2個  11秒

  2年 FJ      0個  マシントラブル

  1年 接点t     4個  42秒

  課研 KGR2020     3個  24秒

 

 

アステロイド 

 

 

 

 

 

 

 

★建築デザイン科・理工科で出張講座が行われました★

 12月11日(金)7時間目のLHR(ロングホームルーム)の時間に建築デザイン科と理工科(理数科)で講師の先生を招いて出張講座が行われました。

 建築デザイン科は3年生を対象にHR教室で「建築業と資格」という演題のもと、総合資格(株)静岡支店の石井様(総合資格学院静岡支店長)を講師に招いて行われました。演題が示す通り、建築業界にはさまざまな資格があり、働きながらさらなる資格取得に励む方々も多く、本校生徒も就職・進学後にさらなるキャリアアップを狙って学業に精進する生徒も多いです。各資格の説明や取得方法、場合によっては何年かの実務経験が必要になるものもあり、生徒たちはいつも以上に熱心に耳を傾けていました。

 

 

 

 理工科は1年生を対象に第一会議室で「国際協力と現場」という演題のもと、静岡県立大学国際関係学部の古川光明教授を講師に招いて行われました。古川先生は発展途上国における国際協力の現場でどのような支援・援助が行われているかを2011年建国された世界で最も新しい国・南スーダンの事例などを用いて紹介してくださいました。10人のうち3人程度しか文字の読み書きが出来ない国の話を聞き、今自分が暮らしている日本との違いや様々な比較文化についても話がおよび、生徒は熱心にメモを取りながら傾聴していました。

 

 

 この講座で見聞きした知識を今後の勉強・研究に生かしていって欲しいです。

 

ロボット工学科3年課題研究(現場研修)

 三明機工株式会社様の協力により、ロボット工学科3年「課題研究」で、生徒4人が現場研修を行いました。

 実際に現場で使われている産業用ロボットを貸していただき、社員の方から直接技術指導を受けました。

 本校文化祭で披露した、パプリカの曲に合わせて踊るロボットプログラムを改良し、実際の産業用ロボットでも実演することができました。

 

<ラダー図の指導>

 

<ロボット制御プログラム指導>

 

<パプリカの曲に合わせたダンス>

静岡県立大学の出張講義が行われました

 12月8日(火))物質工学科2年生を対象に、静岡県立大学 食品栄養科学部食品生命科学科(食品蛋白質工学研究室) 伊藤創平准教授により、テーマ「プログラミングで作る未来の酵素」について出張講義が行われました。
 先生は未来型酵素・蛋白質の設計手法の開発・検証に関する研究を行っており、本講義では研究の基本的な知識として、食と健康は深い関わりがあり、健康を保つためには食・運動等の生活習慣が大切で、そのキーワードは細胞の新陳代謝や免疫力であること。また人類は多様な生物の遺伝子資源を活用してきており、未来型酵素・蛋白質の設計においては、遺伝子の配列情報・構造情報をベースに再設計を行う。それを実現するには、膨大な遺伝子資源の情報をプログラムで解析、有用な情報を引き出す技術がもとめられている。等、非常に難しい内容を高校生にもわかるように、平易にかみ砕いた講義をしていただき、先生の研究の一端に触れることができました。