学校長 あいさつ

 令和7年4月、科学技術高校に着任しました大澤です。
本校は産業技術の高度化への対応として、複合技術や新技術に対応できる創造力(クリエイティビティ)や科学的思考力を持った人材育成を担うことを目的に、理数科と工業科を併置した県内唯一の新しいタイプの専門高校として、平成20年に開校しました。
この間、二つの理系学科を持つ高校として、その特徴を生かし、激しく変化する産業界を担う人材を輩出してまいりました。
 現在の世の中は、ICT技術の更なる高度化や人工知能(AI)の急速な進展など、これまで予想もしなかったスピードで様々な技術が開発され、実用化されております。また、「ものづくり」における技術革新はもとより、農業や商業など、これまでは工業と直接的な関わりが少なかった分野においても、工業的な技術やAIが導入され、産業構造の変化による6次産業化や生産の効率化なども進んでおります。
このような社会においては、これまでに身に付けた知識や技術を基に、それらを応用しながら、新たなものを作り出す創造力が必要となります。
 生徒の皆さんには、本校での学びをとおして、自分の感性を磨き、発想を形にできる力(創造力)を伸ばし、将来的に世界に羽ばたく人になることを期待しています。