学校の出来事

理数科2年生の授業の様子 その2

9/11(金)出張授業

講師:静岡県立大学 薬学部 菅敏幸 先生

演題:「自然に学ぶクスリづくり」

薬学部の仕事(研究)の対象は、薬を適切に使うこと、効果のある薬を探し出すことなど様々なものであること、たくさんの分野の研究者と協力して、人々の健康や命を守ることに使命を感じていることをお伝えくださいました。

アイスブレイクとして、先生曰く「周期表を旅する」時間を作ってくださり、生徒たちは周期表の元素を通して、最先端の化学の見識や技術にも触れることができました。

生徒の感想より

【1年生の感想】

有機化学について自分は初めて知ったので、なぜ「嫌われ者」なのかわからない程おもしろいと思いました。その講義の中で最も印象的だったのは、ノーベル賞を受賞した大村先生の研究についてです。僕はこの講義を受けて、ノーベル賞についての印象が変わりました。研究は、自分の自己満足の為ではなく、たくさんの人を助けることができる可能性を持っていて、世界に貢献できることを学びました。

まず、身近な物(土)などからでもいろいろな発見ができる。これは僕たちの可能性を広げてくれました。そして2年生で行う研究の参考になりました。ある病気が流行った時に薬学部として「みんなで共同で人を助ける」菅先生のこの言葉はすごく心にきました。医師という立場でなくても、人を助けるという思いがある人の考えで、そんな考えを持ち人のために役に立てる人になりたいと思いました。

【2年生の感想】

大学で薬学を学んで、研究などでなく調剤をするとずっと思っていました。しかし、話を聞いて有機化学を始めとして科学分野の知識を生かして薬の研究がたくさんされてきたと分かりました。また、薬の発明は身近なところでの発見がつながって、それらを使えるものに合成して使われていることに驚きました。今回の話を聞いて、今まで以上に薬学について興味を持ちました。

薬学部の仕事というのは、単に薬の研究をするのではなく、薬をつくりその薬を届ける、また、自然のものから薬をつくる等色々な役割があるんだな、と思いました。私は研究も共同でやり、一人で人々を助けるのでなくみんなで一緒に助けていく、ということがとても心に残りました。私は将来、薬剤師になりたい、人々の心と体をちゃんと助けることができる薬剤師になりたいと思いました。

 

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理数科2年生の授業の様子

 理数科2年生では、水曜日の5~7限に探究活動を目的とした授業「課題研究・科学的探求入門」を実施しています。前期は、物理、化学、生物、地学、数学、物質工学の6つの基礎実験講座を経験します。後期は、グループ研究を実施します。下の写真は、物理講座の様子です。物質工学科の電子顕微鏡にて、各自が作製した試料を観察しています。

 

 下の写真は、理数物理の授業風景です。力学的エネルギー保存の法則を確かめる実験をしました。実験装置は本校で作製したものです。グループで協力して、正確な値を求める工夫をしています。実験、観察を通して、位置エネルギーが運動エネルギーに変換されることを理解しました。

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 9月11日(金)放課後ALTの先生の離任式が行われました

 9月11日(金)放課後、ALTのシャン先生の離任式が、校内放送を通じて行われました。
 まず校長先生から「本校で2年間ALTとしてご指導いただきましたシャン先生が、本来の職業であるプログラマーに復帰するため、9月をもって退職される」との話があり、さらに、「謙虚でやさしい人柄、生徒たちからも親しまれ尊敬されており、これまでのご指導について、心からの感謝と、今後のご活躍をお祈りする」とのお別れの言葉がありました。
 続いて、シャン先生からは、「プログラマーとして働くという夢がかなうことになった。礼儀正しく頑張り屋さんの生徒たちとの別れは辛い。生徒の皆さんも努力を続け、自分の望む輝かしい未来を創っていってほしい。」との離任の挨拶がありました。
 生徒会長から「先生の教え方はわかりやすく、楽しく授業を受けることができた。残りの高校生活頑張ります。新しい仕事頑張ってください。」とのお礼の言葉があり、最後に生徒会長から先生に花束を贈呈し終了となりました。
 シャン先生2年間のご指導ありがとうございました。プログラマーとしての活躍をお祈りいたします。

      

      

      

 

9月5日(土)中学生一日体験入学が行われました

 9月5日(土)中学生一日体験入学が行われ、残暑厳しい中、約1600名の中学生とその保護者の方々に、事前に指定した午前午後各2グループづつ4グループ別れ、来校いただきました。
 体験入学の内容は、例年同様全体説明会と工業科の施設見学が行われました。
 全体説明会では、学校紹介が副校長先生から、本校の歴史、特徴、進路実績、授業内容、行事等の学校生活、令和3年度入試の変更点(全科単独募集および新学科設置)について、さらに教頭先生から新学科(電子工学科と物質工学科を発展的に統合する新学科電子物質工学科)について説明が行われました。
 工業科の施設見学はグループを7つの班に分け、実習棟の各科の実習室等で9分づつ各科の説明が行われました。
 また理数科の紹介が希望者に対し行われました。
 参加いただきました皆様には、蒸し暑さの中ご来校いただき、またコロナ感染防止対策等本行事へのご協力いただきましたこと、誠にありがとうございました。

       

      

        

      

      

       

                       

 

9月4日(金)のLHRについて

 9月4日(金)のLHR、1年は科目選択説明会、2年は各クラス対応、3年は自転車点検後各クラス対応と、学年ごとに行なわれました。
 1年の科目選択説明会は、まず教務課から科目選択の考え方、登録用紙の記入方法、登録締め切り日等説明があり、続いて普通科目の英語科と数学科から、共に大学受験を目指す生徒を対象とすること、各授業内容、選択時の注意事項等説明がありました。
 また工業科目については、放送終了後各クラスで行われました。
 科目選択については7月6日(月)の学年集会で概要説明が行われましたので、既に決めている生徒がいるかもしれませんが、今回の説明で、希望する進路に適切な選択になっているか確認するとよいでしょう。
 9月11日(金)が登録締め切りです。

      

      

                              【3年生自転車点検】