学校の出来事

壮行会が行われました

 7月22日(金)終業式の後、壮行会が行われました。

 ウエイトリフティング部・自然科学部・体操部・及び 若年者ものづくり競技大会参加者の壮行会が行われました。以下に選手の抱負と詳細を掲載します。また、生徒会長と校長先生からそれぞれ激励の言葉をいただきました。

 

ウエイトリフティング部 青島さん

 5月に行われた県大会において、東海総体や、全国総体に出場することができる成績を残しました。その結果、8月に愛媛県で行われる、第69回 全国高等学校総合体育大会ウエイトリフティング競技大会に出場が決まりました。

「今日は、このような場を設けてくださり、ありがとうございますウエイトリフティングは、スナッチと、C&Jという2つの方法で、バーベルを持ち上げ、その合計の重さを競い合う競技です。体重により階級があり、私は61キロ級の全国基準の記録を突破し、インターハイへの出場を決めることができました。大会では、今まで支えてくださった先生方や、仲間のためにも、全力で頑張りたいと思います。皆さん、応援よろしくお願いします。」

 

自然科学部 平井さん、松下さん

 昨年の11月に行われた、静岡県 生徒 理科 研究発表会で、「第46回 全国高等学校 総合文化祭 とうきょう総合文化祭2022 自然科学部門 研究発表 物理部門」に出場が決まりました。

「私たちは「オランダの涙」の研究をしており、この度、東京富士大学で行われる、全国高総文祭の、研究発表 物理部門に出場することになりました。今回はこのような場を設けてくださり、ありがとうございます。「オランダの涙」とは、ガラスを加熱し、水に落として急冷しても割れなかった、涙型のガラスのことです。このガラスは、とても硬い一方で、とてももろいという 不思議な性質があります。研究活動は、平井と松下の2人でおこなっています。研究の人手が足りなかったり、まとめることが難しかったりと、困難もありましたが、他の部員や、先生方の手助けのおかげで、充実した研究にすることができました。この研究成果を十分に発揮し、よい結果を残せるよう、頑張ります。」

 

第17回 若年者ものづくり競技大会 全国大会

機械製図CAD部門       :大塩さん

旋盤部門            :伊藤さん

フライス盤部門         :向笠さん

木材加工部門          :齋藤さん

ITネットワークシステム管理部門:鈴木さん

 7月に、広島県・愛知県でおこなわれる、第17回 若年者ものづくり競技大会の 全国大会への出場が決まりました。

「私たちは、7月27・28日に行われる、第17回若年者ものづくり競技大会に出場します。この大会には、いくつかの部門があり、私はフライス盤部門に出場します。この部門では、フライス盤という、金属を削って加工できる機械を使用して、競技時間内に、課題をどれだけ高い精度でつくることができるかを競い合います。課題の精度には百分の1ミリ単位まで求められるので、作業中は千分の1ミリ単位を使って製作します。フライス盤の大変なところは、高い精度の作品を素早く作らなければならないところです。最初は競技時間を1時間以上もこえてしまいましたが、何度も加工の手順や方法を変えて練習したことで、時間内につくることができるようになりました。私たちは今まで、大会に向けて多くの練習を重ねてきました。大会では、その成果を発揮し、悔いの残らないよう全力を尽くして頑張ります。」

 

体操部 鈴木さん

 5月に行われた、静岡県トランポリン競技選手権大会において5位に入賞しました。その結果、8月に石川県で行われる、第47回 全国高等学校 トランポリン競技 選手権大会、個人競技への出場が決まりました。

 

「トランポリン競技は、10種類の技を連続しておこない、技のきれいさ、難しさ、高さ、どれだけ台の中央で跳べたかの、合計点で競います。途中で止まってしまったり、台以外のところにふれてしまったりすると、その時点で演技中断となってしまいます。5月の県大会では、あまり良い演技ができませんでしたが、8月の高校選手権では、練習の成果を発揮し、自分が納得できる演技をおこない、自己ベスト更新を目標に、頑張ります。」

 

ウエイトリフティング部 磯邉さん

 6月に愛知県で行われた、高等学校 総合体育大会ウエイトリフティング競技61キロ級において10位になりました。磯邉さんの健闘をたたえ、みなさんの拍手をお願いします。

 

陸上部 櫟原さん

6月に岐阜県で行われた、第69回 東海 高等学校 総合体育大会 陸上競技 男子砲丸投げ に出場しました。

 

水泳部 200メートル自由形、400メートル自由形 大塩さん

100メートル背泳ぎ 壬生さん

 6月に富士市で行われた第70回 静岡県 高等学校 総合体育大会 水泳競技で優秀な成績を収めました。その結果、7月に愛知県で行われる、第69回 東海 高等学校 総合体育大会 水泳競技への出場が決まりました。

 

中澤さん

 4月に県武道館で行われた、第70回 静岡県 高等学校 総合体育大会 なぎなた競技 男子 個人試合で優勝しました。その結果、6月に愛知県で行われた、第69回 東海 高等学校 総合体育大会 なぎなた競技 男子 個人試合に出場しました。

 

高校生ものづくりコンテスト 東海大会

旋盤部門   :平井さん

木材加工部門 :入江さん

化学分析部門 :安井さん

 今年行われた、第10回静岡県 ものづくり競技大会 総合の部 高校生の部に、本校から多数の生徒が参加し、上位入賞の成績を収め、高校生ものづくりコンテスト東海大会への出場が決まりました。8月に愛知県・岐阜県で行われる東海大会に、出場します。

 

1学期終業式が行われました

7月22日(金)に1学期終業式が行われました。コロナウイルス感染防止のため、校内放送にて行いました。はじめに、校長先生から以下のようなお話がありました。

 

「1学期の終わりにあたり、お話をさせてもらいます。

コロナの影響が心配な状況で始まる今年の夏休み、みなさんはどんな過ごし方を考えていますか?感染症に注意を払いながらも、補講や部活、進路実現に向けて、インターンシップやオープンキャンパスへの参加等、ボランティア活動への参加など、それぞれ予定を立てていることと思います。


さて、1学期のはじめ、始業式で私がみなさんにお話ししたことを覚えてくれていますか?

「未見の我」を見つけよう!というものです。

少しその内容を振り返ってみましょう。


「未だ、見たことのなかった自分を目指しなさい。心は熱く、一生に一度くらい、本気でやってみなさい。必ず達成します。 運命をつくりなさい。」 これは吉田松陰の言葉だと言われています。

人は誰でも、自分の中に自分の知らないすばらしい自分が眠っている。しかし、人は皆、自分の中にある能力のほとんどを使わずに、まして気付くことさえないままに、その人生を終えてしまうのだそうです。

「未見の我」に気付くためには、自分自身を深く見つめ直し、外部の刺激に触れ、何かに本気に取り組むことが大切です。本気に取り組む時だけ、内に眠っている才能が発揮されます。その結果が成功であれ、失敗であれ、未だ見ぬ自分に出会えた時に、人は感動し、成長した自分に気づくはずです。いろんな分野で活躍されていらっしゃる方々がいますが、そのきっかけのほとんどが、「未見の我」との出会いにあります。

そうした「未見の我」と出会うために、おすすめしたいのが、「『微差』は『大差』」の実践です。「自分の周りをいつもきれいにする」「人にはいつも笑顔で接する」「常に前向きな言葉を使う」「自分のやることに少しのこだわりを持つ」等々、ひとつひとつはどれも難しいことではないし、誰にもできることです。こうした「微差」を積み上げていくと、やがて大きな成果を生み出すことになります。

いきなり最初から大きなことを成し遂げようとしなくとも、まず、こつこつと、自分にできる「微差」を積み上げていきましょう。毎日ワクワクしながら、充実した高校時代を送り、それぞれが「未見の我」との出会いを楽しみに挑戦していってほしいと願います。


私自身も、この「微差」を実践していきたいと思い、これだけはやろうと心に決めているものが2つありますので、紹介したいとおもいます。

ひとつは、毎朝、掃除すること。もうひとつは、時間の許す限り、授業や部活動など、校内を見て回ることです。教室へふいに現れて、驚かせてしまったひともいたかもしれません。科学技術高校は、ほかの学校ではみられない、専門的な実験や実習の授業が、毎日行われています。座学でも、興味深い授業が展開されています。

みなさんが、一生懸命取り組んでいる様子を写真に撮らせてもらいました。ちなみに、4月から撮った写真の枚数をみたら、すでに1万枚を超えていました。

最近では、私が近寄っていくと、「今、こういうことをやっているところです」と小声で説明してくれたりして、本当にうれしく思っています。本校の学校HPに「校長ブログ」を開設してもらい、ほぼ毎日記事をアップしています。ぜひのぞいてみてください。これからも、こうした「微差」を積み重ねていきたいと思います。


これからはじまる夏休み、長い長い休みが続くような気がしますが、じつは時間は限られています。ある本に書かれていた言葉を、最後に紹介します。

「私たち人間は、お金持ちでも貧しくても、自分の人生の持ち時間が有限であることに変わりありません。何かに時間を割くことは、別のことに割けた時間を失うことを意味します。自分の人生における優先順位を決めて、そこから演繹的に行動を引き下ろしていけば、決断が一貫します。」

みなさんとともに、「微差」を積み重ね、「未見の我」と出会えることを期待して、1学期終業式の講話とさせていただきます。」

  

 続いて夏休みの過ごし方について、教務課と生徒課より注意事項がありました。

【教務課】

・8月26日(金)より2学期をスタートします。

・長期休暇により人の流れが多くなることが予想されるので、健康に気を付けて行動してください。

・今後コロナウイルスの関係で増加することが想定されます。時間数によっては単位認定に影響するため、常日頃から感染対策に心がけが一層必要と考えられます。

・明日から長いようであっという間、夏季休業が始まります。常日頃から活用している手帳に予定を立てて、計画的に過ごして、行くようにしてください。

【生徒課】

・3年生は進路の関係で県外に移動することがあると思うので、しっかり対策するようにしてください。

・マスクの着用、三密の回避、社会的距離、手洗いうがいなど基本的なコロナウイルス対策を徹底してください。公共交通機関使用の際は必ずマスクをし、県外移動に関しては県の基準を確認してください。

・誹謗中傷やいじめにつながるような言動、モラルに反した書き込みや投稿など絶対ないようにしてください。

・交通マナーに関して、イヤホンをつけながら自転車に乗らないようにしてください。また、交差点での安全確認を必ず行うようにしてください。

・バイクに関して、4ない(免許を取らない・買わない・乗らない・乗せてもらわない)を守ってください。

・身だしなみについて、部活で指示がない限り登校の際は制服で来るようにしてください。また、頭髪に関して2学期すぐに検査があります。

群馬大学の説明会が開催されました

 7月21日(木)の放課後、群馬大学の大学説明会が開催されました。群馬大学は共同教育学部、医学部、情報学部、理工学部、社会情報学部の5つの学部からなる総合大学です。理工学部は「物質・環境類」「電子・機械類」があります。

 生徒たちは理学と工学の違いや研究についての説明を興味深く聞いていました。

三明機工株式会社による出張授業が行われました

 7月21日(木)の2~3時限目、ロボット工学科1年生を対象に三明機工株式会社による産業用ロボット利用の出張授業が行われました。

 「ロボット SIer と産業用ロボットの技術」をテーマに、実際に産業用ロボットの操縦体験を行ったり、VR技術を利用した工場生産システム設計について学習しました。

中学生一日体験入学の誘導ルート確認指導が行われました

 8月3日(水)・4日(木)に行われる「中学生一日体験入学」における誘導や運営を手伝ってくれる在校生を集めて、当日の打ち合わせおよび誘導ルートの確認を行いました。今年度は2日間に分けて実施、3日は静岡市葵区・清水区、4日は静岡市駿河区・静岡市外となっています。
   
 当日在校生の補助生徒は事前に募集を行い、有志で志願してくれた生徒約120名が誘導に携わってくれます。当日の集合時間や工業科実習棟での誘導ルートの確認、雨天時の対応、そして終了後のアンケート集計の説明を行いました。
   
 当日手伝ってくださる在校生も1年前、2年前には中学生として本校の体験入学に参加してくれた生徒がほとんどである、と聞きました。昔のことを思い出しながら、当日頑張って手伝って欲しいです。この他にも500名の生徒が工業科実習、学校生活の様子披露、自転車置き場への案内、理数科説明会等で手伝ってくれます。
 
 感染症及び熱中症には十分に気を付けながら当日の運営を行っていきたいと思います。
 当日は保護者の方々に工業科施設見学を一緒にして頂けないのはまことに心苦しいですが、御理解お願いしたく思います。当日参加の皆様も、感染症及び熱中症対策を十分に施してのご参加、よろしくお願いいたします。
 (マスクの着用および雑談等の自粛等、ご協力よろしくお願いします)
 
 何か質問等ありましたら、科学技術高校・総務課・中島までご連絡下さい。電話番号 054-267-1100