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学校の出来事
★都市基盤工学科公務員受験結果★
本校の都市基盤工学科は、例年、公務員の道に進む生徒が多く、今年度は以下に示す自治体から生徒10名(希望者全員)が合格内定をいただいています。
本校では公務員試験対策の講座は行ってなく、それぞれの生徒が授業を大切に受け、自立し頑張ることで採用試験に合格しています。入学時には誰かの助けを必要としていた生徒が大きな進歩をします。もちろん、公務員試験の合否は筆記試験だけの判断ではないため、生徒が学校生活の中で良好な人間性を身につけて育ったことも大きいといえます。
【合格内定した自治体(人数)】
国土交通省 [中部地方整備局]・・・・・(2名)
静岡県[土木技術]・・・・・・・・・・・・・・・・・(1名)
静岡市[事務]・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(1名)
静岡市[土木技術]・・・・・・・・・・・・・・・・・(2名)
静岡市[水道技術]・・・・・・・・・・・・・・・・・(1名)
島田市[土木技術]・・・・・・・・・・・・・・・・・(1名)
掛川市[土木技術]・・・・・・・・・・・・・・・・・(1名)
京都市[土木技術]・・・・・・・・・・・・・・・・・(1名)
なお、昨年度は8名でした。
★都市基盤工学科3年生対象に「鉄筋加工技術講習会」が行われました★
令和3年11月18日(木)の午前中4時間を使って、本校都市基盤工学科3年生対象に、講師を招聘しての「鉄筋加工技術講習会」が行われました。
この講習会は、実習の一環として都市構造物(基礎・柱・基礎梁など)の主要な材料である鉄筋コンクリートの特性およびコンクリートと鉄筋の構成が強度に与える力学的特性について学びます。さらに、鉄筋加工の講義・実技を通じて、鉄筋の種類・構成・配筋・結束など鉄筋加工に関する基本的な知識や技能を習得する目的もあります。
講師に静岡県鉄筋業協同組合の方10名をお招きし、1時間は安全教育を含んだ座学講義をしていただき、後半3時間を実技技能講習に割き、ベース筋と壁の組み立ておよび柱と梁の組み立ての実習を行いました。
鉄筋コンクリートの建造物を作る際、耐震性を高めるために、中に柱と梁(はり)を入れて強度を高めます。生徒たちは完成されたものを見ながら、講師の方々の助言に従い、柱と梁を地面に並べて、ハッカーを使って針金で固定するなどの作業を行っていました。
前身・静岡工業高校時代の「土木科」と違い、流れを受け継いだ「都市基盤工学科」は建築・建設だけでなく、災害時の初動としてのインフラ整備、そして災害を未然に防ぐ「防災」の勉強もすることになっています。
災害はいつ起こるか全くわかりません。災害に耐えうる強度の建築物を作ること、そしてその構造を深く理解することはとても大切だと思います。
午後は視聴覚室で関連DVDを観賞して振り返り学習も行いました。
3年生は高校生活も残りわずか、さらなる勉学を積むことも忘れずに残りの高校生活に励んで欲しいです。
★静岡大学教育学部技術家庭専攻の学生が本校で研修を行いました★
令和3年11月17日(水)午前中、静岡大学教育学部技術家庭専攻3年生8名と担当の室伏先生が実地研修で本校を訪問しました。学校説明を聞いたあと、学校施設をまわりながら授業や実習見学を行いました。
研修を行った学生の中に本校卒業生がいて、平成30年度卒業生の竹澤君(ロボット工学科)でした。懐かしい母校に3年ぶりに戻り、研修を行い感慨深いことだったと思います。
この日はロボット工学科を中心に、電気工学科、建築デザイン科、都市基盤工学科などを見学しました。
この実地研修は毎年行われており、教員を目指す学生にとっては「高校教育の現場」を見られることが大きな収穫になっていると聞いています。
将来の進路決定の参考にしていただければと思っています。
★第94回センバツ高校野球・21世紀枠静岡県推薦校表彰状授与式が行われました★
令和3年11月16日(火)午後5時から本校・視聴覚室にて、第94回全国選抜高校野球大会(春のセンバツ)・21世紀枠静岡県推薦校表彰授与式が行われました。
本校野球部は先日21世紀枠の静岡県推薦校に選出していただき、今回は正式に県高野連や主催の毎日新聞社から激励の言葉や表彰状を授与していただきました。
式には県高野連から高橋会長と渡邊理事長、主催者の毎日新聞社から銅崎静岡支局長が出席して下さり、本校・松村校長の挨拶のあと、杉本主将(都市基盤工学科2年)から決意表明がありました。
全体式終了後、本校同窓会・竹中会長からも激励の言葉をいただきました。
当日はマスコミも多数来てくださいました。12月10日頃東海地区の代表校が発表になる予定です。
毎日新聞・中日新聞・スポーツニッポンは11月17日(水)、日刊スポーツ・スポーツ報知は18日(木)に掲載予定です。
これからも日々の練習に精進して欲しいです。皆様も応援よろしくお願いいたします。
★㊗高校生ものづくりコンテスト全国大会・旋盤部門で本校機械工学科3年・佐野さんが準優勝しました★
機械工学科3年生・佐野碧さんが11月13・14日に神奈川県横浜市鶴見区で行われた全国高校生ものづくりコンテスト・旋盤作業の部に東海ブロック代表として参加、見事準優勝を果たしました。
この大会への東海ブロックの出場枠はわずか「1枠」、東海王者にならないと全国大会出場が出来ないという狭き門をくぐり、佐野さんは8月の東海大会で見事優勝して初の全国大会出場を決めました。全国大会には全国9ブロック(北海道・東北・関東・北信越・東海・近畿・中国・四国・九州)優勝者各1名に開催地・神奈川県代表を加えた10名が参加、静岡県からはすべての正式競技を通して唯一の参加者でした。
学科試験と実技試験を行い、結果は全国準優勝、優勝者(中国ブロック代表)とわずか2点差の僅差でした。しかしながら、全国の強豪相手に堂々準優勝の偉業、立派の一言に尽きます。
佐野さん、準優勝おめでとうございます。次の目標に向かって頑張ってください。
★ALT着任式が行われました★
11月12日(金)朝のHR後に、新しくALTとして科学技術高校に来られたアリエル先生の着任式が行われました。新型コロナウイルス対策のため、事前に収録した動画を各クラスで視聴しました。まず、校長先生から「日本の文化を通して交流してほしい」とお話があった後、アリエル先生から「みなさん、おはようございます」と日本語であいさつがあり、続けて英語であいさつをいただきました。最後に、生徒会長が英語で歓迎の言葉を述べ終了しました。
自転車の街頭指導を行いました
11月11日(木)静岡市と中央警察署合同の自転車の通行指導・啓発活動が実施されました。交通安全委員の生徒も参加し、のぼりを持って街頭指導を行いました。特に葵区内で事故の多い交差点や一時停止場所において重点的に通行指導が行われました。普段何気なく通っている道でも、一時停止や左側通行など注意するべき点に気付いたと思います。
朝は余裕をもって行動し、安全に十分配慮した登校を心がけてほしいと思います。
★《日常の1コマ》応援指導部が早朝清掃をしてくれています★
日常の1コマとして、応援指導部が早朝校内の清掃をしてくれている写真を掲載します。
この日は生徒昇降口や駐輪場付近の清掃を朝早くからしてくれていました。
コロナ禍で活動が制限されている中、普段の練習だけでなく、ボランティア活動をしてくれている姿に頭が下がる思いです。応援指導部以外にもバドミントン部など定期的に校内外の清掃や美化活動をしてくれている部活動もあります。
このような生徒たちに支えられて、本校も日々発展していると心から思います。
★宮城県工業高校の先生方が本校を訪問されました★
令和3年11月10日(水)、創立99年を誇る伝統校・宮城県工業高校(仙台市青葉区)の先生方3名が本校の教育現状および施設の見学のために来校しました。
主に「工業高校における進路指導」「工業高校での国際交流の取り組み」という視点で本校の現状や経験を聞きたいという視点での訪問となりました。当日は進路課長と研修課国際化推進担当(前・国際化推進室長)からの話に熱心に耳を傾けてくださりました。
そのあとは、本校の施設見学や普通教科も含めた授業を見学・参観してくださりました。
本校は工業系専門高校ならではの設備(電子顕微鏡や3Dプリンターなど)も大変充実しており、その充実ぶりは全国的に見ても珍しく今回のように他県からの見学者が絶えません。また本校も他県からの来校者から貴重な情報を収集し、本校で実施した場合有益になるであろう事業等は実施の検討をすることもあります。
このような訪問を通じてお互いが「ウィンウィン」の関係になれれば、と思っています。
宮城県工業高校の先生方、遠方からありがとうございました。
★静岡大学理学部4年生による教職実地研修が行われました★
令和3年11月10日(水)本校にて、静岡大学理学部4年生で理科・数学の教員になる、または教職を目指す学生31名を対象に「教職実地研修」が行われました。この研修は毎年本校にて行われています。(昨年はコロナ禍で中止)
最初に本校副校長から学校の概要説明、そのあと高校の現状と新教育課程について教務課長から説明があり、教育相談室の役割説明が教育相談課長から行われました。
そのあと授業風景を見学し昼食を取ったあと、教頭より保護者・地域とのかかわりの説明が行われ、最後に本校9学科ある工業科を代表して、工業科長から専門高校についての説明がありました。終了時には静岡大学の金子先生からまとめの講義があり、有意義な1日を終えることが出来ました。
教員の過酷さが報道される昨今、教職を志す学生も減ってきていると聞きますが、教育の尊さとその意義を再確認して教職を目指して欲しいと思っています。