学校の出来事

「台風19号長野災害ボランティア」に本校生徒たちが参加

静岡県ボランティア協会主催による「台風19号長野災害ボランティア」に、本校の生徒たちが「災害で困っている人々の力になりたい」と志願し、参加費自己負担で活動を行ってきました。

千曲川の決壊により甚大な被害を受けた長野市穂保地区・津野地区等に入り、家屋の土砂出し等の作業を行うもので、午前6時に静岡駅前を出発、朝から夕方まで活動し、夜9時に静岡へ戻ってきました。

 

被害を受けた墓地で、倒れたお墓の修復や土砂を運び出す生徒たち

 

なお、静岡県ボランティア協会では、12月に出発する第4次隊~第7次隊の参加者を募集しており、こちらにも本校生徒たちが参加します。

 

★都市基盤工学科3年生:国土交通省・静岡県・静岡市・大学生との「渓流点検訓練・合同意見交換会」参加報告★

  11月18日(月)、国土交通省中部地方整備局・静岡河川事務所(静岡市葵区田町)で行われた、
「渓流点検訓練 合同意見交換会」に本校都市基盤工学科3年生5名が参加し、過去の土砂災害の事例を通して、
「情報の展開・共有」および「二次災害防止の対策」等を中心に意見交換を行ってきました。
この事業には国土交通省(中部地方整備局)・静岡県・静岡市の職員に加えて、本校生徒や静岡大学農学部
の学生(11名)も招待され、さまざまな立場から積極的に意見交換が行われました。

合同意見交換会は、各機関混成で1班8名程度に構成したワークショップで議論する形式を取り、
与えられたテーマは「災害時の緊急対応を考える」というやや抽象的なものでしたが、さまざまな
状況をシミュレーションしながら多種多様な意見が交わされていました。

 本校の参加者5名は、日頃の学習を振り返りながら積極的に意見交換を行ってくれました。
卒業後は国交省や近隣の市役所の土木技術者として従事することになっているため、
今回の学習が実際の仕事と重なる内容であり、これらの実体験が今後に生かせる有益な研修となりました。

 翌日に実施された渓流調査・レーザー測量・UAV操作訓練等の現地実習は、授業の関係で参加できません
でしたが、参加生徒から翌日も是非参加したいと強い要望があり、本校生徒の意識の高さと知的好奇心旺盛な
意欲に改めて感心させられました。




☆台湾姉妹校との交流事業に向けた生徒打ち合わせ会議を開催しました☆

 11月25日(月)昼休み、来月9日(月)に実施する台湾の姉妹校との交流事業に向けた打ち合わせ会議を行いました。

 生徒会本部役員、1・2年生各HRの評議委員会委員、今夏の海外研修で台湾を訪問した生徒たち約60名が、交流の日程や内容などを確認しました。

 また、台湾から来校する国立羅東高級工業職業学校の生徒31名とのペアを調整しました。

 有意義な交流事業になるよう、準備を進めていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

★図書室でクリスマス期間(11/19~12/25)のスタンプラリーが始まりました★

 スタンプラリーは、本校の図書委員会が、季節ごとに年間5回ほど企画し実施しているものです。今年度はこれが
4回目になります。
 本を一冊借りると、スタンプが2個もらえ、スタンプが5個溜まるとそのスタンプカードと景品が交換できます。
景品は、お菓子やボールペンなどです。
 景品を楽しみに本を借りていく生徒も中にはいるようですが、ほとんどの生徒は本を借りたら自然とポイントが
溜まるので、景品がもらえるとちょっと得をした気分になるようです。

 

★第19回ものづくりコンテスト全国大会・旋盤作業部門報告★

 11月16日、17日の2日間、大阪府摂津市のポリテクセンター関西で、第19回ものづくりコンテスト全国大会・旋盤作業部門が行われました。

本校からは、東海大会で準優勝した機械工学科3年の石ケ谷君が出場しました。また、作業補佐役で同じく
機械工学科3年で石ケ谷選手のクラスメイトである池田君、金子君も大会に帯同してくれました。

    実は、この部門で本校は、過去18回の全国大会の内、優勝4回(静岡工業として3回、科学技術として1回)、準優勝3回(静岡工業として1回、科学技術として2回)という輝かしい結果を残しており、全国から注目されている学校です。そんな中、本校を知る参加校の先生から多くの声をかけていただきました。



   競技内容は、旋盤を用いて3つの部品を加工し、
①加工時間、
②それぞれの寸法精度と組み合わせた時の寸法精度、
③安全作業、それらの総合得点で競うものです。
  そのほか、当日発表される隠し寸法。その隠し寸法を用いて計算するテーパー加工(おす、めす両方)。
外径、内径のねじ切り作業、ローレット加工、等々高度な作業が組み込まれた課題です。
競技終了後の講評の中で、10人中半分の選手が寸法による減点がなかったとのことでした。
このようなハイレベルでの戦いの中、石ヶ谷選手は使用した機械のクセがつかめず、何カ所か寸法が出ず、苦戦したとのことでした。出場10選手のうち半分の選手が採寸ミスによる減点がない、というハイレベルな戦いの中、石ケ谷
選手も採寸に苦戦し、惜しくも3位以上の入賞を逃してしまいました。
 
 しかしながら、普段の学校での練習時から「自ら考えて作業する」ということを信条とし、当日もそのことに
徹して全力を出し切ってくれたと思っています。結果以外に得たものも多かったと思います。

 皆様の応援、ありがとうございました。

※化学分析部門は11/20付けでHP報告させていただきました。