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第12回卒業証書授与式が行われました
3月2日(月)、第12回卒業証書授与式が行われました。
新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、校長式辞、送辞、答辞については放送により、また学科別に卒業証書は担任から授与され、学年主任・担任・副担任・科の教員から挨拶が行われました。
校長式辞、送辞、答辞の要旨を紹介します。
校長式辞:本校での多様な学びを通して得た技能や知識技術等を活かし、各々が歩む分野でさらなる研鑽に励み、次代を担う社会人、職業人として自立、成長していくことを期待している。今後社会の変化が著しい知識基盤社会の中、自分が望むキャリアを築いていくには、主体的に関わり続けることが必要、そのためには確かな価値観・倫理観・道徳を身につけておくことが大切。また人としてあたりまえのことを、人がまねできないほど一生懸命にやる「凡事徹底」の姿勢が成功や幸せにつながる。
科学技術高等学の卒業生としての誇りを胸に、「凡事徹底」に心がけつつこれからの静岡県・日本の産業界の発展と自身の充実した人生の構築を目指し、持てる力を存分に発揮し活躍してほしい。頑張ってください。
送辞:卒業生の皆様には、部活動等をとおし優しく時には厳しく指導していただき、感謝の気持ちで一杯です。別れはさみしいですが、先輩方から受け継いだ知識・技術・思いを後輩に伝え、残りの高校生活を精一杯過ごしていきます。これまでに乗り越えてきたことの意味や一緒に過ごしてきた大切な仲間との思いで、この学び舎で学んできた知識や経験は1つの繋がりとなり役立つはず。本校で出会った仲間との絆はかけがえのない財産です。科学技術高等学校の卒業生としての誇りを持ち続けてください。
答辞:卒業の日を迎え大きな幸せを実感している。共に過ごした3年間はとても充実した日々で、かけがえのない宝物です。体育祭、蒼穹祭等の学校行事をとして人の支えの重要性等多くのことを学ぶことができ、先生方からは授業、実習や課題研究をとおして、技術者としての技能や知識を学んだ。課外活動では東日本大震災の被災地への訪問は貴重な経験となり、進路決定に大きな影響を受けた。このように様々な指導を受け、学習面だけでなく人として大きく成長することができた。また家族の支えは大きな力となり感謝している。
それぞれ夢や希望を抱きそれぞれの世界へと羽ばたいていきます。これから先それぞれの場所で科学技術高等学校で培った知識と技術、校訓である「未来を切り開く感性と創造力」を胸に刻み、令和という新しい時代を、ものづくりの最前線で活躍できる技術者となるよう、力強く生きていきたいと思う。