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学校の出来事
★2年生の第4回定期テストが始まりました★
1・3年生に先駆けて、2年生の第4回定期テストが12月1日(水)から始まりました。2年生は7日(火)から10日(金)まで3泊4日で山陰・九州地方を中心に修学旅行に出かけます。そのため2年生のみ1週間早く定期テストを実施しています。各クラス、真剣な眼差しでテストを受験していました。
テスト最終日の6日(月)3時間目に体育館にて「修学旅行結団式」を行い、7日(火)朝7時過ぎ頃から各学科ごと静岡駅から研修先に出発します。また出発・帰着及び研修中の研修旅行記は随時このホームページにて情報発信させていただきます。残り2日間、全力でテストに向かって欲しいです。
なお、1・3年生は7日(火)から10日(金)までの4日間、第4回定期テストを行います。
★電気工学科 第一種電気工事士技能試験 熱気あふれる放課後練習!★
夏に実施された第二種電気工事士試験では、2年生全員、3年生希望者が受験し、たいへん良い結果が出ました。 現在は、12月12日実施予定の第一種電気工事士技能試験に向けて2、3年生が頑張っています。 本年は、25名の生徒(2年生10名、3年生15名)が第一種電気工事士筆記試験を突破し、二次試験である技能試験の合格に向けて放課後に、熱気あふれる練習に励んでいます。
昨年度以上の良い結果が、出そうです。
★ロボット工学科の卒業生が実践授業を行いました★
11月27日(土)ロボット工学科の卒業生の脇谷君(静岡大学教育学部 技術教育専修4年生)がロボット研究部の1年生7名、2年生1名に授業実践を行いました。
腕に取り付けた電極で筋肉で発する微弱な電気信号をとらえて信号変換を行い、6関節のロボットアームを動かすというものでした。原理の説明から体験まで2時間の授業で楽しく学ぶことができました。
★都市基盤工学科2年生が現場見学会を行いました★
先日都市基盤工学科1年生の現場見学会の様子をお伝えしたばかりですが、今回は11月26日(金)の4時間を使って都市基盤工学科2年生が静岡市清水区渋川地内の巴川右岸第2排水渋川雨水1号幹線築造工事の現場見学会を行いました。この事業は事業の発注者である静岡市上下水道局と施工業者の三井住友・鈴与・イハラ特定建設業共同体と連携を取って実施しました。
この現場見学会は静岡市清水区渋川・北脇地区の浸水被害の軽減を目的にしたものです。この工事は、地下約10mの深さに内径1800mmの雨水管を約1km築造する工事で、これによって、周辺域が雨に強く浸水被害のない、安心安全で快適な生活を送ることができることになります。
現地では2グループに分かれ、静岡市上下水道局の担当者および三井住友建設の皆様方の講話や現場説明を通して建設工事の内容を深く理解することができました。三井住友建設様の講話では入社三年目の女性社員の方が話をして下さり、生徒にとっては良き先輩からのメッセージとなったはずです。
この現場では、泥土圧式シールド工法で施工しています。(地中を掘削しながらセグメント(壁面)を組み立て地下トンネルをつくる工法)生徒たちは、すでに掘削が完了した地下トンネルを1km(往復2km)歩き、地下トンネル内の構造について学びました。完成後は決して内部に入ることができないトンネル内を見学ができ貴重な体験をすることができました。皆さんはトンネルがどうやってできているのか、どうやってその形を維持しているのか、その構造も含めて不思議に思ったこともあると思います。
現場事務所内では、静岡市上下水道局の森田様(旧静岡工業高校土木科の卒業生)による静岡市技術職員の仕事について説明を受け、現場事務所敷地内では、電子レベルを活用した測量体験、ICTを活用した鉄筋出来形自動検出システムの計測・解析体験を行いました。
このICT技術を活用することで、従来の作業工程と比較し、約1/3の省力化を実現できることを知り、生徒たちは驚きの様子を見せていました。
昼食は三井住友建設様のご厚意でご用意していただいたものをいただきました。普段、建設現場で技術者の皆様方が食べているお弁当を美味しくいただきました。ありがとうございました。
今回の現場見学会では、学校内での授業では学ぶことのできない土木施工技術やICTの先端技術を学ぶ機会となりました。都市基盤工学科で学ぶ生徒たちにとって、今後の学習に生かせる貴重な学びとなったことを指導者側も充分に実感しました。
来週12月7日(火)から2年生は修学旅行に出発します。明日12月1日(水)から定期テストが始まりますが、まずはテストに全力を尽くして、そのあと修学旅行を満喫して欲しいです。
★建築デザイン科2年生対象に土地家屋調査に関する出張講座が行われました★
11月29日(月)3,4,5時間目に本校視聴覚教室にて、建築デザイン科2年生生徒41名を対象に、静岡県土地家屋調査士会様、(公社)静岡県公共嘱託登記土地家屋調査士協会様の御協力をいただいて、測量等に関する「出張授業」が行われました。
土地家屋調査士とは、土地・建物を測量して登記する業務です。現在静岡県の土地家屋調査士は約580名いますが、本校出身者も数多くいます。工業高校の多くの卒業生が、測量会社及び建設会社に就職しますが、卒業後の職業選択の一つとして、土地家屋調査士を目指して欲しいという調査士会、協会様の意向を受けて実施の運びとなりました。
また、当会の社会貢献の一環として、生徒に土地家屋調査士の仕事を知ってもらい、卒業後に測量会社や建設会社に就職しても役に立つ知識と技術を身につけてもらえるような授業を行いたいという思いも込められています。
講義は1班につき10~11人に分け、4班編制で行われました。午前中は概要説明のあと班別研修となり、主にGNSS(GPS)ネットワーク型RTK法を活用しての埋設物の検索や、
3Dレーザースキャナーを使用した測量体験、
トータルステーションとテープによる測量方法を用いた面積誤差の確認を行いました。
午後は主に座学中心となり、「土地家屋調査士の1日」紹介の動画視聴、講演として土地家屋調査士の仕事説明およびこの資格がいかに必要な資格であるかの説明、地図や土地登記事項証明書・地積測量図の見方などの説明を受けました。生徒はメモを取りながら熱心に耳を傾けていました。
先日このHPで都市基盤工学科の現場見学会も紹介しましたが、製図や測量・鉄筋組立などの学習については都市基盤工学科と建築デザイン科はリンクするところもあります。もちろん、検索デザイン科は「デザイン」や「内装インテリア」部門の学習も含まれています。さまざまな分野の学習を重ねて広い視野の知識を習得して、次の進路へ向かって欲しいです。
皆様、御協力ありがとうございました。
なお、当日はテレビ静岡様が取材に来てくださいました。11月29日(月)夕方のニュースで放送予定です。