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学校の出来事
令和4年度 第1回防災訓練を行いました
5月13日の7限のLHRの時間に、第1回防災訓練を行いました。
災害時の安全確保と避難経路の確認を目的として実施しました。
今回は、コロナ感染防止のため、全体での避難は行わず
避難時の注意点や、災害時に備えておきたいものを伝えているHRもあり防災意識が高まった様子が見れらました。
第二種電気工事士 筆記試験合格に向けて (電気工学科)
電気工学科2年生41名は、5月29日(日)に行われる
第二種電気工事士筆記試験 合格に向けて
授業や家庭にての学習を加速させ、頑張っています。
筆記試験に合格すると、次の技能試験を受験することができ、
技能試験に合格後、静岡県知事に申請を行うことにより
免状を取得することができます。
第二種電気工事士を取得すると、一般家庭などの
電気工事を行うことができます。
電気工学科では、毎年全員の生徒が
第二種電気工事士を取得して卒業しています。
令和4年度 第二種電気工事士上期試験
筆記試験 5月29日(日)
技能試験 7月23日(土)
★遠足旅行記①情報システム科1年・建築デザイン科1年・電子工学科1年★
5月11日(水)に全クラス対象にホームルーム・デー(遠足)が実施されました。帰着後各クラスからいただいた貴重な写真を遠足旅行記として数回に分けて紹介します。
まずは、情報システム科1年。「御前崎観光」と称して、御前崎市を中心に研修、御前崎灯台やその周辺・マリンパーク御前崎を訪問、最後は茶摘み体験をして研修を終えました。
建築デザイン科はバスを利用しない徒歩での研修。日本平登山や日本平ホテルでの研修を行いました。
電子工学科3年は今年度末閉科となることが決まっており、最後の遠足となります。学校からアメリカンスクールバスに乗って富士市へ、富士山世界遺産センターと富士パークゴルフで研修を行いました。特に富士パークゴルフではゴルフ実習を経験、一部の生徒は授業でターゲットバードゴルフなどを行っており、参考になったはずです。
次回はロボット工学科1年、機械工学科2年、電気工学科2年の様子をご案内する予定です。
★全校生徒がホームルームデー(遠足)に出発しました★
令和4年5月11日(水)全校生徒が遠足に出発しました。富士急ハイランド、エアパーク、初島、横浜、うなぎパイファクトリーなど行先はクラス・学科さまざまです。この遠足は開校以来、毎年12月に行われていましたが、年度当初の人間関係を早めに構築したいという趣旨から平成30年度より春先5月に移行しました。一昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止、3年生のみ12月に行いました。昨年はこの時期に全学年実施しました。
出発の様子を紹介します。
後日全クラスの様子を順次紹介していく予定です。
この遠足は新型コロナウイルス感染症の感染防止対策を十分に施して行われています。
体育祭の種目決めが行われました
5月6日(金)のLHRの時間に各学級で体育祭の種目決めが行われました。
ある学級では体育委員の生徒がプロジェクターを活用して競技の説明を行っていました。
進路相談会に参加しました
理数科と工業科希望者がツインメッセ静岡で開催された
「学び博 in 静岡 国公私立大学 入試・進学相談会」に参加しました。
1年生から参加する生徒も見られました。
放課後補講が始まりました
3年生を対象とした放課後補講が始まりました。
原則的には、以下のように曜日で科目が決まっています。
月曜日 数学
火曜日 化学
水曜日 物理/生物
木曜日 英語
なお、例年放課後講座に入れていました小論文講座は、
6月募集の7月放課後と夏季補講での実施を予定していますので、
合わせてお知らせします。
受験は夏が勝負です。気を引き締めていきましょう。
PTA役員会が行われました
5月6日(金)に、5月25日(水)開催予定のPTA総会に先立ちPTA役員会が行われました。多くの役員の方に参加していただき、コロナウイルス感染対策を徹底した上で行われました。
★ 議事
第1号議案 令和3年度事業報告・決算報告に関する件、監査報告
第2号議案 令和4年度新入会員の承認に関する件
第3号議案 令和4年度役員選出に関する件
1年生を対象に交通安全教室が開催されました
4月22日(金)LHRの時間、生徒課の交通係の先生が講師を務め、1年生を対象に主に自転車通学に関する交通安全教室が開催されました。
内容としては、交通事故を起こしたとき問われる3つの責任、自転車安全5則、知っておきたい道路標識等の一般的な注意事項、更に本校周辺の交通ルール、事故を起こしたとき加害者の立場、被害者の立場での対応方法について話しがありました。
高校生の自転車交通事故が多く、中でも1年生の事故が顕著との報道がありました。本校では全校生徒の約90%が通学に自転車を使っており、1年生はまだ自転車通学に慣れていないため、通学途上事故に巻き込まれる可能性が高いと思われます。
生徒の皆さんは、今回の交通安全教室での注意事項をしっかり守り、安全に通学して欲しいと思います、また保護者の皆さんも交通安全について、お子様に声掛けをお願いいたします。
電気工事士全国高校生合格者ランキング
電気書院から、2021年度第一種電気工事士全国高校生合格者
ランキングが発表されました。
電気工学科では、第一種電気工事士資格試験の取得に力を入れて
おりますが、昨年度は24名の生徒が合格しました。
全国の高校で、25番目の合格者数であり、
静岡県内の高校では、合格者数が第一位となりました。
本年度も、電気工学科では、一人でも多くの生徒が合格できるよう
第一種電気工事士資格試験に向けて、力を入れていきます。
第一種電気工事士は、ビルや商業施設など、大規模な建物
(高圧の電気を受電する設備)の電気工事に必要な資格です。
第二種電気工事士の全国高校生合格者ランキングは、全国順位8位と
なっており、94名の生徒が合格しました。
(第二種電気工事士は、機械工学科、電子工学科、ロボット工学科、情
報システム科、電気工学科の生徒が、昨年度受験しました。)
第二種電気工事士は、一般家庭などの配線工事を行うことができる
資格です。
一斉委員会が行われました
本校の行事や日常の活動を顧問の先生の指導の下、生徒が主体的にかかわり運営していくために、各クラスの代表による13の委員会が設けられています。各委員会が4月18日(月)から4月21日(木)の期間に一斉に開催されています。
初日は視聴覚・放送委員会、図書委員会、ボランティア委員会、文化委員会が行われました。
各委員会では、委員長、副委員長の選出、今年度の活動計画等についての確認が行われ、生徒が前に立ち意見を取りまとめる姿や、積極的に意見を述べる姿が見られました。
特に保健衛生委員会では、感染症対策のため消毒液の補充や各教室に設置された二酸化炭素濃度測定器についてなど話し合いが行われました。また、体育委員会では競技の提案を求めていました。本校体育祭名物「TAWARAちゃん」に続く新たな競技に乞うご期待。
★夏季英語研修(Summer English Camp in 2022)の説明会が行われました★
令和4年4月19日18時30分より、本校視聴覚室にて8月22日(月)~24日(水)の3日間本校で行われる夏季英語研修(English Summer Camp)の説明会が開催されました。平日夜のお忙しい時間にもかかわらず、保護者の方々を含めた39組が説明会に参加、研修への参加を前向きに検討してくださりました。
説明会は本校・小野校長や担当業者の(株)ISS国際交流センター様も参加、研修の意義や日程・概要等を説明してくれました。説明会参加の皆様も興味深く説明に耳を傾け、意欲的な姿が見られました。
毎年シンガポール・台湾などの海外研修を行ってきましたが、コロナ禍となった令和2年度は中止、令和3年度は直前まで掛川市の「つま恋リゾート」を使って宿泊を伴う研修を計画していましたが、直前になって緊急事態宣言が発令されたため、宿泊を伴わない学校での研修に切り替え実施、本年度もつま恋での実施を計画していましたが、コロナの完全収束が見通せない現状を鑑みて断腸の思いで年度当初から校内実施を決定して参加者を募っています。
場所は変われど、ネイティブが発するオーセンティックな英語やネイティブしかわからない文化の違いを肌で実感する異文化理解の学習する貴重な経験が出来ることには変わりません。是非興味がある方は、本校研修課長・深見先生(英語科)までお声がけください。
来年度以降はコロナの収束状況を考慮しながら、海外研修に戻すか国内研修で実施するか検討していきます。現在本校に興味を持っている中学生の皆様も是非本校とご縁があったあかつきには英語(外国語)に興味を持って、研修に参加して欲しいと思います。
なお、この英語研修には毎年本校同窓会から物心両面における支援をいただいています。この場を借りて深くお礼を申し上げます。
理数科(理工科)の授業風景
本校理数科(理工科)では、工業科との併置という特色を生かした『科学技術基礎』、『科学技術応用』という授業を開設しています。1年次の科学技術基礎では、工業科7学科の基礎的基本的な実習を金曜日の午後2時間連続の授業で実施しています。工学的な感性を培い、生徒自身の適性を確認することが目的です。3年次の科学技術応用では、主に工業科4学科の発展的な実習を月曜日の午前2時間連続の授業で実施しています。ものづくりや実験を通して科学技術の未来を探究することを目的としています。
以下の写真は、左が1年生、右が3年生の様子で、ともに機械工学科での授業の様子です。
対面式が行われました
4月15日(金)のLHRの時間に、校内放送を使い対面式が行われました。
まずは生徒会長から新入生に向けてメッセージが送られました。
「新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。
在校生一同、新入生のみなさんを心から歓迎します。
みなさんと一緒に学校生活を送れることを、とても楽しみにしていました。
科学技術高校では、文化祭や体育祭が大規模に行われ、内容も充実しているので、中学校とは異なる多くの体験ができると思います。
また本校には、本格的な機械を用いた実習や、様々な種類の部活動など、特徴的なものがたくさんあります。
休み時間や放課後に、新しくできた友達と学校を回ってみると、新しい経験を通して、自分の新たな一面に気が付くきっかけが得られるかもしれません。
ぜひ、本校での日々を大切にし、充実した時間を過ごしてください。
そして、身に付けた知識や技術を、みなさんが描いている夢の実現に役立ててください。
私たち2・3年生とも、素敵な思い出を作っていきましょう。
わからないことがあれば、何でも聞いてください。
以上をもちまして、歓迎の挨拶とさせていただきます。」
続いて、新入生代表から入学にあたっての抱負が述べられました。
「4月6日、期待に胸を膨らませて、私たち新1年生は本校に入学しました。
晴れて科学技術高校の生徒となり、新しい仲間たちとともに高校生活を楽しんでいます。
私の将来の夢はものづくりに関わる仕事に就くことです。
新しい技術や素材、製品などを開発して社会に貢献したいと考えています。
そのために授業や実習に前向きに取り組み、成長していきたいと思います。
これから部活動や蒼穹祭など楽しみなことがたくさんあります。
わからないことや不安なこともありますが、ここで出会えた先輩方、先生方、そして同じ学年の仲間たちと一緒なら、乗り越えられると思います。
高校3年間を充実した素晴らしいものにするために、一日一日を全力で楽しもうと思います。
本日はこのような式を開いてくださり、ありがとうございました。
これからよろしくお願いいたします。」
最後に、各クラスにおいて、生徒会役員から1年生の各クラスの代表に、記念品の文具セットが贈呈され終了しました。
4月8日(金)1年生LHRの様子
4月8日(金)1年生はLHRの時間に自転車点検を行いました。ブレーキのかかり具合、ベル、スタンドなど確認し、合格した人からシールを貼っていきました。工業高校生として自分で点検・修理できるようになると家計に優しく嬉しいですね。
1年生第1回学年集会が行われました。
4月8日(金)に、1年生は体育館において第1回の学年集会が行われました。
まず学年主任の先生から、2点お願いがありました。
①教室で8:20のチャイムを落ち着いて聴けるようにしてほしい。保護者の方が朝早くお弁当を作ってくれているので、不注意で間に合いませんでしたということがないようにしてほしい。
②各クラスの顔と名前を覚えて、友達を作ってください。同じ中学校から来た人がいると心強いが、新しく科学技術高校の生徒になったので、新しい友達を作って学校生活を充実させてほしい。
引き続き各課の先生方から、学校生活における注意事項等、下記のような話がありました。
【生徒課】
「中学校とは生活が大きく変わる。入学のしおりと生徒手帳にルールが書いてあるので、しっかり読んで確認してほしい。頭髪については決まりがある。いろいろな企業や大学の方が話しに来てくださる。また、実習等で機械や薬品を扱うので、安全面でも髪の長さに気をつけてほしい。」
また、スマートフォン使用上の注意、私物の管理、いじめへの対応について説明がありました。
【進路課】
「進路通信を配布したが、もう読んだでしょうか。入学してからの進路選択や部活動についてかいているので、まだ読んでいない人がいたらまず読んでほしい。今後の進路についてまだ決めていない人もいると思うが、科目選択もあるので家の人と相談して進路を決めてほしい。」
また、勉強と部活を両立し高校生活を充実させることや、土曜講座の申し込みについて、自分の進路を考慮して決めてほしいと話がありました。
【教育相談室】
「高校生になって楽しいこともあり良い面もあるが、大きな変化はみなさんにストレスがかかる。つらくなった時やしんどくなった時に皆さんを助けるのが教育相談室。”しんどい” とか ”少しおしゃべりしたい” と思ったら教育相談室(愛称:オアシス)にぜひ来てください。」
また、教育相談室の先生の紹介や、スマートフォン使用上の注意について話がありました。
【研修課】
「英検の申し込み用紙をもらっていると思うが、ぜひ1年生のうちから挑戦してほしい。進学や就職にも役立つし、英語力を高めることができる。また、海外研修について、昨年度から新型コロナウイルスの感染防止のため海外に行くことができないが、今年度は国内でイングリッシュサマーキャンプを行い、アウトドア要素も取り入れ楽しく英語研修をする。興味がある人は、説明会もあるのでぜひ参加してほしい。」
【教務課】
「成績について、テストだけでなく授業態度も考慮し評価するが、著しく結果が良くないと1年生から進級できない(原級留置)ことがあるので、常に勉強をし続けてほしい。」
進路に関する3年生の学年集会が行われました
4月8日(金)のLHR、3年生に対し進路に関する学年集会が行われました。
まず全員が体育館に集合し、新たに3年生の指導をしてくださる先生方の紹介が行われました。
次に学年主任の先生から下記のような話がありました。
「最終学年になり卒業まで残り325日となりました。人生の岐路に立っているということを意識して生活しましょう。
また、民法が改正され成人年齢が引き下げられました。3年生のみなさんは誕生日を迎えると成人として扱われます。成人となるとクレジットカードの契約やアパートの賃貸契約なども可能になります。加えて、もしも犯罪に手を染めると実名報道される立場となりました。みなさんにとって犯罪は身近なものではないと感じるかもしれませんが、自転車での交通事故やSNSでのトラブルなどに気を付けてください。甘い勧誘などにも注意してください。
新学期から暗い話をしてしまいましたが、この1年間で更なる自己投資を行い、進路実現している姿を見せてください。楽しみにしています。」
この後、研修課長の先生から実用英語技能検定(英検)取得と英語研修についての説明がありました。
最後に、進路課長のお話があり、理数科はクラスで、工業科は体育館で就職希望者と進学希望者に別れ、各々進路課の先生から進路実現に向けた準備の話をしていただきました。
2年生の学年集会が行われました
4月7日(木)LHRの時間、2年生は学年集会が行われました。
まず学年主任の先生から2年部の先生の紹介と学習習慣の確立、コミュニケーション能力の向上、進路の具体化、生活習慣の定着の4つの目標について話がありました。
この後、研修課の先生から実用英語技能検定(英検)取得と英語研修についての説明がありました。
最後に、コミュニケーション能力の向上のために生徒会副会長の生徒とロボット工学科の代表生徒がスピーチを行いました。学年全体の前でしたが、2人とも堂々としており大変上手に話をしていました。
新1年生 本校での高校生活がスタートしました
入学式から一夜明けた4月7日(木)、1年生の本校での高校生活がスタートしました。
本日は身体測定、視力・聴力検査、頭髪検査、また各種委員会のクラス委員など、クラスとして活動するために必要な決め事が行われました。
明日4月8日(金)は課題テストが行われ、4月11日(月)から授業が始まります。
入学式の後、後援会・PTA入会式、学校からの説明が行われました。
入学式の後、新入生は各クラスに移動しホームルーム指導が行われ、保護者には後援会・PTAの入会式、学校からの説明が行われました。
後援会・PTAの入会式では各々の会長から次のような挨拶がありました。
後援会会長
「これからの3年間、勉強をするだけでなく、大人になる前の多感な時期、利害関係にとらわれずなんでも遠慮なく話すことができ、一生付き合えるよき友を多く作ってほしい。」ということを保護者の皆様からお子様に達に伝えてください。
PTA会長
「本校では普通の勉強に加え、社会に出て役立つより専門的な知識・技術・技能を学ぶため、子供の負担が大きくなることがある。保護者の皆様には、お子様の変化に気づいていただきたい、そして優しく声をかけて欲しい。この学校に入学できたことを誇りに思う3年間にしてほしいと思う。」
学校からの説明は、教頭先生から成年年齢が18歳に引き下げられることによる変化点と本校の対応について。及び欠席遅刻連絡方法について説明が行われた後、分掌各課から各課の役割と関連諸連絡が行われ、最後に学年主任の先生から保護者の皆様へ次の二つのお願いの話があり終了となりました。
①朝のショートホームルームの時間に間に合うよう、お子さんを送り出して欲しい。
②お子さんの変化に気づいて欲しい。ちょっとした気になる変化があった時、家庭で抱えるだけでなく、学校と連絡を取り相談しながら、成長を見守って行けたらと思う。
3年後に笑顔で卒業式を迎えられるよう、学校全体でサポートしていきたいと思います。
令和4年度の入学式が行われました
4月6日(水)の午後、令和4年度の入学式が行われました。新型コロナウイルス感染予防のため、昨年に引き続き例年より時間を短縮し行われました。
まず今年度の新入生(全日制320名、定時制9名)が起立、校長先生から入学の許可をいただきました。
続いて校長先生の式辞があり、新入生に向け次のようなメッセージが送られました。
『満開の桜が咲き誇り、春爛漫のこの良き日に、全日制PTA会長・小野重光様、定時制PTA会長・平松幹枝様、学校後援会会長・杉浦雄一郎様、同窓会長・竹中正巳様、学校評議員・小池澄男様をはじめ、役員の皆様のご臨席を賜り、静岡県立科学技術高等学校、令和四年度入学式を挙行できますこと、教職員を代表して厚く御礼申し上げます。
厳しい入学者選抜試験の中、みごとに合格を果たし、本日、大きな志を持って入学された、全日制の課程320名、定時制の課程9名の新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
また、お子様の成長を温かく見守り、本日をお迎えになられた保護者の皆様に、心からお祝い申し上げます。
さて、本校は平成20年に、理系のスペシャリスト育成を目指し、理数科と工業科を併置した新しいタイプの専門高校として開校しました。産業技術が高度化するなか、研究開発や設計にとどまらず、新たな価値を創造する発想も求められ、そのためには、基礎となる豊富な知識と教養を身につけなければなりません。本校では、基礎学力の充実を図り、実験や実習を通して興味関心を高め、さらに主体的な学びを深める独自のプログラムを展開しており、県内公立高校屈指の充実した施設・設備が皆さんの学びを後押ししてくれることでしょう。
皆さんの高校生活の出発にあたり、「夢に向かって、人生を切り開く」ということについてお話したいと思います。
新入生のみなさんのなかには、将来の夢を明確に持っている人がいる一方で「これから自分の夢を見つけたい。」と考えている人もいると思います。
「夢をかなえたい」と言いつつも、自信をもって「本気で取り組んでいます」と胸を張ることができなかったり、「夢を見つけたい」と言いながら、「見つけようとして具体的に動いていない」ということはないでしょうか。
そこで、イギリスの作家で医師、サミュエル・スマイルズ(Samuel Smiles)が著した『自助論』の内容を要約して、一部紹介させていただきます。
「夢に対して、ただあこがれているだけでは、その夢はしぼんでしまう。夢を夢で終わらせないために、たとえ一回でも勇気を出してやってみる、まずは動き出してみる。夢に向かって踏み出したその一歩は、自分が思っているよりも、ずっと大きな意味がある。しかし、実際に動いてみたら、すぐ壁にぶちあたってしまうことだってあるかもしれない。でも、それは本気で挑戦したからこそ、わかること。壁があることを知ったから、それを乗り越える方法を探すことで、前よりずっと夢に近づくことができる。」
科学技術高校では、「目指せ! 理系のスペシャリスト」を合言葉に、毎日ワクワクするような高校生活が送れるよう、私たち教職員は「チーム科学技術高校」として一丸となり、皆さんの夢の実現に向けて全力でサポートしていきます。
さて、保護者の皆様にお願いがございます。高校での成長には目を見張るものがありますが、いろいろな場面においてお子様は悩み、考え、決断しなければなりません。その壁にぶち当たらない生徒はいません、誰もが通る道です。その過程を理解し、困難を乗り越えた先に成長があります。お子様が困難を乗り越えるために苦しんでいる姿を見て、手を出したくなることと思いますが、本校の教育目標や教育方針を御理解いただきまして、成長を見守っていただきたいと思います。
なお、学校の様子はホームページなど、いろいろな方法で皆様にお伝えしてまいります。なにとぞ御理解と御協力をいただきますよう、お願いいたします。
むすびに、本日の入学式に当たり、新入生の皆さんの3年間が、実り多いものとなり、将来の夢を実現させる力強い第一歩になることを願うとともに、本日、ご列席いただきましたご来賓の皆様に重ねてお礼を申し上げ、今後とも本校教育に格段のご支援を賜りますようお願い申し上げて、式辞といたします。』
最後に新入生代表による次のよう宣誓が行われ、入学式は終了しました。
「本校の生徒となった喜びと、これから始まる高校生活への期待で胸がいっぱいです。これからの3年間新たな仲間とともに、勉学に励み、本校の生徒にふさわしい知識や技術を身に付け、今日から本校で過ごすかけがえのない一日一日を、大切にしたいと思います。今までと違う新しい生活様式の中で始まる新たな学校生活を、新入生一同それぞれが見据える目標に向かって、日々精進していくことをここに誓います。」
令和4年度 着任式・始業式が行われました
4月6日(水)令和4年度 着任式・始業式が体育館にて行われました。
着任式では、着任された25名の職員について、校長先生から一人一人紹介いただきました。
引き続き始業式では、校長先生から次のような式辞をいただきました。
『令和4年度が始まりました。
新2・3年生のみなさん、進級おめでとうございます。
本日午後には、夢と希望を胸に、1年生320名が入学します。
2年前、1年前、どんな気持ちで入学式を迎えましたか。「初心、忘るべからず」入学時に抱いた決意を振り返り、毎日を大切にしていきましょう。
これから始まる新年度が、みなさんひとりひとりにとって、有意義なものになることを願っています。
「未だ、見たことのなかった自分を目指しなさい。
心は熱く、一生に一度くらい、本気でやってみなさい。
必ず達成します。 運命をつくりなさい。」
これは、松下村塾を主宰し、明治維新で活躍した若者たちに多大な影響を与えた吉田松陰の言葉だと伝えられています。
人は誰でも、自分の中に自分の知らないすばらしい自分が眠っている。しかし、人は皆、自分の中にある能力のほとんどを使わずに、まして気付くことさえないままに、その人生を終えてしまうのだそうです。
人生とは、未だ出会ったことのない自分、試練を経て成長した先にある新たな自分を求める旅であると言えるかもしれません。
「未見の我」に気付くためには、自分自身を深く見つめ直し、外部の刺激に触れ、何かに本気に取り組むことが大切です。本気に取り組む時だけ、内に眠っている才能が発揮されます。その結果が成功であれ、失敗であれ、未だ見ぬ自分に出会えた時に、人は感動し、成長した自分に気づくはずです。偉人と呼ばれる人々の伝記を読んでみると、その偉業のきっかけのほとんどが、「未見の我」との出会いにあることがわかります。
「未見の我」と出会うために、『微差』は『大差』を実践することをお勧めします。
「自分の周りをいつもきれいにする」「人にはいつも笑顔で接する」「常に前向きな言葉を使う」「自分のやることに少しのこだわりを持つ」等々、ひとつひとつはどれも難しいことではないし、誰にもできることです。こうした「微差」を積み上げていくと、やがて大きな成果を生み出すことになります。
いきなり最初から大きなことを成し遂げようとしなくとも、まず、こつこつと、自分にできる「微差」を積み上げていきましょう。毎日ワクワクしながら、充実した高校生活を送り、それぞれが「未見の我」との出会いを楽しみに挑戦していってほしいと願います。
私たち教職員一同、「チーム科学技術高校」として、心から応援しています。
私は、みなさんの授業や部活など、生き生きと頑張っている様子を、時間の許す限り見て回りたいとおもいます。その節は、よろしくお願いします。』
★離任式および校長退任式が行われました★
3月30日(水)新型コロナウイルス感染防止のため、職員室において、退職および異動される教職員とのお別れの会および放送による離任式、校長退任式が行われました。
お別れの会では、本校を離任される先生方お一人お一人から、お別れの言葉をいただき、生徒会と浅縹会からそれぞれ花束と御餞別を贈らせていただきました。
生徒達には放送を通じ、校長先生から離任される先生方、定年退職後引き続き本校で教諭として勤務される先生方の紹介がありました。
最後に、退任される校長先生からお言葉をいただきました。
「逆境においても高い志を持ち、全力で取り組む優秀な生徒の皆さんとそれを熱心に指導される先生方に囲まれたすばらしい2年間を過ごすことができました。科学技術高校の発展と皆さんの活躍を心から祈念しています。ありがとうございました。」
理数科 春期勉強会
3月22日(火)に理数科の春期勉強会をグランシップにて行いました。慣れない場所で自習を行うことにより、持続力や集中力などを養い、学習習慣を確立することを目指して、自学自習しています。また、卒業生が訪れ、自分の受験で体験したことを下級生へ伝える「進路報告会」も行われました。
【1年生】
夏に続いて2回めのグランシップ勉強会です。オンライン学習教材を使って自習する生徒もおり、自学自習のスタイルにも多様性が見られます。机に向かう集中力が高まり、理数科の生徒としての成長を感じました。
卒業生の進路報告会では、「進路が決まる時期が遅く(1月以降に)なって、不安になることは?」という質問があり、「確かに気になったが、理数科のクラスでは、遅くなる人が普通で、クラスの中で励ましあった。」との回答を受けていました。
【2年生】
理科の選択科目(物理、生物)や英語の授業も行われました。
先輩たちの受験報告を今まで以上に真剣に自分のこととして受け止めている様子を感じました。模擬試験での判定の受け止め方や推薦入試を希望するときの心構え、受験するために必要な覚悟など、具体的な助言を聞くことができていました。
卒業生の皆さんは、新生活に向けての準備で忙しいところ、後輩たちのために足を運んでいただき、ありがとうございました。皆さんの健康と今後の活躍を心から願います。
表彰者紹介
令和3年12月24日から令和4年2月24日までに諸活動で顕著な成績を挙げた皆さんです。全校集会が行われないため、学校HPで紹介いたします。
建築デザイン科1年 | 第41回建設論文(県建設業協会主催) | 優秀賞 | A1 | 鶴橋 千聖さん |
建築デザイン科1年 | 第41回建設論文(県建設業協会主催) | 努力賞 | A1 | 大村 茉布さん |
建築デザイン科1年 | 第41回建設論文(県建設業協会主催) | 努力賞 | A1 |
嶋結 女乃さん |
自然科学部 | 山﨑賞 | 山﨑賞 | B2 |
平井 萌乃さん |
自然科学部 | 山﨑賞 | 山﨑賞 | R2 |
青木 侑太さん |
M2 | 向笠 裕哉さん | |||
M2 | 大石 隼士さん | |||
E2 | 大髙 裕暉さん | |||
D2 | 鈴木 陸功さん | |||
機械工学研究部 | 令和4年度 アート作品コンクール | 奨励賞 | R2 | 原島 裕一さん |
(自動車班) | M1 | 松永 颯太さん | ||
M1 | 望月 稜さん | |||
E1 | 飯ケ濵 壮太さん | |||
U1
|
宇都 明守架さん
|
|||
情報処理研究部 | 日本情報オリンピック 第2回女性部門 本選 | 敢闘賞 | J2 | 山内 泉さん |
写真部 | SANGIAWORD2022グラフィック&デザインアートコンテスト写真部門 | 大賞 | F2 | 大江 満実さん |
写真部 | SANGIAWORD2022グラフィック&デザインアートコンテスト写真部門 | 入選 | A2 | 植松 琉汐さん |
A2 | 市川 碧海さん | |||
R2 |
大澤 暖人さん |
|||
教養力テスト 成績上位者 1年生 | 1 位 | J1 | 中村 春翔さん | |
2 位 | J1 | 森 渡志樹さん | ||
2 位 | R1 | 古永家 章悟さん | ||
4 位 | A1 | 田村 桃子さん | ||
4 位 | A1 | 寺井 ことみさん | ||
6 位 | F1 | 杉山 諒佳さん | ||
6 位 | A1 | 古地 隼大さん | ||
8 位 | J1 | 木伏 壱護さん | ||
8 位 | S1 | 宮﨑 春暖さん | ||
8 位 | R1 | 西井 千逸さん | ||
教養力テスト 成績上位者 2年生 |
1 位 |
E2 |
北沢 昇大さん |
|
1 位 | A2 | 植村 杏さん | ||
1 位 | R2 | 萩原 和樹さん | ||
4 位 | M2 | 藁科 大輝さん | ||
5 位 | A2 | 別府 幹久さん | ||
6 位 | J2 | 内藤 紘哉さん | ||
7 位 | E2 | 伏見 竜希さん | ||
7 位 | A2 | 山本 羽華さん | ||
9 位 | A2 | 服部 和馬さん | ||
9 位 | A2 | 宮崎 朔弥さん | ||
9 位
|
B2
|
松下 真歩さん
|
||
第8回あいのうた 出会いから子育てまでの短歌コンテスト (静岡県健康福祉部こども未来課主催) |
優秀賞 | M2 | 山梨 圭翔さん | |
入選 | D2 | 佐藤 宏太さん | ||
入選 | A2 | 竹内 悠菜さん | ||
入選 | U2 | 原 千智さん | ||
入選 | U2 | 丸山 颯太さん | ||
入選 | B2 | 杉田 秋香さん | ||
入選 | F1 | 増田 遥斗さん | ||
入選
|
A1
|
小澤 崇史さん
|
||
建築研究部 | 秋田県立大学主催 全国高校生建築提案コンテスト2021 |
佳作 | A2 | 小川 さくらさん 吉田 歌多さん |
建築研究部 | 日本造園建設業協会主催 第48回全国造園デザインコンクール A住宅造園部門 |
入選 | A2 | 小川 さくらさん |
建築研究部 | 日本造園建設業協会主催 第49回全国造園デザインコンクール B街区公園部門 |
入選 | A2 | 小澤 櫻子さん |
建築研究部 | 日本造園建設業協会主催 第50回全国造園デザインコンクール C商業施設部門 |
入選 | A2 | 杉山 緑和さん |
建築研究部 | トライデントデザイン専門学校主催 インテリアデザインコンテスト |
審査員特別賞 | A1 | 鶴見 和希さん |
建築研究部 | トライデントデザイン専門学校主催 インテリアデザインコンテスト |
入選 | A1 | 鶴橋 千聖さん |
建築研究部 | 東北芸術工科大学主催 第27回全国高等学校デザイン選手権大会2021 |
入選 | A2 | 小川 さくらさん 吉田 歌多さん |
建築研究部 | ものつくり大学主催 第11回 高校生建設設計競技 |
3位 | A2 | 高杉 桜生さん |
建築研究部 | ものつくり大学主催 第12回 高校生建設設計競技 |
佳作 | A2 | 吉田 歌多さん |
建築研究部 | ものつくり大学主催 第13回 高校生建設設計競技 |
佳作 | A2 | 別府 幹久さん |
建築研究部 | ものつくり大学主催 第14回 高校生建設設計競技 |
佳作 | A2 | 杉山 由依さん |
ラグビー部 | 第26回東海高等学校選抜ラグビーフットボール大会Bブロック | 3位 | ||
ロボット研究部 | 第30回静岡県高校生ロボット競技大会 自律制御ロボット部門 |
準優勝 | F3 | 上仲 令真さん |
チーム名「FFJ」 | F3 | 河合 智樹さん | ||
F2 | 米嶋 杏花さん | |||
J2 | 飯田 未来さん | |||
ロボット研究部 | 第30回静岡県高校生ロボット競技大会 自律制御ロボット部門 |
第3位 | F1 | 太田 一希さん |
チーム名「チーム運び屋」 | F1 | 出羽 諒成さん | ||
F1 | 安竹 聖仁さん | |||
ロボット研究部 | 第30回静岡県高校生ロボット競技大会 自律制御ロボット部門 |
第5位 | F1 | 杉山 駿太さん |
チーム名「楽高」 | F1 | 杉山 諒佳さん | ||
J1 | 森 渡志樹さん |
令和3年度の終業式・壮行会が行われました
3月18日(金)令和3年度の終業式・壮行会・諸連絡が放送を通じ行われました。
終業式では校長先生から次のような式辞をいただきました。
「令和3年度もコロナ禍、さまざまな制約や、不安な日々を送らざるを得ない毎日でしたが、友人や御家族、先生方と励ましあい、ここまで皆さん良く頑張ってきました。
さて、先日3月1日に令和3年度の卒業式を3年ぶりに体育館で集合開催しました。式辞で私は、「自分はこう思うという自分軸での考えを持つ事の大切さ」について話しました。ノーベル物理学賞を受賞した真鍋淑郎さんに触れ、当時はだれも研究していなかった気候学を研究テーマに選び、独自の研究活動とその偉大な成果について述べました。実は私たち自身も、日々答えのない課題に向き合っています。感染症対策やワクチン接種の是非、経済活動との両立など、コロナ禍2年目を迎えてなお、新たなフェーズに入り私たちは日々戸惑い、判断を求められています。新しいことに挑戦する事においても、答えのない課題に直面した時にも私たちは、自分はどう思うかという自分軸での考えを持たねばなりません。しかし、自分軸でのものの考えとは、決してそれが変わってはいけないものではないし、ひとりよがりであって良いという事ではありません。
東京オリンピックで使われた新国立競技場の設計や東京銀座の歌舞伎座などを手掛けたことなどで知られる隈研吾さんが、建築の仕事について、「自分の考えをストレートに形にすることのできる建築家は、自分自身のメッセージを直接社会に働きかける力がある」と述べていることを紹介しました。隈研吾さんの作品は「周囲を圧倒しない建物」とか「隈イズム」といわれますが、周囲の環境と調和する建築物を目指しているそうです。国立競技場の設計では、可能な限り建物の高さを出さないよう考え、軒ひさしと呼ばれる部分に木材を用いていますが、それは神宮の杜との調和を図り、風を取り入れるためだと言います。
新歌舞伎座の設計では、これまで5度にわたる新築工事に、それぞれに建築家がいたのですが、歌舞伎役者が代々の名前を襲名し、先代の遺産をうまく使いながら演じているように、これまでの建築家の積み上げたものをリスペクトし設計しました。また、旧歌舞伎座から引き継ぐ周囲の街並みとの調和を図ったといいます。隈さんは周囲を圧倒するようなものでなく、周囲の環境と調和のとれた構造物をつくるという自分軸の考えについては、絶対に譲らないという信念を持っている一方で、自然や過去の建築家から施主さんに至るまで、多くの方から謙虚に学ぶ姿勢も持ち合わせています。自分軸の考えとは、それは決して不変なものでもなく、分からない事や知らない事については謙虚に学ぶことの必要性も、隈さんは教えてくれます。私たちは、自分はこう思という自分軸の考えを持ちつつ、他者から学ぶ姿勢をもたなければなりませんと述べた中で、他者とは必ずしも「人」だけではなく、隈さんのように自然や歴史や伝統であったり、また、私たちの属する社会や世界で起きている現在進行形の出来事であったりします。日常の学習活動においても、自分軸での考えと他者の考えを比較し、よりよい答えを導くように努めてほしいと思います。
3月卒業した先輩方も、コロナ禍でも歩みを止めることなく文化・体育・科学技術、進路実績等様々な分野で輝かしい実績を残しました。4月になれば新入生も迎えます。皆さんには、令和4年度の科学技術高校のリーダーとして、良い伝統を受け継ぐとともに、また、新しい伝統を築いてくれると信じています。」
また、教務課からは「1、2年生の中で約1割の生徒が10段階評価において平均8.0以上の成績だった。3年生に比べるとやや少ないが、例年と比べると充分であったと思う。学年が上がったら今年度以上に勉学に励んでほしい」、「コロナウイルスだけでなくヨーロッパ情勢をはじめとした世の中の情報にアンテナを高くして自身の考えをまとめていってほしい」と話がありました。
生徒課からは、「明日から春休みだが、新学期に向けての準備をし、良いスタートが切れるようにしてほしい」と話があり、コロナウイルスの感染状況について、静岡ではまだまだ油断できない状況が続いており、三密を回避し、感染症対策を引き続きすることや、スマホの使い方・SNS・交通安全や身だしなみに関して注意がありました。
続いて、第25回全国高等学校少林寺拳法選抜大会と第17回高等学校薙刀選抜大会に出場する生徒の壮行会が行われました。
選手は「全国大会当日は全校のみなさんの応援を力に変えて悔いのない演舞を披露したいと思います」「14年間で身につけてきた技術をすべて発揮できるよう精一杯頑張ります」と抱負を述べられました。また。生徒会長と校長先生からそれぞれ激励の言葉をいただきました。
インターンシップ説明会が行われました
3月17日(木)に、新2年生を対象にインターンシップ説明会が行われました。インターンシップは7月を予定しており、就職・進学の希望を問わず参加することができます。昨年インターンシップに参加した生徒の事例の紹介や日程の説明などが行われました。5月に再度アナウンスがあるので、ぜひ参加して進路実現に役立ててほしいと思います。
新学期への準備
3月16日(水)と17日(木)の2日間にわたり、写真撮影・身体測定(視力・体重・身長)・自転車点検・小論文模試がクラス毎重ならないよう時間調整しながら行われました。また、新2年生対象に進路室利用ガイダンスが行われました。
3月18日(金)に終業式が行われ1年が終了します。新学期に向けて準備をしていきましょう。
令和4年度入学者選抜検査合格者が発表されました
3月15日(火)令和4年度入学者選抜検査合格者の受検番号が発表されました。
合格者は校内での受検番号掲示及び専用ウェブページでの発表を実施しました。
掲示前から受検生や保護者の方々が集まり、緊張感に満ちていましたが、生徒ホールでの掲示がされると、スマホで記念撮影や連絡を入れる様子が見られました。
合格者の皆様、保護者の皆様おめでとうございます。入学式は4月6日(水)です。新1年生の登校を在校生、教職員一同心よりお待ちしております。
なお、ウェブページでの発表は、試験時に受検生に配布したURLやQRコード、個別IDとパスワードの入力により閲覧可能です。
第8回あいのうた~出会いから子育てまでの短歌コンテスト 受賞者
静岡県健康福祉部こども未来課主催の短歌コンテスト第8回あいのうたに全校生徒が応募しました。3月12日(土)に表彰式がオンラインで行われます。本校生徒(卒業生含む)の受賞者を紹介します。みなさん心温まる家族に対する「あいのうた」を詠んでいました。
優秀賞 M3 望月 大智 M2 山梨 圭翔
入選 F3 櫟原 啓杜 D3 米嶋 一優 D2 佐藤 宏太 A2 竹内 悠菜 U2 原 千智
U2 丸山 颯太 B2 杉田 秋香 F1 増田 遥斗 A1 小澤 崇史
表彰者紹介
令和3年12月24日から令和4年2月24日までの諸活動で顕著な成績を挙げた皆さんです。全校集会が行われないため、HPにて紹介します。
都市基盤工学科3年 第41回建設論文(県建設業協会主催) 努力賞 大橋 駿介さん
努力賞 杉本 光由さん
都市基盤工学科3年 第50回卒業製図コンクール(建通新聞社主催)
優秀賞 秋野 寛人さん
篭山 純一さん
佐野 星さん
建築デザイン科3年 第50回卒業製図コンクール(建通新聞社主催)
優秀賞 大石 優羽さん
沖山 暖和さん
市川 心晶さん
電子工学科3年 静岡県ロボット競技大会MCR部門 優勝 鷲巣 碧さん
第3位 加藤 伊織さん
片山 宙拓さん
杉本 磨生さん
宿谷 柊人さん
第4位 井上 拓己さん
萩原 一弥希さん
海野 大眞さん
中村 亮介さん
3年生選択家庭基礎演習 高校生による給食コンテスト 審査委員奨励賞 渡邊 咲良さん
機械工学科3年 令和3年度アート作品コンクール平野 優秀賞 佐野 碧さん
福井 匠さん
望月 大智さん
陸上競技部 令和3年度高体連陸上競技専門部等級賞 800m1級 池田 蓮さん
第30回静岡県高校生ロボット競技大会 自立制御ロボット部門
第2位 チーム名「FFJ」 3年 上仲 令真さん
3年 河合 智樹さん
2年 米嶋 杏花さん
2年 飯田 未来さん
第3位 チーム名「チーム運び屋」 1年 太田 一希さん
1年 出羽 諒成さん
1年 安竹 聖仁さん
第5位 チーム名「楽高」 1年 杉山 駿太さん
1年 杉山 諒佳さん
1年 森 渡志樹さん
★令和3年度第14回卒業証書授与式★
3月1日(火)第14回卒業証書授与式が行われました。平成31年度以来、短縮した形ではありますが、3年ぶりに体育館で行うことができました。
副校長先生による開式の辞の後、本年度の各科の卒業生356名の代表として電子工学科と理工科の生徒が壇上に上がり、校長先生から卒業証書を授与されました。続いて、校長先生から以下のような式辞が述べられました。
【校長式辞】
例年になく寒い日が続いた日本列島にも、ようやく春一番が吹きはじめ、谷津山の木々も新たな芽吹きの季節となり、皆さんの新しい旅立ちを祝福しているかのようです。本日ここに、多くの御来賓の皆様と卒業生の御家族の御臨席を賜り、令和三年度卒業証書授与式を挙行できますことを、先ずもって感謝申し上げます。さて、ただいま卒業証書をお渡しした三五六名の卒業生のみなさん、御卒業おめでとうございます。
皆さんが入学した年の春は、平成から令和に改元され、天皇即位の祝賀ムードに包まれ、秋には旭化成の吉野彰・名誉フェローがノーベル化学賞を受賞するなど学会も喜びに沸きました。翌年には2020東京オリンピックが予定されており、国民は明るい未来への期待に満ち溢れていました。しかし、初冬から令和2年にかけ、中国から端を発した新型コロナウイルスの情報が報道されると、またたく間に日本でも、そして静岡県でも感染が拡大しました。4月には緊急事態宣言が発令され結局、令和2年度は約2カ月の臨時休業を余儀なくされました。全国高校総体等が中止されるなど、高校生のこれまでの努力が理不尽に奪われていきました。令和3年度も現在に至るまで状況はあまり変わらず、不自由な学校生活を強いられています。それは学校活動にとどまらず、病気で苦しむ方などの生活弱者をも苦しめていることを、私たちは忘れてはなりません。それでも、皆さんは様々な制約や緊張感の中、学習活動や部活動などの歩みを止めることなく努力し、全国規模の大会で数々の優秀な成績を収め、これまでの本校にはない新たな伝統を築きました。
さて、これまでの感染症に翻弄されている社会生活・高校生活の中で皆さんは何を考えたでしょうか。私は、地球規模で物事を考えることの必要性と、これまでの既成概念や社会通年という軸に対して、自分の考えという軸をもつことの大切さを感じます。前者では、感染症が拡大する何年も前から、国連は「記録的な地球温暖化と生態系の悪化という状況の中で、ウイルスによる破壊的なパンデミック」を警告しています。また、WHOが警告するワクチン普及の世界的な不平等が生じている実態は看過できません。私たちは地球人として、途上国や未だワクチンが接種できていない国々にも供給していくことが重要であり、そうでなければまた新たなウイルスが。世界の各地で繰り返し猛威を振るうことは、火を見るより明らかです。
他方で科学技術を学ぶ私たちは、これからの社会に貢献していくという意味で自分軸でのものの考え方が必要です。昨年のノーベル物理学賞を受賞した真鍋叔郎さんは、幼い頃から天気に関心を持ち、当時誰も研究していなかった「気象・気候学」を体系化し、60年以上も研究してこられました。二酸化炭素の濃度の上昇が気候に与える影響を、世界に先駆けて明らかにするなど、数々の研究成果をあげました。誰もが着手していない分野を研究することは、暗闇を手探りで進む挑戦であり、そこには、既成概念という軸も他の研究者の軸とともに、自分軸を信じ進んできた道のりでもあるのです。
科学技術高校での3年間の学びは、自然科学の理論だけではなく、実験や実習を通して、社会のどのような分野で貢献しているかをつかみ取るものでした。自国だけでは解決できない多くの課題について、世界が協働して持続可能な開発目標に向かい、取り組まねばならない今、皆さんには地球規模の広い視野を持ち、自分軸での思考と逆境に立ち向かう勇気をもって羽ばたいて欲しいと願っています。
さて、保護者の皆様、お子様の御卒業おめでとうございます。心よりお喜び申し上げます。御入学から本日までの高校生活において、お子様には多くの試練がありました。時に道に迷ったことがあったと思います。そのような時、御家族のあたたかい励ましや御支援により本日を迎えることができました。教職員一同心よりお礼申し上げます。
卒業生の皆さん、今日からこの科学技術高校が皆さんの母校です。本校は創立から十四年と若い学校ですが、卒業生は工業技術者として地域を支え、そしてグローバル化が進む中で、世界でその技術を遺憾なく発揮しています。また、将来の科学者を目指して勉学や研究活動に邁進している卒業生も少なくありません。若い科学者・技術者への期待は膨らむばかりで、それはすなわち本校に対する期待でもあります。どうか、胸を張って自信をもって自分の道を切り拓いて行ってほしいと思います。
その後、2年生の代表による送辞、卒業生代表による答辞がありました。送辞、答辞の要約を以下に記します。
【送辞】
3年生の皆様卒業おめでとうございます。みなさんは私たちが入学した時から先輩として様々な場面で私たちをリードしてくださいました。
ともに過ごした2年間、先輩方からは様々なことを学び多くの教えを受けてきました。先輩方には語りつくせないほど感謝でいっぱいです。本日皆さんは夢や希望を抱き、それぞれの世界へ羽ばたいていかれます。これから自分の歩んだ道の先で、答えの見つからないことや大きな壁に直面することもあるかと思います。しかし、科学技術高校で培ってきた未来を切り開く感性と行動力があれば、どんな困難も乗り越えていけると信じています。私たち在校生も先輩方の後を継ぎ、さらに飛躍できるよう残りの高校生活を精一杯過ごしていきたいと思います。
【答辞】
いまだ新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、対策を行い、先生方、家族に見守られ、本日の卒業式を迎えられたことに、私達卒業生一同大きな幸せを感じています。
この三年間、長くもあっという間に過ぎてしまいましたが、そこにはいつも先生方や家族の支えがありました。
在校生の一、二年生はコロナウイルスの影響を受けた不安な状況下、この科学技術高校に入学し、慣れない環境の中でも私たちの背を見て、共に考え、つくってきました。「ものづくり」を通して知識を深め、技術を磨くとともに、さらに後輩達へと繋いでいってくれると信じています。
本日、私たちはこの科学技術高校を卒業し、それぞれの道へと歩んでいきます。この先何が起こるのかわからず、不安な気持ちもあります。しかし、科学技術高校で築いてきた仲間との絆、三年間、吸収し、磨いてきた技術、応援し続けてくれた先生方、家族の存在。この見えない支えがあれば、どんな困難があろうと乗り越えていけるはずです。
最後になりましたが、本日私達のためにご臨席くださいました保護者の皆様、私達のために卒業式を挙行して下さった先生方に卒業生一同心よりお礼申し上げます。
閉式の辞の後、各科毎に行われ、生徒全員に卒業証書授与され、その他証明書等配布、表彰、教職員の卒業生に対するお祝いの挨拶等が行われました。
同窓会入会式が行われました
2月28日(月)3年生は久しぶりに登校し、体育館にて同窓会入会式および同窓会賞授与式、卒業記念品授与式を行いました。
代表の生徒が同窓会賞および卒業記念品を受け取った後、同窓会長より「三年ぶりの同窓会入会式となりました。開催できたことまことに嬉しく思います。これからの世界は情報技術の発達に加え、新型コロナウイルス感染症対策のため人との接触が極端に少なくなってきます。悩みや疑問はロボットに聞けば解決する時代が来ると思います。しかし、人間は元来ひとりで生きていくことはできません。知識はひとりで習得できますが、人の知恵は多くの人の経験から生まれてきます。3年間同じ思いを共有した同級生とは今後も引き続き交流を続けてください。そして、新しい進路先で友人知人を得て交際の輪を広げてください。今まで異なった環境で育ってきた新しい知人友人、その人たちの言葉一つ一つが人生の糧となり、人生の支えとなります。」とお話をいただきました。
3年生は同窓会入会式後、卒業式の予行を行いました。身だしなみと気持ちを整え、卒業式本番を迎えてほしいと思います。
★卒業式の会場準備を行いました★
3月1日(火)に本校で行われる、令和3年度第14回卒業証書授与式の準備を2月25日(金)の放課後を使って行いました。28日(月)には同窓会入会式及び卒業式予行が行われるため、25日に式場準備を行いました。当日は学年末テストを終えたバスケットボール部とバドミントン部の生徒が準備の手伝いをしてくれました。
本校は、感染症対策を十分に施しながら、3年ぶりに体育館で卒業式を一斉開催することとなりました。令和元年度・令和2年度共に放送で全体会を行い、生徒は各教室・実習室等で卒業式を行う「分散型スタイル」でしたが、今年度は感染対策に十分留意しながら、来賓の方々もお招きし、体育館で行います。式は次第の一部を簡略し、すべてが1時間以内に終われるよう工夫をしてあります。残念ながら今年も在校生全体は参列を控え、代表として生徒会長と生徒会副会長(2名)が「在校生代表」として参列します。
3年生の門出を祝う立派な式にしたいと思っています。参列される皆様も感染症対策を十分に施しての参加、よろしくお願いします。卒業式は3月1日(火)午前9時開式、本校体育館第一アリーナです。受付は8時30分から開始します。
★1・2年生の学年末テストが始まりました★
2月24日(木)に1・2年生の学年末テストが始まりました。生徒たちは「今年度の学習成果の到達点」を確認すべく、熱心に取り組んでいます。
2月25日(金)・28日(月)、卒業式を1日挟んで3月2日(水)の4日間に渡る学年末テスト、最後まで全力で頑張って欲しいです。なお、テスト返却は3月8日(火)・9日(水)の予定です。
★令和3年度第3回PTA役員会が開催されました★
令和3年度第3回PTA役員会が令和4年2月17日(木)14時~16時まで視聴覚室にて、感染症対策を十分施しながら行われました。参加役員は90名、PTA会長・学校長挨拶ののち、今年度の補正予算、来年度の事業計画・予算など5つの議題が審議ののち可決されました。また昨秋の文化祭模擬店の会計報告や来年度の販売方針も発表されました。
議事終了後、教育講演として静岡県中部県民生活センター消費者行政班からの『令和4年4月からの成人年齢18歳への引き下げに伴い、保護者が注意すべきこと』を 静岡県立静岡がんセンター・参与の堀内智子先生に行っていただきました。現3年生は一斉にこの4月1日から成人に、現2年生も18歳の誕生日を迎えた順に成人に、来年度末には全員成人となります。ローン契約やクレジットカードの申請などさまざまなことが出来るようになり活動範囲が広がる反面、それにつけこむ詐欺や思わぬ落とし穴も多々あります。限られた時間内ではありましたが、有意義な講演でした。5月のPTA総会では少し角度を変えた講演を全学年の保護者全員に堀内先生に行っていただく予定です。
令和4年度第1回PTA役員会は令和4年5月6日(金)14時~ 本校視聴覚室にて、令和4年度後援会・PTA総会 令和4年5月25日(水)12時50分~ 本校体育館にて行う予定です。コロナの感染状況によっては開催方法を見直すこともありますが、多くの皆様の参加をお待ちしています。
参考までに、この会議の議題のみ下に掲載させていただきます。
★ 議事
第1号議案 令和3年度 PTA会計補正予算案
第2号議案 令和4年度 PTA事業計画案
第3号議案 令和4年度 PTA会計予算案
第4号議案 令和4年度 PTA積立金会計予算案
第5号議案 PTA会員に関する規則の一部改正について
すべて出席全役員の満場一致にて議決されたことを報告します。
★理数科2年生・課題研究発表会開催レポート≪後編≫★
理数科2年生・課題研究発表会レポートの後編です。
8班は化学班、「漂泊作用についての実験」。洗濯するときに何気なく入れ込む漂白剤を見て、その中にどのような物質が入っていてどのような性質・効果を持ち合わせるのかに興味を持ったのがきっかけ。汚れの媒体として、我々も困った経験があるコーヒー、しょうゆ、油性ペン、中濃ソースを使うなど日常生活に適した媒体を使用しているのが特徴、その効果がどのような環境下・状況下で一番効果を発揮するかを調べました。
9班は数学班、「キヌガサダケの生育条件」。近所の谷津山に生息しているキノコの中で異彩を放つキヌガサダケに興味を持ち、なぜその地点にだけ生育しているのかを研究、生息地の土壌の化学性を分析するなど意欲的な研究となった。この研究の最大の特徴として、理数科の教員(理科・数学)だけでなく、物質工学科の教員も指導教官として携わっていることが挙げられます。違った角度でのアドバイスをいただけたと思います。
10班は生物班、「ビオトープを作るために必要な水の条件について」の研究。ビオトープとは生物集団の生息空間を意味し、そこの水質が微生物や水生生物によってどれほどの影響を及ぼしているかを研究しました。
11班は化学班、「ハサミの切れ味の改善」。普段何気なく使っているハサミ。これだけ文明が進化しても、昔から形状が変わらないのは傘とハサミだけとも言われています。そのハサミも物によっては使い心地が悪いものもあり、その使いづらい要因は何なのか、どうすれば使いやすくなるのかを研究しました。
12班は物理班、「物質の材質・形状と遮音性能の関係」の研究。高速道路やバイパスを走っていると何げなく見かける側面のアクリル製防音板やカラオケボックスの防音装置に興味を持ち、その材質や性能、効果を研究するとともに、「防音」「遮音」「吸音」の違いなど普段我々が気に留めにくいところまで踏み込んだ研究となった。
13班は物理班、「液圧ジャッキに最適な液体」の研究。私も先日車検でタイヤを交換してもらったとき、ジャッキで車体が持ち上げられていくのを見たばかりだが、特に何も感じなかった。しかしながら、本校の生徒はこのように持ち上がっていく工程やジャッキの仕組みに興味を持ち、油圧ジャッキ・水圧ジャッキの違いや、どのような液体が使われているのか、また出来るだけ少ない力でジャッキが動くためにはどのような液体が最適なのかを研究しました。
14班は地学班、「自作日射計を用いた気象調査」の研究」。今では静岡県でも時折竜巻が発生、テレビを見ていると竜巻警報が画面上に有効期限と共に表示される今日、竜巻の研究をしようと試みたが残念ながら挫折、校内の複数地点から自作の日射計や風速計を使って日射量・気温・風を計測して比較、研究の対象としました。
今回の発表会を通じて感じたことは、研究内容のクオリティーの高さはもちろん、発表後の質疑応答の数にも驚かされました。クラスメイトはもちろん先生方、さらには司会者からも質問が出て、発表者も緊張したと思いますが、丁寧に回答していたことが印象に残りました。
理数科2年の皆さん、そして指導に尽力して下さった先生方、本当にありがとうございました。
★理数科2年生・課題研究発表会開催レポート≪前編≫★
本校理数科(理工科)の「課題研究発表会」が令和4年2月16日(水)午後、本校視聴覚室で行われました。
先月、工業科8学科すべての発表会が行われましたが、今月は理数科の発表会です。工業科は3年生が課題研究を行いますが、理数科は2年次に「課題研究」週1時間、「総合的な探求の時間」週2時間行っています。
理数科2年生40名が「生物班」「物理班」「化学班」「地学班」「数学班」など14の班に分かれ、発表を行いました。 多くの班があるため、≪前編≫≪後編≫の2回に分けて紹介します。
なお、このブログ記事を書いているのは「スーパー文系」である英語教員なので、十分な専門的知識を持ち合わせておらず、伝わりにくい面もあることを御了解いただければと思います。
1班は生物班、「紅茶のリラックス効果」の研究。よく我々は「紅茶を飲んでリラックスしようか」なんて日常会話でも使います。それは本当なのか、という疑問をきっかけに、「リラックスする=血圧が下がる、脈拍数が下がる」と便宜上定義し、温度設定による効果の度合いも含めた研究を行いました。
2班は数学班、「関数のアーチと橋の関係」、いかにも工業科と併置されている理数科を持つ本校らしい題材、橋やアーチなどは本校の都市基盤工学科が専門に学んでいます。主にカテナリー(カテナリーとは重力が生み出す「かたち」の一つで、例えば紐の端と端を持って垂らしたときに描く放物線を「カテナリー曲線」といいます)を中心として、関数アーチと橋の関係について研究しました。本当にカテナリー曲線が安定しているかを微分積分を活用して研究していたのが印象に残りました。
3班は物理班、「なぜ横からの風で車は前に進むのか」。きっかけとしては「なぜ野球の変化球ボールは曲がるのか」という疑問。変化球に働く「マグヌス効果」という現象を再現し、それによって生じる力を利用した車を作成して風の強さと車の進む速さの関係に着目して実験を行いました。
4班は化学班、「ムペンバ効果原理の解明と温度条件」。タンザニアの少年が発見した、特定の状況下では温かいものの方が冷たいものよりも先に凍るというムペンバ効果に興味を持ち、まだ詳細に解明されていない部分を出来る限り解明したいという好奇心で研究を進めて行ってくれました。
5班は地学班、「本校内の放射線のカウント数についての研究」。さまざまある種類の放射線個数をガイガーカウンターで計測し、その結果から身近なもので放射線を発しているものを調べ、本校のどのようなところからどの程度放射線が発されているかを研究しました。
6班は物理班、「ゴム動力飛行機の形状と飛行時間の関係」。日本テレビ人気番組「鳥人間コンテスト」を見て、機体によって飛行時間や飛距離が異なってくることを目の当たりにし、機体の形状と飛行時間の相関関係を調べたいと思い、研究を始めました。
7班は化学班、「理想の炭酸水を作るには」。風呂上りや運動後に爽快感を求めて炭酸水を飲むのを好む人も多い。本校は多くの自販機を抱えるが学校の方針で炭酸水の販売を販売していません。アスリートにとって炭酸水は天敵、というのが理由ですが、それでは自分たちで理想の炭酸水がどのようなものなのかを研究して作っていようという意欲的な研究でした。「クエン酸と重曹」でおいしくて健康的な炭酸水を作るため、既存の炭酸飲料・微炭酸飲料を飲んでpHを測定、炭酸水の作成の参考にしました。
8班以下は後半に続きます。
★第2回学校評議員会が行われました★
2月8日(火)午前10時より、本校応接室にて「令和3年度第2回学校評議員会」が行われました。
学校評議員会とは、平成12年1月の学校教育法施行規則の改正により、地域住民の学校運営への参画の仕組みを制度的に位置付けるものとして学校評議員制度が導入され、平成12年4月から実施されているものです。
今年度の本校学校評議員は次の5名の方々です。
・清水 明博 様(静岡科学館「る・く・る」次長)【新任】
・疋田 真左人様(静岡県発明協会事務局長) 【新任】
・松永 泰弘 様(静岡大学教育学部教授、静岡大学教育学部附属特別支援学校長)
・小池 澄男 様(長沼二区町内会長)
・大石 恵子 様(元PTA副会長、元後援会理事、H30卒情報システム科・大石さん母親)
学校側からは、松村校長、椙山副校長、勝又教頭、松永定時制教頭、古知事務長、中島総務課長が出席しました。
第1回は昨年5月に開催され、その時は学校の概要説明や校舎・施設案内をしました。今回は主に今年度の報告と年度末の学校評価についてご助言をいただきました。
今後学校評議員の方の意見・助言等を参考にしながら、円滑な学校運営を行っていきたいと思います。
なお、来年度の学校評議員会は令和4年5月と5年2月の予定です。
3年生学年集会が行われました
2月4日(金)工業科の3年生は、学年末テスト終了後に学年集会を行いました。3年生にとっては高校生活最後の学年集会でした。
学年主任の先生から「3学期を振り返ると、工業科は課題研究のまとめが大変だったと思う。明日からは家庭学習日、冬休みではないので、これから受験を控えている人はもちろんだが、新生活への準備や大学や会社から課題が出ていると思うので、課題をこなしつつこれまでの学習を振り返ってほしい。また、卒業式は呼名など省く部分はあるが、学年全体で行う予定。式典なので身だしなみを整えてきてほしい。」と話がありました。
また、生徒課からは「テストが終わってほっとしていると思うが、卒業式が終わるまでは卒業していない。家庭学習期間でトラブルがないように注意してほしい。」と話がありました。
★全国高校生ものづくり大会旋盤の部準優勝・佐野君の表彰式が行われました★
11月13・14日に神奈川県横浜市鶴見区で行われた全国高校生ものづくりコンテスト・旋盤作業の部に東海ブロック代表として参加、見事準優勝を果たした、機械工学科3年・佐野碧さんの校内表彰式が2月3日(木)、本校校長室で行われました。
この大会への東海ブロックの出場枠はわずか「1枠」、東海王者にならないと全国大会出場が出来ないという狭き門をくぐり、佐野さんは8月の東海大会で見事優勝して初の全国大会出場を決めました。全国大会には全国9ブロック(北海道・東北・関東・北信越・東海・近畿・中国・四国・九州)優勝者各1名に開催地・神奈川県代表を加えた10名が参加、静岡県からはすべての正式競技を通して唯一の参加者でした。全国大会でも見事準優勝を飾り、この度本校に表彰状が届きました。校長先生のご厚意により、直接表彰状を手渡していただきました。
卒業後には、日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社(静岡市清水区)に就職予定です。卒業しても本校で培った技術を生かし、会社に貢献して欲しいです。この度はおめでとうございます。
集合写真のみ、マスクを外して撮影しました。
★建築デザイン科・都市基盤工学科の生徒が建設論文で入賞しました★
一般社団法人 静岡県建設業協会が主催する令和3年度・第41回建設論文に本校生徒が応募し、建築デザイン科1年生3名と都市基盤工学科3年生2名が入賞しました。本来であれば、1月21日(木)に昭和会役員および建通新聞の代表者が来校されて、校長先生も出席して頂き本校で表彰式を行う予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大が懸念されたため急遽中止となりました。
このたび、賞状が届きましたので、1月31日(月)感染症対策を施した上で本校で簡単な授与式と記念撮影を行いました。
なお、記念撮影のためマスクを外して撮影しています。
★論文テーマ 『わたしの街をこうしたい』
住みやすい街の開発、災害に強い街の設計、生活を支えるインフラ管理、あなたが造りたい理想の街を教えてください。
【本校入賞者】
優秀賞 建築デザイン科 1年 鶴橋さん
努力賞 建築デザイン科 1年 大村さん
嶋 さん
都市基盤工学科 3年 大橋 君
杉本 君
受賞者の皆様、おめでとうございます。
★課題研究発表会8(物質工学科・後半)工業科最終回★
物質工学科後半です。
13班は「カビと薬の研究」。8班も題材にしましたが、我々の永遠の敵・カビについてもっと深く研究したい、対策を講じたいという思いからの研究となりました。
14班は「ガラスの作成と着色」。学科名にもあるように広く深く「物質」を研究する物質工学科らしい題材、化学だけにとらわれることなく、物質・素材に特化した研究でした。
15班は「ドクダミの殺菌作用」。爽健美茶や十六茶にも含まれているドクダミ、そのドクダミの葉に殺菌作用があるのか、そしてあれば消毒液に利用できるのではという好奇心からの研究となりました。
16班は「生地と染料の染まり方の違い」。本校制服のクリーム色のブラウス・ワイシャツがどのように染まっているか、どのような染料で染められているか、また染料から染色まで自分たちでも実践することが出来るのかも含めて、記事と染料の関係について研究しました。
17班は「糖の種類によるアルコール発酵の違い」。いろいろな糖に酵母を作用させて、糖の種類によるアルコール発酵の仕方の違いを調べ、そのアルコール発酵の二酸化炭素の発生量の違いから考察、近年注目されている持続可能な開発目標(SDGs)の観点からも研究を進めていました。
18班は「人工宝石・ビタミンC」。リンゴ・みかん・レモンを使って果物に含まれているビタミンC量の違いに興味を持って調べました。ビタミンCの少ない順に、リンゴ・メロン・パイン・みかん・イチゴ・レモンと続いた実験結果がとても参考になりました。
19班は「ネズミの骨格」。壬生さんの単独研究となりました。骨格標本を作製し、飼育されていたハツカネズミと野生のアカネズミの骨格の違いを比較研究した意欲作でした。
20班は「生物季節観測の継続の検討」。これも宮崎さんの単独研究。生物季節観測とは、生物季節現象を観測して確認できた日を記録する観測方法、長年気象庁がこの方法で記録を取り続けてきたが、時代に合わなくなり一昨年に廃止されたが、時代にそぐわないという理由だけでの廃止に疑問を感じ、継続して記録を取り続けることへの検討を研究しました。
他の学科と違い、基本的に2名程度の少人数グループでの研究となったことが特徴的でした。
以上で工業科8学科が終了しました。
理数科は2年生が2月10日(木)8:35-11:25に視聴覚室で課題研究発表会を行います。
★課題研究発表会8(物質工学科・前半)工業科最終回★
1月31日(月)に視聴覚室にて工業科の最後を飾る物質工学科の課題研究発表会が行われました。
1班は「お茶の殺菌作用」の研究。お茶に含まれるカテキンは殺菌作用があると聞きます。その効果のほどを対照実験で検証しました。
2班は「透明骨格標本の作成」。出来るだけ制作費用を抑えながら、使用薬品や酵素にも気を配り、透明骨格標本を作製してみました。
3班は「結晶構造の研究と合金の作製」。雑誌やテレビで見かける結晶の美しさに魅了されて、なぜそのような構造が出来るのか科学的な知見から研究をしました。
4班は「ペニシリンの単離」。ペニシリンとはイギリスの細菌学者フレミングによって発見された治療薬として最初に使われた抗生物質。ペニシリンを使って自分たちで薬の生成が出来ないか研究しました。
5班は「根粒菌の利用」。生物で学習したマメ科植物に共生する根粒菌を用いて植物と微生物の共生の在り方を研究しました。特にシロツメグサ根に共生した根粒を使いました。
6班は「燃料電池の作成」。まさにエコな研究。大気汚染や地球温暖化の原因となる物質を排出しない(または少ない)エネルギー・クリーンエネルギーを生み出すため身近で環境にやさしい燃料電池を作成しました。
7班は「ミドリムシの生態と利用方法」。今よく言われている「燃料資源の枯渇」の対策案としてバイオマスエネルギーに着目して、ミドリムシを使っての研究をしました。プラスチック袋の代わりに脚光を浴びているバイオマスを使ったことも特徴です。
8班は「身近なカビについて」。誰しも悩まされているカビ。新型コロナウイルス感染症の流行の関係で手指消毒など徹底されてきたがなかなか撲滅は難しいカビ。次亜塩素酸ナトリウムやアルキルエーテル硫酸を使って除菌の精度や効果を分析しました。
9班は「チョーク作成から使い終えた新たなチョークの使用法」。我々教員も常に新しいチョークを使いたがり、短いチョークはすぐに処分してしまいます。そんなチョークに含まれる成分を利用し、工業排水に含まれる事がある銅イオンなどの有害物質を除去することが出来るかを調べました。
10班は「熱気球による学校撮影」。全体を通して4つの熱気球を製作し、対照実験を試みて熱気球完成後、カメラを搭載し3年間過ごした本校の校舎撮影を行いました。
11班は「身近のもので水質浄化」。水質浄化・水質研究をメインに、浄化方法としてペットボトル浄化装置・炭を使った浄化を行いました。検査方法は酸化還元滴定、パックテストを使って検査を行いました。最近、スーパー銭湯などでも浴槽や水風呂に炭が入れられて、浄化の一役を担っているのを目にします。巴川や庵原川に実際出向き、水を採集して分析した結果をおりまぜていました。
12班は「豚骨による物質の吸着について」。ラーメンなどで大人気の豚骨。その豚骨の排気量が年間75億トンにものぼる。豚骨は今、安価で高性能な有害金属の吸着剤になると注目を浴びており、それを追究した研究となりました。豚骨についているコラーゲンを取り除くために時間をかけて煮込んでから実験に取り組んだ意欲作でした。
以下、後半に続きます。
★課題研究発表会6(電子工学科3年生)★
1月27日(木)に第1~3会議室にて電子工学科の課題研究発表会が行われました。
電子工学科は基本的にすべての班がロボット競技会のひとつである「マイコンカーラリー」(マイクロコンピュータを搭載したロボットがコースを自律制御で走り、タイムを競う競技会)に出品したマイコンカーの特性や性能、協議会の結果等を報告するスタイルを取っています。各班・グループがそれぞれ作ったマイコンカーの特色等明記しながら簡単にご紹介しています。
1班-1「ユウ号R」は重心が低い後輪駆動、なるべく速度を落とさずにカーブやクランクを曲がるようにプログラムを組みました。シリコンテープで脱輪を防ぐなどの工夫が施されました。
2「ガッキー2号」は重量626gの後輪駆動、低重心で安定感が増していました。スーパーシリコンを付けたことも特徴です。結果、東海大会で3位の成績を収めました。もう一台の「チャリオット」は東海大会2位、全国大会出場権を獲得しました。残念ながらコロナの影響で全国大会は中止となってしまいました。
2班は車体名「α」と「202」。αは東海大会5位、202は12位の成績を収めました。ミニマイコンカーとはセンサーの数(ミニは4、マイコンカーは8)やサーボの有無などが変わってきます。この班の発表は下級生にもより分かりやすくをモットーに車体の作り方マニュアルや組み立て時の創意工夫、プログラムについての概略、そして留意点や後輩に伝えたいことを丁寧に網羅していたことが印象に残りました。
3班の発表は他の班と違い、マイコンカーラリーの概略、部門・コースについて、ルールの説明、コースレイアウト、PWM周期の説明、カーブ最適化・センサ感度による変化・クランク安定化の研究などを詳細に触れながら、最後にマシンの紹介と大会結果に触れていた丁寧な説明が印象に残りました。最後にコース清掃車を製作した研究発表もあり、全国大会出場は成りませんでしたが、論文発表は十分全国レベルに達していたと思っています。
4班の発表は車体名「AtsutoMark」と「しんえり」。研究テーマとして動くカメラと動かないカメラ、しきい値と読み取り距離に論点を置き、しきい値(白と黒の境目を区別する値のこと)の調整に苦労したプログラミングの話などの話を混ぜながら発表、互いに東海大会で1・2位を独占した成果も発表してくれました。
5班はホイールベースが短く、後輪駆動の「プリウス零式」と後輪駆動、全長450mmの「よく走る車」を製作した備忘録を発表、プログラミングやクランク対策、レーンチェンジへの対応、使用タイヤの選考過程などクリエイティブな発想の発表をしてくれました。
発表を見ていた電子工学科の最後の生徒たち(現二年生)も参考になったはずです。
★課題研究発表会5(情報システム科3年生)★
今回は、1月27日(木)に行われた情報システム科の課題研究発表会の様子をお知らせします。来年課題研究を履修することになる2年生も聴講しました。
1班は「体感型アトラクションの製作」。オブジェクトツールで人型の型取りを行い、ブレンダーを使って3Dモデルを稼働させてアニメーションを生み出しました。またボーン(骨)を使って物体にジョイント部分をつけて対応、一つ一つ細かい部分まで動かせるようにしました。またキネクト(kinect)というセンサーを搭載させ、人の動きを感知してunityを使って動きをプログラミングしました。
2班は「Unityを使用したゲーム制作」。Unityというソフトを使って建物をマップ化、プログラムを独自に制作しゲームを作ってみました。
3班は「Arduinoを用いたお掃除ロボットの製作」。Arduinoとは機械工学科のところにも出てきましたが、プログラミングチップでカイロ自体を制御するハードウェア。後ろのスポンジを回してごみを回収、箱もついていてその中にごみを入れることも出来ます。段差や障害物、壁にも対応できるセンサを搭載しています。
4班は「科学技術高校を舞台としたRPGの制作」。学校の校内配置図を埋め込み本校を地理的に再現したロールプレイングゲームを作りました。製作動機は本校は敷地内がとても広く、校舎の構造も複雑で先生方も生徒も把握しきれない現状を何とかしたいということから研究を始めたそうです。使用したソフトウェアはRPGツクールMV、ドラクエのような対戦型RPGに見られる「ターン制コマンド選択バトル」では飽きが来るのも早いので、現在進行形・リアルタイムでボタンを押した後に起こる出来事を楽しんでもらいたいという創意がなされています。特にカメラワークに熱を入れたようです。
5班は「Minecraftを用いたゲーム制作」。いわゆるブロック積み立てゲーム、コマンドの指示によってブロックを流し込み、主人公はそれを避けてゴールに進んでいきます。「Flame」はその名の通り「炎」、炎を流してダメージを避けて行きます。
6班は「Unityを用いた3Dインベーダーゲームの制作」。インベーダーゲームと言えばアーケードゲームの定番、もちろん2Dの平面ゲームであるが、それを立体3Dで作ってみようという画期的な意欲研究。
7班は「WordPressを用いた課題研究サイトの制作」。仮想サーバ(ネットワーク上での仮想経由地)上でWordPress(webサイト作成ソフト)を稼働させてカスタマイズ、本校の情報システム科のwebサイトを作成しました。情報システム科に特化したwebサイト作りを目指し、webデザインやどのパソコンからサイトを見てもきちんと見やすいレイアウトを保てる工夫がなされています。質疑応答でも出ましたが、なぜ「仮想サーバ」なのか、実際のサーバを使うとコストがかかってしまうからです。
8班は「WebARに関する研究」。名作・ポケモンGoのようにある空間にポケモン(モンスター)がいるかのように出現させる仕組みである拡張現実(AR)や仮想現実(VR)を駆使した研究です。都市基盤工学科のところでも紹介した「フォトロゲイニング」の班との共同研究も行いました。
9班は「音声認識を用いた教室案内」。これは原田君による単独研究です。音声認識プログラムを作りだし、しゃべると音声で場所を案内してくれます。例えば本校は大学科「理数科」小学科「理工科」略称「R科」、さまざまな呼び方がありますが事前にプログラミングすることで「理数科」「理工科」「R科」どの音声を発しても同じ場所を認識してくれる利口なシステムに仕上げました。
10班は「次世代サバイバルゲームの制作」。昔懐かしいサバイバルゲームを土台にして、実際にBB弾を使うと危険が伴うため、BB弾を赤外線に変えて体に当てる仕組みにしました。銃の引き金を引くと赤外線が発光され、的に赤外線センサーがあたった回数で競うまさに画期的な次世代ゲームに仕上がりました。
11班は「Live 2Dを用いたアバダーの制作」。アバダーとはキャラクターの投影先を表します。事前にイラストを用意し、Live2Dというアプリを活用、動作の基準を設定し、webカメラで人の動きを感知するように設定、動きを忠実に再現させました。表情も微笑みや瞬き、体の揺れまで再現できる優れモノでした。
皆さんの発表のレベルの高さにびっくりしました。ありがとうございました。
31日には、物質工学科が課題研究を行います。
★課題研究発表会4(ロボット工学科3年生)★
1月27日(木)にはロボット工学科、建築デザイン科、情報システム科で3年生の課題研究発表会がありました。まずは、ロボット工学科の課題研究発表会の様子をお知らせします。
ロボット工学科は平成24年度の学科改編で「制御工学科」から「ロボット工学科」に変わって、今回の卒業生が第8期生となります。
1班は「自動ごみ箱の製作」。赤外線距離センサーを使い、人が近づくと信号が反応しサブモーターが稼働、ふたが開き、ごみを入れるとフォトトランジスタ・赤外線ダイオードが光軸に触れて反応、ふたが閉まるという高度な仕組みのものです。
2班は「Arduinoによる電子ピアノ制御」。Arduino(アルドゥイーノ)とは、(ハードウェアの)「Arduinoボード」、および(ソフトウェアの)「Arduino IDE」から構成されるシステムです。アニメ「エバンゲリオン」のテーマ曲「残酷な天使のテーゼ」のリズムに合わせてLEDを光らせて、その光った鍵盤を押していくと曲が演奏できるというハイテクな仕組みです。
3班は「潜水艦・水中ドローン製作」。タイトルを見て驚いた方もいると思いますが、ドローンと言えば空を飛ぶものが一般的ですが、実際に水中ドローンというものがあるのを知った生徒たちはその動作原理に興味を持って実際作ってみようと思った研究です。スクリューやギアボックスを3Dプリンターで出力してみたものの、熱で形がゆがんだり、0.1mmまでの精度がないため、3Dプリンターは大きい物や精度を要するものには使わない方がいいと気付いたことは収穫だったと思います。
4班は「エレベーター自動ドアの製作」。実用化されているものを再現してみたい、実習で学んだ知識を生かしたい、という飽くなき探求心から研究を始めたそうです。自動ドアの機構(機械の構造)製作に時間がかかったそうです。自動ドアの仕組みにバネを用いているのも特色です。
5班は「自動運搬流通システムの研究」。工場の自動化(Factory Automation)が進み、各企業もロボットの開発に力を入れる昨今、その新規ロボット開発がいかに大変なのかを知りたいと思ったきっかけで研究を始めたそうです。自動運搬車やアームロボット、ベルトコンベアの製作を通じてその苦労を実感し、作ったロボットをロボット大会に出場させたそうです。運搬→流通、という一連の動きの自動化で自動運搬流通システムを高度に再現しています。
6班は「遊星歯車機構を用いたコーヒーカップの製作」。遊星歯車機構( planetary gear mechanism)とは太陽歯車を中心として、複数の遊星歯車が自転しつつ公転する構造を持った歯車機構です。遊園地にある「コーヒーカップ」の遊具をイメージし、3DCADやレーザー加工機を使って作ってみました。よく「歯車がかみ合わない」などという表現も使いますが、内歯車と外歯車が上手くかみ合うことでその遊星歯車の上に乗せたコーヒーカップがグルグル回っていきます。宇宙の恒星(太陽)と惑星との自転・公転の原理を活用しています。製作には3DCADを活用しました。
7班は「ホバークラフトの製作」。ホバークラフト(hovercraft 別名・エアクッション艇)は、水面や地面に向けて空気を高圧で噴出し、浮揚して進む乗り物で、平坦な面であれば地上、水上、雪原の区別無く進むことができます。簡単な例えで言い換えればゲームセンターなどにある「エアホッケー」の原理だそうです。作りやすさを優先し、形を円型にして自転車のチューブを活用、その上にホバーの本体を乗せました。車体の制御にはラジコンの制御信号を送信する装置・プロポ(プロポーショナルシステム)を活用しました。
8班は「ドローンの研究」。どの科の課題研究でも定番のテーマですが、この班は小型ドローンを製作し、ピッチの角度に研究の力点を置き、角度を変えることによってドローンにどんな動作がなされるかを研究しました。
9班は「モノホイール駆動 車輪型模型の製作」。モノホイール(mono-wheel)とは一輪のタイヤに人が乗り、重心を一定に保って移動できる乗り物です。1輪のタイヤの内側にもう1輪のタイヤを入れて、内輪・外輪の間にベアリングを使って中に鉄球を入れることにより、外輪はまわって内輪はまわらない仕組みを作りだします。自動車学校でも「内輪差」「外輪差」などという言葉を習いますね。
10班は「自動販売機の製作」。外型はアルミフレームを使って作り、コインを入れてボタンを押すとベルトコンベアが稼働し、ジュースを押し出して商品が出てくる仕組みです。PLCという制御装置を活用しています。PLCとはProgrammable Logic Controllerの略で、リレー回路の代替装置として開発された制御装置です。工場などの自動機械の制御に使われるほか、エレベーター、自動ドア、ボイラー、テーマパークの各種アトラクション(遊具)など、身近な機械の制御にも使用されています。
11班は「階段昇降ロボットの製作」。当初はお掃除ロボットを製作する予定でしたが、挫折して階段昇降ロボットに変更したそうです。ステッピングモーターを活用しています。大畑君一人での研究です。
12班は「立体ゾートロープの製作」。ゾートロープとは、回転のぞき絵とも言い、静止画を素早く入れ替えることで、あたかも動いているかのように見せる器具です。円柱の内側にアニメーション、外側に隙間を作り回転させることによって動いているように見える仕組みです。曽根君一人での研究です。
13班は「無線2足歩行ロボット」。サーボモーターを3個活用し、バルス幅をいじると角度が制御され、プログラムを入力するとトワイライト無線機で信号を送り、サーボモーターが稼働、重心移動して前進していく仕組みになっています。この研究も富田君単独研究です。
14班はAIロボット。まさに「ザ・ロボット工学科」とも言える研究。AI(人工知能 Artificial Intelligence)を駆使して、声で動く自動車を製作、制御装置にはラズベリーパイを使いました。音声認識ソフトはジュリアス(Julius)、声を認識し言葉の波形を読み取ることによってそれに応じて動くプログラムを入力しました。また画像認識ソフトはパイソン(Python)を使用、プログラム言語を打ち込んで、今回はじゃんけんの「グー・チョキ・パー」を認識するようにプログラミングし、それぞれ違う信号を送るようにしました。
以上です。
31日(月)には物質工学科が発表会を行います。なお、理数科は2月に2年生が行います。
★課題研究発表会4(建築デザイン科3年生)★
先週の機械工学科に続いて、1月25日(火)には都市基盤工学科、電気工学科で3年生の課題研究発表会がありました。今回は、1月26日(水)に行われた建築デザイン科の課題研究発表会の様子をお知らせします。建築デザイン科の製図室にて、模型班 CAD班 コンペ班 造形班 検定班 工芸班に分かれて発表を行いました。来年課題研究を履修することになる2年生も聴講しました。
まずは「模型班」の発表。「住宅公園」と「旧清水市立図書館」に分かれての発表がありました。住宅公園は41軒の住宅を作り、それを一体の住宅公園として完成させました。特にこだわったのは芝生でスポンジを利用、如実に再現しました。
図書館は現在の「清水中央図書館」の模型を製作、窓や空間も出来るだけ再現し、屋上の吹き抜け部分も出来るだけ再現するよう努力しました。この図書館は8割が婉曲部分で製作に苦慮したという苦労話も聞けました。
続いて「CAD班」。「有名建築を知ろう」のテーマで研究、旧帝国ホテルの玄関部分の見学報告と作品発表がありました。旧帝国ホテルは今から半世紀ほど前に取り壊され、現在は愛知県の明治村に保管されています。夏休みに実際に明治村まで出向いて目で確認してきました。寸法を調べてCADを使って設計、CAD担当・玄関担当・装飾担当等に役割分担をしながら出来る限りの再現を試みました。
「造形班」は「友達のフィギアを作る」のテーマで作品発表、班員同士、お互いの特徴を捉えた3頭身のデッサンを作りました。サッカーに励む姿、応援指導に打ち込む姿などきちんと友達を観察して製作した跡が見えました。また粘土ウサギも制作しました。お互いのいいところを作品の中におりまぜる工夫がなされていました。
休憩を挟んで続いては「コンペ班」の発表。出品したコンペに分かれて、「建築甲子園」「秋田県立大学コンペ」「個人コンペ」に分かれて発表しました。建築甲子園に出品した作品は奨励賞を受賞しました。秋田県立大学のコンペのテーマは「どうぞの建築」。「どうぞ」という抽象的な言葉からイメージすることを考えるところから始め、そのコンペのコンセプトをとことん突き詰めていった姿を見せてもらいました。2グループが出品しました。その他大学コンペは日本工業大学、国士舘大学、日本大学などへの出品を紹介してくれました。
最後に「木工班」。「技能検定」「ものづくり大会」「ものづくり班」に分かれての発表でした。8月に行われたものづくりコンテストに木造作品を出品したグループ、木造の作品を仕上げたものづくりグループ、「松やにたっぷりの天板の椅子」を仕上げ、大工検定2級を目指したグループ、どこも精力的な姿を見ることが出来ました。
27日には、ロボット工学科・情報システム科・電子工学科が課題研究発表を行います。
★課題研究発表会3(電気工学科3年生)★
先週の機械工学科に続いて、1月25日(火)には都市基盤工学科、電気工学科で3年生の課題研究発表会がありました。今回は、電気工学科の課題研究発表会の様子をお知らせします。
1班は「太陽光発電を利用したコーナーセンサー」。車を買う時にどのオプションを付けるか悩ましいところ。バックモニターとともにこのコーナーセンサーも人気のオプション。車のコーナーにセンサーを取り付け、車庫入れや切り替えし、左折・右折時に物や人に当たりそうになった時に反応して音で知らせてくれる便利物。至近距離の時には特に大きな音や短い間隔で危険を知らせてくれます。それを太陽光発電を利用して製作しました。
2班は「安全についての研究発表」。電気を学習、そして仕事としていく中で、安全性に関しては切っても切れない関係にあります。安全に電気を扱うための研究を行いました。危険予知活動などを行い、安全に電気を扱うためにはという「基本のキ」の部分を改めて発表してくれました。
3班は「Bluetooth speakerとIHヒーター」。Bluetooth(ブルートゥース)とは数メートルの近距離を無線で通信する規格のことで、主にパソコンのマウスやキーボードなどの「近い距離(数センチから数メートル)での無線通信」に利用されています。親機となる機器と子機となる機器がどちらもBluetoothに対応していれば、無線で接続することができます。すでに皆様にもおなじみですよね。IHとは電磁誘導加熱(Induction Heating)、つまり電磁調理器を意味し、 電流を流した「コイル」から発生する「磁力線」が、ヒーター面(トッププレート)に密着した鍋を通る際に「うず電流」となり、鍋そのものを発熱させるしくみです。「我が家はアイエイチ」など、すでに日常会話でもよくつかわれていますよね。発表では電気工学に馴染みのない一般の方々が聞いてもわかりやすい説明を心掛けてくれました。
4班は「ESP32ラジコンカー」。ESP32シリーズは Wi-FiとBluetoothを内蔵する低コスト、低消費電力なSoCのマイクロコントローラです。 ESP32は、上海に拠点を置くEspressif Systemsが開発し、TSMCの40nm工程で製造されています。使用した初心者向けのマイコンボード、Arduinoについても詳細な説明がありました。実際のラジコンカーを掲載してあります。当日はどりか一番カッコいいか人気投票も行いました。
5班は「電動力ブランコとリニアモーターバー」。我々もはるか昔に物理で学習したフレミング左手の法則(磁界・力・電流)を活用して、電動力を駆使したブランコとリニアモーターで動くバー(棒)を作りました。
6班は「直流モーター」。直流(Direct Current, DC)とは、時間によって大きさが変化しても流れる方向(正負)が変化しない「直流電流」のことです。5班同様、フレミング左手の法則を活用して作った直流モーターの試作品も見せてくれました。実際うまく回らなかったようですが、取り組む姿勢は評価できるものでした。
7班は「3連ハブダイナモ発電機の研究」。ハブダイナモとは、ハブに内蔵されたダイナモ(発電機)のことでハブとは車輪の中心にある回転部分で、自転車では最も重要なパーツです。それらを使って作った自転車の試作品も登場しました。
8班は「アンプ回路とスピーカーボックスの製作~Bluetoothで音楽を聴こう~」。最近よく高校生でもBluetoothを使って音楽を鑑賞しているのを目にします。アンプは、アンプリファイヤ(amplifier)の短縮形であり、漢字表現では増幅器、電圧や電流の波で表現されることが一般的な信号を増幅するもののことです。その回路とスピーカーボックスの製作を行いました。
以上です。どの研究発表も一生懸命1年間をかけて学習した成果が伝わってきました。
27日(木)に情報システム科、ロボット工学科、建築デザイン科が発表会を行います。
★課題研究発表会2(都市基盤工学科3年)★
先週の機械工学科に続いて、1月25日(火)には都市基盤工学科、電気工学科で3年生の課題研究発表会がありました。まずは、都市基盤工学科の課題研究発表会の様子をお知らせします。
1班は「静岡GO」。昨年7月に熱海市で発生した土砂災害などの例を取り上げながら、「静岡県に発生した自然災害」を取り上げて、その被害状況や原因分析等を行いました。この発表は昨年12月に本校の防災訓練でも全校生徒で視聴し、みんなで災害の様子や防災への取り組みについて話し合う教材にさせていただきました。久能算東照宮に出向き現地視察をした時の様子も披露してくれました。
2班は「ウーブンシティ・未来の都市づくり」。ウーブン・シティとは裾野市に建設中の実験都市のことで、東日本大震災後に東北地方での事業を拡大したトヨタ自動車東日本が、2020年年末に東富士工場の閉鎖を決定、その跡地にて、トヨタ自動車が建設予定の実証都市で2021年2月23日着工されました。先日の裾野市長選でも選挙の争点となった関心事項、都市基盤工学の視点で未来の都市づくりについて研究しました。市長選でも市民の声として上がっていましたが、ウーブンシティについてはなかなか情報が出てきていなくて、裾野市の都市未来計画の土木面での発表をもとに研究を進めました。ウーブンとはwoven とはweave(織る)の過去分詞系形容詞、主体となっているトヨタ自動車のルーツとなる豊田自動織機から来ています。
3班は「防災と減災、何が違うの?」。コロナでも「ゼロコロナ」か「ウィズコロナ」、とちらを目指すべきかわかれるところですが、防災か減災か、こちらも果てしない永遠のテーマであります。免震と耐震の模型を作って研究を進めました。今は「被害を最小限に防ぐ」減災の考えが広まってきていて、静岡県にも大きな爪あとを残した昭和49年の七夕豪雨の被害についても話が及びました。
4班は「ローテク技術を磨く」。ローテク(low-tec)あるいはロー・テクノロジー(low-technology)とは、ハイテク(high-technology)の対義語であり、「最先端のものではない科学技術」や「シンプルで、洗練されていないテクノロジー」を意味します。一年間を通して木材を使いち治具(じぐ)などを作ることで機械の使い方を学びました。バイクのボディやポール部分の製作をした時の苦労話は印象的でした。なお、バイクはボディやフレーム部分の製作を行い、エンジン等動力面には生徒は関わっておりませんのでご承知おきください。
5班は「富士山は噴火する?」。これもどなたも子供のころから聞いたことのある話題で、現在のところ答えの出ないテーマでもあります。富士山噴火の歴史の中で最後の大噴火は、宝永四年(1707年)、旧暦の11月23日、今から約315年前のことです。最近富士山の噴火ハザードマップが改訂されたことを機会に富士山の噴火の歴史や万が一噴火した時の対策、被害想定を研究しました。
6班は「まちの魅力を伝えるために~Shizu photo~」。皆さんはフォトロゲイニングという言葉を聞いたことがありますか。フォトロゲイニング(Photo rogaining)とは、地図上にあらかじめ設定されたチェックポイントを制限時間内で多く巡り獲得した合計得点を競うスポーツで、チェックポイント通過の証明に目印を撮影した写真を用います。略称はフォトロゲ、オーストラリア発祥のアウトドアスポーツであるロゲイニングをアレンジしたもので2005年に日本で始まりました。そのフォトロゲイニング競技大会を作ろうと思ったことがきっかけで、市内のフォトスポットを自分たちで見つけて撮影を行い、その写真をもとにオリジナルのフォトロゲイニングを企画しました。静岡県のおすすめフォトスポットとして森下公園やグランシップ、八幡山などを挙げて、それらの場所全部で49箇所で撮影した写真も見せてくれました。
7班は「ミニチュア作戦~谷津山地層、蓬莱橋、テトラポッド」。本校北側にそびえる谷津山、実際に散策して土を採取して地層を作り、さらには本校の住所となっている「長沼」の由来も研究、さらには島田にある世界最長の木造歩道橋・蓬莱橋のミニチュア1/100スケールの木材加工をつくり、本校の文化祭でも販売したテトラポッドの消波ブロックの製作も行い、まさにミニチュア模型をたくさん作った「ミニチュア大作戦」となりました。写真の通り、ジオラマの現物は圧巻でした。
以上です。
26日(水)に建築デザイン科、27日(木)に情報システム科、ロボット工学科、建築デザイン科が発表会を行います。