学校の出来事

令和3年8月表彰者のお知らせ

 令和3年夏休みに諸活動において、校内表彰の対象となった生徒の皆さんの活動成果をお知らせします。

 なお、本表彰は終業式で行う予定でしたが、全校集会が行われないため、本HPで紹介いたします。

 

 バドミントン部  第33回静岡県高等学校バドミントン選手権大会中部地区    

                           一般女子シングルス 中部3位 2年 安本さん

                           一般男子シングルス    中部2位 2年 永野さん

                           一般男子ダブルス     中部2位 2年 永野さん

                                                               1年 海野さん

                             第33回静岡県高等学校バドミントン選手権大会

                           一般男子シングルス   県3位 2年 永野さん

 

 陸上競技部        第64回東海陸上競技選手権大会 

                                男子800m (1分52秒52)    第2位 3年 池田さん

                            

 卓球部      令和3年度全日本卓球選手権ジュニアの部静岡県中部地区予選

                             一般男子シングルス  第3位  1年 小野さん

                                  令和3年度静岡県中部地区高等学校学年別卓球大会

                                      第2位  1年 小野さん

                                      第3位  1年 大石さん

 

自然科学部     第45回全国高等学校総合文化祭(わかやま総文2021)

                             自然科学部門研究発表物理部門    優秀賞 3年 高林さん

                                              加藤さん

                                              望月さん

情報処理研究部   第16回若年者ものづくり競技大会

                 「ITネットワークシステム管理」職種          銅賞 2年 櫛田さん

                    

                                    静岡県ものづくりコンテスト東海大会

機械工学研究部工作班                  旋盤作業部門             第1位  3年 佐野さん

電気物質工学研究部                 化学分析競技               第2位  3年 木下さん

   

                                                                                 以上

 

防災訓練が行われました

 8月31日(火)始業式終了後に防災訓練が行われました。今回の防災訓練では、生徒は地区ごとに指定された教室に集合し、①地震情報発令時における避難を安全かつ迅速に行えるよう、防災意識を高めること ②地区別生徒下校集団の編成を確認することを目的に行われ、各学年の学年長と各下校集団の地区長を決めました。
 防災意識を高めることについては、担当の先生も交え、地震情報発令時の帰宅方法の確認や帰宅途中の津波被害や土砂崩れ等の危険個所、公共交通機関が使用できなかった場合の帰宅方法などについて話し合い、災害発生時の動きを共有しました。

 

 

2学期始業式が行われました

 8月31日(火)に2学期始業式が行われました。新型コロナウイルス感染症対策のため放送にて実施しました。

 最初に校長先生から以下のようなお話がありました。

 

 緊急事態宣言下での、令和3年度2学期の始業式となりました。夏休み前から感染拡大が懸念され、部活動の合宿・遠征やイングリッシュキャンプなど、夏休みでなければ挑戦できない、いくつもの行事が中止・変更を余儀なくされたことは、とても残念です。そのような中、開催の賛否が問われた東京オリンピック・パラリンピック2020が1年延期した後、無観客という形で開催されました。選手たちの競技に向かう姿勢に多くの国民は、国の代表として真摯に向き合う姿に感動し、明日への勇気を得たのは確かです。それは、私たちが彼らの言い尽くせない努力について、国内予選の厳しさなどを通じ、困難な過程を想像できるからではないでしょうか。

 さて、1学期終業式の最後に、ニュートンがペストの流行中、大学が封鎖され、帰省していた時に万有引力の法則や微分積分の法則を完成させたことを紹介し、皆さんにもこの夏休み、科学・技術の探究活動や部活動・学習に打ち込んでみてはいかがでしょうかと話しました。その中で、全国規模の発表会等で素晴らしい成果を上げた生徒等を紹介します。第45回全国高等学校総合文化祭、自然科学部門の研究発表において、自然科学部のR3(高林君、加藤君、望月君)の3名は「ペットボトルキャップ飛ばしにおけるストレートについての研究」という物理のテーマで研究発表し、優秀賞(全国2位相当)を受賞しました。また、愛媛県松山市で開催された第16回若年者ものづくり競技大会ITネットワークシステム管理部門において、J2櫛田君が銅賞(全国3位相当)を受賞しました。この大会は、全国の大学、技術専門校の20歳以下の学生と高校生を対象に、ネットワークの構築をバーチャルで行うもので、問題の難易度はかなり高いと先生方から伺いました。運動部でも、ウエイトリフティング部の青島君の全国高校総体出場や陸上の東海選手権において800mで出場した池田君の自己記録を更新しての第4位入賞も立派でした。また、コロナ禍で全校集会すら行う事ができない中、夏の高校野球静岡県大会では、応援指導部を中心に皆さんの代表である生徒会、ブラスバンド部が熱い応援を繰り広げ、野球部が1勝し本校校歌を高らかに歌うことができ、久しぶりに感じた一体感でした。

 さて、2学期は多くの学校行事があり、また技術系の東海大会・全国大会への出場予定者もいます。並行して、3年生の多くは一生を左右する進路決定を迎えます。個人としての自分自身が努力するものばかりでなく、クラスやチームで協力して作り上げる行事もあります。現在開催中のパラリンピックではパラアスリートの活躍を通じ多様性と調和の大切さ、そして人間の無限の可能性を感じます。パラリンピックの父といわれるイギリスの医師、ルードリヒ・グッドマンは「失ったものを数えるな、残されたものを最大限に活かせ。」と述べています。コロナ禍で、まだまだ制限ばかりの日常ですが、皆さん個々の力、集団としての力を最大限に生かす2学期としてください。以上、令和3年度2学期始業式式辞とします。

  

 

次に、各課より諸連絡がありました。

 

【生徒課】

 緊急事態宣言が出され、静岡でも感染が広まっています。また、デルタ株の増加により若者、高校生への感染も懸念され油断できない状況です。新学期が始まるにあたり、特に黙食・対面での飲食を避けることを徹底してください。食堂やホールの座席も間隔を空けて配置しているので、勝手に移動させることのないようにしてください。熱中症の心配もありますが、マスクの着用を徹底し、気分が悪くなったら先生に申し出てください。通学に関しては寄り道せず直行直帰を心がけてください。公共交通機関を利用している生徒は後者に入る際や帰宅した際に手指消毒をするようにしてください。

 こういった状況で大きな声を出しにくいと思いますが、人とのコミュニケーションが大切なので元気な挨拶をしましょう。

 身だしなみについて、暑い日が続きますが着崩しがないようにしてください。頭髪についても注意を受けた場合はすぐに直すようにしてください。

 夏休み中スマートフォンを多く利用していたと思いますが、学校内では電源を切ってルールを守るようにしてください。

 交通関係について、夏休み中事故の報告はありませんでしたが、夏休み明けは交通事故の発生しやすい時期です。時間にゆとりをもって登校し、事故がないようにしてください。公共交通機関を利用する生徒も歩きスマホ・ながらスマホをしないようにしてください。

 

【教務課】

 来週いっぱいまで短縮日課(授業時間5分短縮)となります。従来のデルタ株だけでなく新たなデルタ株も出ているので、新型コロナウイルス対策をさらに徹底してください。

 

 

※始業式は新型コロナウイルス感染症対策を徹底し放送にて実施しました。

★イングリッシュ・キャンプ最終日報告★8/25水★

 8月23日から本校で始まっているイングリッシュキャンプも3日目、最終日を迎えました。かなり緊張もほぐれ、アクティビティーもよりスムーズに進行しています。

 最終日午前中の活動は、2日間の活動からネイティブ講師をスイッチしての講義となりました。最初は「リスニング&発音」の講義で、ディクテーション(書き取り)や早口言葉コンテストを行いました。大学共通テストでもリスニングに占める比重が激増し、リスニングの学習はさらに不可欠となりました。また資格試験ではスピーキングの技能も問われることもあり、生徒にとっては将来も見据えた活動となりました。後半はゲームを交えた活動の「Fun Time」を行いました。

 

   

 午後は昨日も行ったグループ発表準備の続き。「日本文化紹介」をトピックとして、生徒のみで考えたたたき台をネイティブ講師に提示し、アドバイスや添削を求め、発表に備えて実際に声に出して読み上げてみる活動も行いました。

 集大成の活動として最後に2グループ16名合同の「発表会」が行われました。本校生徒の得意分野であるICT機器を駆使しながら、言葉と視覚に訴える素晴らしい発表が出来ました。中には自分たちで描いた絵を提示しながら「 show & tell ショーアンドテル」形式で発表するペアもありました。

 

 

 最後に閉会式が行われ、校長先生からご挨拶をいただいたあと、講師の方から講評と修了証書をいただき、みんなで写真撮影をして3日間のイングリッシュキャンプを終了しました。

 

 海外研修および宿泊研修が出来なかったことは残念ですが、オーセンティックな言語や文化に触れられて実りある研修だったことを確信しています。この研修で培ったことを残りの高校生活および将来の進路設計に役立てて欲しいです。

 支援して下さった本校同窓会・後援会、コーディネートをして下さったISS(株)国際交流センターの皆様、ネイティブ講師の先生方、運営に携わった研修課国際化推進室の皆様、本当にありがとうございました。

 この研修の様子は10月30日(土)の本校文化祭で展示発表する予定です。

 なお、この研修の実施に際しまして、緊急事態宣言発令下の中で実施すべきか否か、関係各所と十分に協議した結果、生徒の希望を尊重し、より一層の感染症対策を敷くことで実施が可能と判断し、実施することとなりました。期間中は3日間とも新型コロナウイルス感染症対策を十分に施しながら、生徒・講師の健康・安全を第一に考えて実施しました。

 

★イングリッシュ・キャンプ2日目報告★8/24火★

 イングリッシュ・キャンプも2日目となり、講師も3日間同じ方で、お互いの緊張もほぐれてきたところです。
初日の様子は静岡新聞の中部版にも掲載していただきました。

 2日目は、まずオープニングで、Who are you? ゲームを行いました。さまざまな疑問文を使って相手が扮した人・物を当てていく定番ゲームでした。

  


 キャンプも佳境に差し掛かった午後はこの日のメイン活動「ディスカッション」。まずはディスカッションの定義やルール、論理的に意見を述べる練習をしたあと、学校のよいところ、改善した方がいいと思われるところ、世界に紹介したい日本の魅力などをトピックとしてディスカッションを行いました。「賛成・反対」に分かれて意見をぶつけ合う「ディベート」と違って、比較的自由に意見を表現できるディスカッション、しかしながら持論は言えてもその論理的な理由を表現していく難しさを痛感したはずです。

 


 最後は翌日のグループ発表「プレゼンテーション」に向けての準備を行いました。明日が楽しみです。

 今回のネイティブ講師の方は、お二人とも、もともとのルーツは「非英語圏」ですが、我々が普段接しているアメリカ英語・イギリス英語と違って、さまざまな国の方が話す英語に触れる絶好の機会だったと思います。昨年から導入された大学共通テストのリスニングにも、アジア圏・アフリカ圏など英語の母国語話者ではない方が話す英語を聞き取る問題が導入されています。その独特な発音やイントネーションを聞いて生徒たちは大いに参考になったはずです。

 


 明日は最終日、頑張って欲しいです。

 この研修会は感染症対策を十分に講じたうえで、随時生徒や講師の体調を確認しながら行っています。

★イングリッシュ・キャンプ初日報告★8/23月★

 令和3年8月23日から25日までの3日間、本校でイングリッシュ・キャンプが行われています。その初日の模様を簡単に報告させていただきます。

 昨日HP掲載させていただいたとおり、午前9時から開会式が行われ、そのあと16名の参加者を2教室、8名ずつに分けながら、自己紹介や自分の意見を表現するスピーキング活動を行いました。ウォーミングアップで「アナグラム」(文字の並び替え)などを行い、「HOSОLC」→「SCHООL」(スクール・学校)など緊張をほぐしながらネイティブの講師の方が進めてくれました。

 


 午後は異文化理解、特にネイティブ講師の方の出身国について、文化・習慣・食べ物・住まいなどの側面からパワーポイントを使ってレクチャーがあり、必要に応じて生徒へレスポンスを求めるなど英語でコミュニケーションを取る姿勢を身に付ける活動を行いました。

 


 驚いたのは、比較的この手の研修でよくあるゼスチュアやボディーランゲージに頼らせず、あくまで英語という「言語」で相手と意思疎通をさせる活動を行っていたことでした。あくまで「バーバル・コミュニケーション」(言葉による伝達)にこだわる教育姿勢は、語学力を生かすための研修の趣旨にぴったりだと思いました。

 
 

 最後は息抜きも込めて、クイズやジャバディーなどの活動を行って初日を終えました。

 2日目も午前9時から研修が行われます。

★機械工学科3年・佐野君が全国ものづくりコンテスト旋盤部門出場を決めました★

 令和3年8月19・20日に本校で行われた令和3年度高校生ものづくりコンテスト東海大会・旋盤作業部門で静岡県代表・本校機械工学科3年・佐野君が見事優勝を飾り、11月13・14日に神奈川県立東部総合職業技術校で開催される全国ものづくりコンテスト・旋盤作業部門への出場を決めました。
 
 

 東海から全国への出場枠はわずか「1枠」、他の選手が時間超過や組立寸法不良等で力を発揮しきれない中、佐野君は普段の努力の成果を十分に発揮し見事優勝、東海王者となりました。

 

 全国大会まで精進を重ね、全国でも上位に入って欲しいです。
  

  なお、10月29日(金)文化祭オープニングセレモニー時に全国大会壮行会を行う予定です。

 

 おめでとうございます。

★イングリッシュ・キャンプが本校で行われています★8/23~8/25★

 令和3年度イングリッシュ・キャンプが8/23月~8/25水・本校を会場に、大学の先生方やネイティブスピーカーを招いて行われています。
 

 もともとは同窓会・後援会の支援を得て、台湾・シンガポールなど海外研修を行ってきましたが、昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止、今年は当初から海外研修を中止して、掛川市のつま恋虹の郷で2泊3日のイングリッシュキャンプを行う予定でしたが、8月8日からのまん延防止等重点措置の施行および20日からの静岡県・緊急事態宣言発令を重く見て、宿泊なし・本校での3日間の研修に急遽変更しました。

 

 この研修には1年生から3年生の理数科・工業科の男子生徒16名が参加、14日の事前研修を経て、本日からの本番に臨みました。

 

 23日(月)午前9時より、本校視聴覚室で開会式が行われました。

 研修課国際化推進室から諸注意のあと、松村校長から開会に際しての激励の言葉があり、自己紹介を終えたあと、9時15分から、会議室と視聴覚室に分かれて最初のセッション・アクティビティが始まりました。

 

 ネイティブ講師1名(プラス日本人の英語教員)に対し、生徒は8名なので英会話をするには最適なクラスサイズと言えます。また、原則オールイングリッシュでレクチャーは行われますので、生徒は普段体験できない英語のシャワーを浴びている感じです。

 

 後日、研修の様子を本校HPにてご報告させていただきます。

 なお、このイングリッシュキャンプは新型コロナウイルス感染症対策を十分に講じながら、事前の体調チェック・キャンプ中の体調管理の確認等を十分行って3日間生徒・講師の健康と安全を第一に考えて実施させていただきます。御理解お願いします。

★高校生ものづくりコンテスト東海大会が本校で行われました★

 令和3年度高校生ものづくりコンテスト東海大会兼第21回高校生ものづくりコンテスト全国大会東海地区予選会の旋盤作業部門とシーケンス競技部門が本校を会場に8月20日(金)に行われました。
 


 本校からは旋盤部門に、機械工学科3年生・佐野君、シーケンス制御部門に情報システム科3年・西野君が県代表として参加しました。

 


 開会式の後、入念な準備をして本番に臨みました。

 

 シーケンス制御部門は東海大会後の上位大会はなく、旋盤部門は11月に神奈川県で行われる全国大会の出場権もかかっています。日頃の成果を十分に発揮できたということでした。結果は後日本校HPで報告させていただきます。

 

 なお、この大会は感染症対策に十分配慮しながら実施されました。

理数科 夏期勉強会(3、4日目)

8月10日(火)から13日(金)までの4日間、理数科の夏期勉強会をグランシップにて行っています。

 

【補講の様子】

3年生は、各自の進路希望に応じた科目の補講を受けています。

写真は、化学の様子です。

 

【卒業生との交流】

本校の卒業生が11名来てくれました。高校生時代の自分と現在の自分へと「成長したこと」や「卒業して感じたこと」、「後輩たちへの思い」などを伝えてくれました。すべてではありませんが、先輩たちからのメッセージを掲載します。

(1、2年生に対して)

・好きなことを見つけて磨いてほしい。

・朝補講は欠かさず参加した方が良い。

・部活動と学習の両立ができるよう努力してほしい。

(3年生に対して)

・自分と先生方を信じましょう。

・苦手科目ほど伸びます。英語の先生に感謝してます。

・受験することを楽しもう。人生に一度か二度しかない。

多くは大学1年生でした。彼らは、コロナ感染症流行下で受験しました。

後輩たちを励ますために来てくれたことに感謝します。

★イングリッシュ・キャンプ事前研修会が行われました★

 本校は8月23日から3日間、英語研修(イングリッシュ キャンプ)を行います。この事業は同窓会および学校後援会の協力を得て平成26年度から「海外研修」として始まり、平成30年度までの5年間はシンガポールへ3泊5日、令和元年度は姉妹校提携をしている現地学校への訪問を含めた台湾へ3泊4日の研修を行いました。昨年度も台湾研修を計画しましたが、コロナ禍により中止、今年度は計画段階から国内研修に切り替えて計画を立てて募集をしました。
 

 当初は掛川市のつま恋リゾートで宿泊を伴って行う予定でしたが、県内のコロナ警戒レベルが「レベル6」に上がったことを重く考え、本校施設内での実施とし、宿泊せず日帰りで3日間行うことになりました。
 
今年度は生徒16名が参加します。また10月30日の文化祭では報告会も行います。

 

 研修に先立ち、8月12日(木)に本校にて事前研修を行いました。
内容は、アメリカで働いている日本人インダストリアルデザイナー・中澤氏とのオンラインセッションをメインに行い、アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコにある世界有数の工業地帯・シリコンバレーでの経験をさまざまな画像や動画をおりまぜて紹介してくださいました。

 

 多数の半導体メーカーが集まる場所で悪戦苦闘を繰り返しながら日々研修を重ねて働いていく姿に、本校生徒も将来の自分をオーバーラップさせながら研修を受けていました。

 23日(月)から25日(水)までの3日間、本校施設にてスピーキングアクティビティー・異文化理解・ウォークラリー・グループワーク・プレゼンテーションの研修を行い、3日間英語漬けのイングリッシュキャンプを行います。

 なお、この事前研修及びイングリッシュキャンプは事前の体調管理と検温・手指消毒を十分に行い、感染症対策を十分に施しながら行います。御理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。

 

理数科 夏期勉強会(2日目)

8月10日(火)から13日(金)までの4日間、理数科の夏期勉強会をグランシップにて行っています。

 

【感染症対策】

正面入口で「検温」「手指の消毒」を行い、各HR用の会議室へ行きます。

会議室内では、「私語を減らすこと」や「飲食の際はしゃべらない」などに注意しています。

 

 

【3年生】

静岡大学工学部電子工学研究所の木村雅和先生の出張授業「出る杭を伸ばす教育~新・静岡のヒトづくり~」を行いました。好きなことへ取り組みつづけることが、自分の才能を見出し、磨き上げていく最良の方法であるとの強い励ましの言葉をいただきました。

生徒の感想より

・自分が何をやり(学び)たいのかわからなくなっていたけど、(やりたかったことを)思い出すことができました。TOF(赤外光を使って距離を計測する)カメラなどの技術に関心や興味を持つことができ、進学への意欲が高くなりました。

・今まで「大学に入るまで」のことを中心に考えていたが、「入学後の研究室」のこともよく考えたい。自分を誤魔化さないで、しっかりと自身が納得するまで考え、調べることを大切にしたい。

 

 

【先生方の熱意】

先生方は、1時間の授業(補講)のために教材づくりや板書に時間を割いてくださっています。写真は、2年生の理科(化学)のために担当の先生が作成した板書です。限られた時間で解説をし、生徒が必要なことをまとめる時間を大切にしたいとのことです。学校とは違う環境で、先生方の工夫や努力を改めて感じることができます。

理数科 夏期勉強会(1日目)

 8月10日(火)から13日(金)までの4日間、理数科の夏期勉強会をグランシップにて行っています。慣れない場所で自習を行うことにより、持続力や集中力などを養い、学習習慣を確立することを目指して、自学自習しています。

 

 【1年生】初めての勉強会です。体調管理に気をつけ、4日間の勉強会を乗り切ってほしいと思います。

 スタディサプリの数学講師(山内恵介さん)の講演会がありました。これからの社会に必要な学び方を「意識して」授業を受けることや友人との対話の大切さを伝えてくださいました。

 

 【2年生】昨年に比べ、課題に取り組む姿勢が力強く見えます。すでに課題を終えて、夏休み明けの課題テストに向けて苦手な科目の振り返りをする生徒もいました。7月の模擬試験の結果やこれまでの学習状況を先生方と振り返り、夏休み以降の生活を見つめ直す機会となっています。

 

 

壮行会が行われました。

 7月21日(水)終業式終了後に、東海大会及び全国大会の壮行会が行われました。感染症対策のため、各クラスにて放送で行われました。

 東海大会及び全国大会に出場する諸活動を紹介します。

 

〇ウエイトリフティング部 第68回 全国高等学校総合体育大会ウエイトリフティング競技大会

〇自然科学部  第45回 全国高等学校 総合文化祭 紀ノ国わかやま総合文化祭2021

                      自然科学部門 研究発表 物理部門

〇若年者ものづくり競技大会の全国大会

  機械製図CAD部門       

  フライス盤部門         

  ITネットワークシステム管理部門

  建築大工部門

〇高校生ものづくりコンテスト東海大会

  旋盤部門     

  木材加工部門 

  シーケンス制御部門

  化学分析部門 

 

 代表の選手が抱負を述べた後、まず生徒会長が激励を行い、その後校長先生から激励の言葉をいただきました。

 東海大会及び全国に出場する選手には、存分に力を発揮してもらいたいと思います。応援よろしくお願いします。

            

★8月5日(木)に中学生一日体験入学が行われました★

  8月5日(木)に令和3年度中学生一日体験入学が行われ、残暑厳しい中、約1500名の中学校3年生が来校して下さり、事前に指定した午前午後各2グループづつ4グループ別れ、体験入学が行われました。
 

  直前になって、静岡県の新型コロナウイルス警戒レベルが「レベル5」に上がったことにより、保護者様の来校を御遠慮いただくこととなり、お子様の進路決定の大切な時間を共有していただけなかったことを深くお詫び申し上げます。その分、中学生だけで「3密」を避けながら、例年以上に充実した体験入学を行うことが出来たと自負しています。
 

 体験入学の内容は、例年同様全体説明会と工業科の施設見学が行われました。
 全体説明会では、学校紹介が副校長先生から、本校の歴史、特徴、進路実績、授業内容、行事等の学校生活等について説明が行われました。
 

 工業科の施設見学はグループを7つの班に分け、実習棟の各科の実習室等で9分づつ各科の説明が行われました。
  

 
 また全日程終了後、理数科の紹介が希望者に対し行われました。
  

 参加いただきました皆様には、蒸し暑さの中ご来校いただき、またコロナ感染防止対策等本行事へのご協力いただきましたこと、誠にありがとうございました。
 

★インタビューボード(バックボード)が完成しました★

2021年8月4日(水)、待ちに待った県立科学技術高等学校オリジナルのインタビューボードが完成しました。本校の建築デザイン科が中心となって作成をしました。校章、校名、KAGIRANGERSを学校カラーである浅縹(あさはなだ)色で表現しました。当面の間、本校生徒ホールに設置しておきますので、本校に立ち寄った際には、是非とも御覧ください。今後様々な活動で活躍した生徒たちが、このインタビューボードの前でインタビューを受けている姿が目に浮かんできます。

インタビューボード

 

インターンシップ事後学習及び成果報告会が行われました。

 8月2日(月)に、7月28日(水)から30日(金)までの3日間実施された「インターンシップ現地研修」の事後学習および成果報告会が行われました。

 事後学習は、「事前学習で設定した目標を、インターンシップを通して学び、事後学習における振り返りにより、今後身に付けるべき能力・具体的行動計画を設定すること」をねらいとしています。
 午前中は、現地研修の振り返りを行い、気づき、学んだこと、エピソード等をグループワークで話し合い、成果報告会に向けて内容をまとめました。

 

                                     


 午後は、受け入れ企業の方々をご招待し、各部屋に分かれて成果報告会を行ないました。午前中にまとめた資料を5分間で発表し、受け入れ企業の方からのコメントもいただきました。
 最後にまとめ学習を行い、今後の目標設定をして終了しました。

 

 


 3日間の短いインターンシップでしたが、現場での作業や社員の方々との交流を通し多くのことを学び、進路を考えるにあたり貴重な経験となったことと思います。学んだことを今後の生活に活かし、設定した目標を達成できるようにしてほしいと思います。

 

令和3年度・2年生インターンシップが始まりました。

 今年度のインターンシップ(就業体験)が7月28日(水)から始まりました。

 27日(火)は講師の方をお招きし事前学習を行い、姿勢や挨拶の仕方など社会人として必要なビジネスマナー・心構えを教えていただきました。

 7月28日(水)から30日(金)までの3日間、各企業で研修を行います。

 また、8月2日(月)に事後学習を行い、インターンシップでの学びを振り返り、今後身に付けるべき能力・具体的な行動計画を設定する予定です。

 

2年生進路別ガイダンスが行われました。

 7月21日(水)に、2年生進路別ガイダンス(大学・企業・公務員ガイダンス)が行われました。

 大学コースでは、9大学による大学別分科会を2回に分けて行いました。感染症対策として、都市部の6大学はオンラインで説明会を行いました。

 

 企業・公務員コースでは、最初に2部屋に分かれてパネルディスカッションを行い、その後企業コースは45社(静岡県内の中小企業)による企業別ガイダンス、公務員コースは公務員説明会を行いました。

 

 

 生徒は複数の大学、企業の説明を聞き、それぞれ異なる雰囲気や特色を知ることができました。今回の進路別ガイダンスを機会に、今後もパンフレットやHPで情報を収集・分析し、進路実現に向けて目標を明確にしてほしいと思います。

1学期終業式が行われました。

 7月21日(水)に1学期終業式が行われました。コロナウイルス感染防止のため、校内放送にて行いました。はじめに、校長先生から以下のようなお話がありました。

 

「1学期はコロナ禍にあっても、6月に体育祭を開催し、皆さんの一挙手一投足に笑顔がはじけ、友人との親睦を深める様子も見てとれ、とてもうれしく思いました。しかし、その後も状況は芳しくなく、本来であれば表彰や壮行会を、全校生徒の前で開催し努力を讃えたかったという点で残念です。

そのような中で、科学技術高校生徒の心を一つに集めるという意味で、今日は、在校生徒のみならず卒業生を含め、ともに成長してきた本校のシンボルツリーである、ニュートンのリンゴの木の話から始めます。正門から校舎に向かって入ってきて、最初にみえる木が本校のシンボルツリーである「ニュートンのリンゴの木」です。文部大臣や東京大学総長等を歴任された有馬朗人先生のお取り計らいで、平成20年本校の開校に合わせて、東京大学理学部付属植物園から贈られたものです。譲り受けた当時の太さは親指ほど、高さは1メートルほどの幼木で、樹齢は16・17年という事になり、皆さんとほぼ同年齢という事になります。

さて、このニュートンのリンゴの木、日本には万有引力発見300年を記念し1964年に東京大学理学部付属植物園に贈られました。品種としては「ケントの花」と呼ばれ、熟した果実は必ず自然落下するという特徴があるということで、ニュートンは風もなく自然に落ちるこのリンゴをみて、万有引力の法則をひらめいたのでしょうか。当時ニュートンは22歳の学生だったのですが、微分積分法を成立させたのもこの時期だと言います。

さて、先日高等専門学校の学生による「DCON2021」というコンテストの様子を見ました。高専生のもつ技術と、ディープラーニングを活用して事業を創出し、企業評価額や売り上げを競うコンテストで、審査員はキャピタリストと呼ばれるプロの投資家たちです。また、ディープラーニングとは、画像認識等で用いられることで知られています。今年のコンテストでは福井工業高等専門学校の老朽化診断ツールが優勝しました。一般に橋やトンネルなどの老朽化には、打音検査が行われます。ハンマーでコンクリートなどをたたき、その音で内部の老朽の度合いを測るもので、この判断には熟練の技能者が必要です。すでに機械化している装置もあるのですが、それらは大型で高価という欠点があります。福井高専のツールは、ハンマーの柄にマイコンとSDカードを取り付けただけの小型で安価な装置です。様々な箇所を打音し録音したデータをクラウドに転送し、データの一つ一つについて、腐食等があるかを診断させるとともに、学習させます。審査員は、様々な業者がそれぞれの環境のもとで、オリジナルの学習モデルを作ることができる点で、市場価値が広がると評価しました。 

 新しい価値の創造という点では、静岡県も若い皆さんに大いに期待しています。すでに各学科には案内を差し上げていますが、今年もジュニアプロコンが開催されます。静岡県が主催し、多くの優良企業が協賛しています。夏休みこれらに挑戦し、各協賛企業の提供する副賞を狙ってみてはいかがでしょうか。

ニュートンはイギリスの小さな村の農家に生まれ、叔父の援助を受けケンブリッジ大学に入学します。しかし、この頃ペストが大流行し大学は閉鎖され、故郷の村で過ごさなければなりませんでした。その外出自粛の時期をうまく活用し、万有引力の法則等を発見したといいます。今の私たちの環境にどこか似たところがありますね。どうか、皆さんもこの夏休み、科学・技術への探求活動や部活動などに打ち込むなど、有意義に過ごしていただきたいと思います。

以上、令和3年度1学期終業式 式辞とします。」

  

 続いて夏休みの過ごし方について、教務課と生徒課より注意事項がありました。

【教務課】

・夏休みを1日短縮し、8月31日(火)より2学期をスタートします。

・オリンピックが始まり、静岡県内でも人の流れが多くなることが予想されるので、健康に気を付けて行動してください。

・3年生は進路の関係で県外に移動することがあると思うので、しっかり対策するようにしてください。

【生徒課】

・マスクの着用、三密の回避、社会的距離、手洗いうがいなど基本的なコロナウイルス対策を徹底してください。公共交通機関使用の際は必ずマスクをし、県外移動に関しては県の基準を確認してください。

・誹謗中傷やいじめにつながるような言動、モラルに反した書き込みや投稿など絶対ないようにしてください。

・交通マナーに関して、イヤホンをつけながら自転車に乗らないようにしてください。また、交差点での安全確認を必ず行うようにしてください。

・バイクに関して、4ない(免許を取らない・買わない・乗らない・乗せてもらわない)を守ってください。

・身だしなみについて、部活で指示がない限り登校の際は制服で来るようにしてください。また、頭髪に関して2学期すぐに検査があります。

★中学生体験入学時(8月5日)の誘導ルート確認及び説明会が行われました★

 8月5日(木)に行われる「中学生一日体験入学」における誘導や運営を手伝ってくれる在校生を集めて、当日の打ち合わせおよび誘導ルートの確認を行いました。
  
 当日在校生の補助生徒は事前に募集を行い、有志で志願してくれた生徒約80名が誘導に携わってくれます。当日の集合時間や工業科実習棟での誘導ルートの確認、雨天時の対応、そして終了後のアンケート集計の説明を行いました。
  
 当日手伝ってくださる在校生も1年前、2年前には中学生として本校の体験入学に参加してくれた生徒がほとんどである、と聞きました。昔のことを思い出しながら、当日頑張って手伝って欲しいです。この他にも300名の生徒が工業科実習、学校生活の様子披露、自転車置き場への案内、理数科説明会等で手伝ってくれます。
 
 感染症及び熱中症には十分に気を付けながら当日の運営を行っていきたいと思います。

 当日は保護者の方々に工業科施設見学を一緒にして頂けないのはまことに心苦しいですが、御理解お願いしたく思います。当日参加の皆様も、感染症及び熱中症対策を十分に施してのご参加、よろしくお願いいたします。
 (マスクの着用および雑談等の自粛等、ご協力よろしくお願いします)
 

 何か質問等ありましたら、科学技術高校・総務課・中島までご連絡下さい。

7月の表彰者をお知らせします

 

 令和3年春休みから7月までに開催された各種大会等において、校内表彰の対象となった生徒の皆さんの活動成果をお知らせします。

 なお、本表彰は終業式で行う予定でしたが、全校集会が行われないため、本HPで紹介いたします。

 

バドミントン部  令和3年度高等学校総合体育大会バドミントン競技中部地区予選    

                           学校対抗戦男子 中部1位 

                           男子S     中部1位 3年 井上さん

                               中部2位 3年 後藤さん

                               中部3位 2年 永野さん

                           男子D  中部1位 3年 後藤さん

                                      2年 永野さん

                                                女子D  中部4位 3年 山口さん

                                      2年 安本さん

                 第69回静岡県高等学校総合体育大会バドミントン競技

                        学校対抗男子  県4位

                           男子S      県4位    3年 後藤さん

陸上競技部 第71回静岡県中部高等学校陸上競技対抗選手権大会 

                                                                                            男子総合    第6位

              第74回静岡県高等学校陸上競技対抗選手権大会

                           800m      第2位  3年 池田さん

                             1500m    第6位     3年 池田さん

      第76回静岡県陸上競技選手権大会      800m     第2位  3年 池田さん

ウエイトリフティング部 第69回静岡県高等学校総合体育大会ウエイトリフティング競技

                             61kg級 第1位  2年 青嶋さん

                                                                                                             第2位  2年 磯部さん

       第9回静岡県ものづくり競技大会高校生の部

ロボット研究部    シーケンス制御部部門          第2位  3年 西野さん

情報処理研究部     機械製図CAD部門             第2位  3年 前田さん

機械工学研究部       旋盤部門             第1位  3年 佐野さん

物質工学研究部      化学分析部門            第2位  3年 木下さん

                               第3位  3年 野中さん

       第69回静岡県高等学校総合体育大会なぎなた競技

                         男子個人  第2位  2年 中澤さん

       第68回東海高等学校総合体育大会なぎなた競技

                         男子個人  第2位  2年 中澤さん

                                    以上

★第103回全国高校野球選手権大会静岡県予選2回戦★

 第103回全国高校野球選手権大会静岡県予選2回戦が7月17日(土)に県営草薙球場他にて行われ、本校は浜松北高校と対戦しました。立ち上がりから相手の猛攻に遭い、また相手当初の好投により苦戦を強いられましたが、終盤怒涛の追い上げを見せ2点差まで迫りましたが、あと一歩及ばず5ー7で惜敗してしまいました。

 選手たちは悔しさをにじませていましたが、最後まで果敢に立ち向かう姿は見ている者の心を打ちました。来月始まる秋季大会に向けて練習に精進して欲しいです。

 応援指導部・生徒会・吹奏楽部の皆様、そしてPTA・後援会・同窓会の皆様も応援ありがとうございました。

若者に向け、林業の魅力を発信 ~林業の出前講座を開催~

静岡県は、新規就業者の確保に向け、若者の職業選択の中に林業の意識付けを図るため、高校生に林業の魅力を伝える取組を行っています。

その取組の1つとして、この度、本校の建築デザイン科の1年生に対し、森林・林業に関する講義や伐木現場の見学等を行う出前講座を開催しました。本校では、初めての林業の出前講座となります。

なお、新型コロナウイルス感染症対策を講じて開催しました。

 

★第103回全国高校野球選手権大会静岡県予選 野球部勝利!!★

 第103回全国高校野球選手権大会静岡県予選1回戦が行われ、本校は7月10日(土)午前・静岡県営草薙球場で県立相良高校と対戦し、8ー1、7回コールドで快勝しました。
 

 当日は応援団・生徒会・吹奏楽部・写真部の皆様も応援に駆けつけてくださいました。

 

 2回戦は7月17日(土)に草薙球場で県立浜松北高と対戦します。
 

 応援よろしくお願いします。

 

★第2回定期テストが始まりました★

 令和3年度第2回定期テストが7月6日(火)から始まりました。4日間、9日(金)までに多いクラスでは12科目の試験が行われます。
 


 特に3年生にとっては就職選考または進学の学校推薦に大きく影響するテストとなりますので、生徒の皆さんはいつも以上に真剣なまなざしで、一心不乱に解答用紙に書き込む姿が印象的でした。
 

 あらせずに問題をよく読んで、ケアレスミスがないようにしてほしいです。

 なお、テスト返却は13日(火)に特別日課で行う予定です。生徒の皆さん、頑張ってください。

2年生の学年集会が行われました

 6月25日(金)LHRの時間、2年生は学年集会が行われました。
 まず学年主任の先生から、本学年集会の目的は、主体的な進路選択に向けどんな行動を起こしていくのか、を考えるきっかけづくりであることと、7月5日に予定されている、進路別ガイダンスの実施方法について説明がありました。 
 この後、夏休みに予定されているインターンシップ参加者に対し、担当の先生から、集会の案内(内容、持ち物等)や各分掌の先生から次のような話がありました。
 進路課:この学期末テストに向けしっかり勉強すること。進路活動を意識した夏休みの過ごし方等について。
 教務課:2学期に行う、3年次の科目選択について、進路を考慮し保護者の方とよく話し合っておくこと。
 生徒課:集会参加時の意識として、アンテナを高くし、大事なことは集中し、しっかり聞くこと。
 現3年生はこれから進路活動の本番に向けて行動していこうとしています。2年生も1年後を見据え、準備を始める時がきました、主体的な進路選択が望まれます。

      

進路講演会が行われました

 6月25日(金)LHRの時間に、理数科3年生の生徒と希望する保護者を対象に、大手大学受験予備校・河合塾から講師をお招きし、進路講演会を開催しました。
 演題は「大学受験で後悔しないために」です。
 入試制度の変化、そして新型コロナウイルス流行に伴い、現在の受験の様子がどのように変化しているかデータをもとに話してくださいました。また、夏休みをどのように過ごすか、いつ何をすべきか、今後の見通しについて話してくださいました。生徒は講師の先生の話に集中し真剣に耳を傾けていました。
 受験生にとって天王山である夏休みが迫っています。第一希望に絶対合格する!という強い気概をもって励んでほしいと思います。

 

第二種電気工事士の技能練習(電気工学科)

電気工学科の2年生は、7月17日(土)に実施予定の

第二種電気工事士技能試験のため、

授業で練習に励んでいます。

第二種電気工事士練習風景

 

技能試験に合格をすると、

申請により第二種電気工事士の免状が取得でき

一般家庭等での電気工事を行うことができます。

第二種電気工事士技能練習

 

技能試験は、技能作品1本あたり40分以内に完成させ、

電気的な欠陥がないように配線作業を行う必要があります。

電気工学科の生徒は、毎年ほぼ全員が

第二種電気工事士を取得して卒業しています。

技能作品

 

 

2年生と3年生の夏季保護者会が開催されました

 6月16日(水)の午後、令和3年度PTA主催夏季3年生保護者会及び2年生保護者会が開催されました。
 3年生保護者会は全体保護者会とクラス懇談会の2部構成で行われました。
 先ず全体保護者会では、PTA副会長から、「3年生は進路決定という人生の岐路に差し掛かっている。悔いのない選択ができるよう、フォローをお願いしたい。PTAとしてもできる限り支援をしていく。」との挨拶がありました。次いで学年主任の先生から「今までの保護者会の中で、生徒にはいろいろなものにチャレンジしてほしいと話してきました。この時点で振り返りをすると、各種検定や、部活動等で頑張っている生徒の姿が見られる。ここでさらに2つお願いをしたい。①部活動引退に伴い、増えた使える時間を進路実現のためや学習時間に切り替えてほしい。
②進路実現に向け、スケジュールに対し早めの行動をとること。」
 この後理工科は教室に移動して進学の意話、工業科は生徒課の先生から、免許取得の条件や注意事項についての話の後、進路について就職希望者と進学希望者に分かれ、各々進路課の先生から説明がありました。

 就職希望者への話の内容
  昨年度卒業生の就職状況。今年度の求人予想。進路希望調査の結果。企業が求める生徒像。今年度の就職活動日 
 程(求人から就職試験までの流れ)。公務員志望者に対する注意事項等

 進学希望者への話の内容
  ・入試は自分で動くが基本:出願書類の準備、推薦願等の提出は自己責任を基本に行動すること。 
  ・合格がゴールではない:最後の最後まで勉強するという覚悟をもって取り組むこと。
  ・志望大学は最後の最後まで決めておく:志望校の受験形態や出願時期を確認し注意すること。

            

           

          

 2年の保護者会はクラス懇談会のみ行われました。クラス懇談会の冒頭にPTA副会長の下記挨拶がクラスごとに披露されました。
 「6月3日の体育祭は無観客で保護者は見学できませんでした。11月には蒼穹祭が予定されています。どのような
  形で開催されるかわかりませんが、保護者の皆様の協力をお願いします。少しづつ日常生活が戻りつつある感は
  ありますが、油断せず身を引き締めて子供達をサポートしていきたいといます。」
 この後は各クラス担任の先生や副担任の先生から、クラスの状況や、体育祭での生徒の様子、修学旅行の計画等の話がありました。

          

 

 

進路に関する3年生の学年集会が行われました

 6月18日(金)7時間目、3年生は、就職希望者と進学希望者に別れ、各々進路課の先生から次のような話を聞きました。
 就職希望者に対し:進路課長から、面接試験で注意すべきポイント。企業が求める人物像。今後の進路の流れ。応募前職場見学のついての注意事項。校内選考会議の進め方。
 進学希望者に対し:進路課進学担当の先生から、現段階でやっておくべきこととして、①受験日程の確認。②出願要件・試験項目の確認。③自分の力を知る(模試を受ける)こと。④希望の進路をかなえるために頑張る覚悟を決めること。⑤大学入学してから困らない学力をつけること。
 進路実現に向けて志望先の情報をしっかり収集し、怠りなく準備をしていきましょう。

 

後援会・PTA総会が開催されました。

 6月16日(水)、5月25日(火)開催がコロナ禍により延期されていた後援会・PTA総会が開催されました。
 後援会総会では、会長から、「コロナ禍の中変則的な会運営となっている。引き続き後援会の皆様の御協力をお願いしたい。」との挨拶を頂きました。次に校長先生から、学校の様子として、令和3年度学科改善による定数削減を行ったこと。コロナ禍においても生徒の活動は活発で、部活動やものづくり競技において好成績を収めていること。また国際化推進については国内サマーキャンプの開催を後援会・同窓会からの御支援を頂き実施予定であること。今後も後援会の皆様のご支援を賜れるようお願いします。等の話がありました。
 この後議事に移り、以下の報告及び議事が行われ、議事案件については、出席者の方々に承認いただきました。

報告事項:令和3年度事業計画・予算に関する件、令和3年度新入会員に関する件

第一号議案:令和2年度事業報告・決算報告に関する件、監査報告
第二号議案:令和3年度役員選出に関する件

        

 

 PTA総会では、会長から「コロナ禍の中、若年者の感染が増えているが、このような状況の中でも、PTAの活動は去年以上のものを目指していけたらと思っている。」との挨拶。
 また、校長先生から「コロナ禍の中、日々の教育活動ができるのは、保護者の皆様、生徒、職員が一丸となって感染対策を行っていることに尽きると思います。コロナウイルス感染防止対策を行い、インターハイの各種競技やものづくり競技大会が実施され、本校生徒は好成績を収めています。また本校行事についてもコロナウイルス感染防止対策を行い、5月11日にホームルームデー、6月3日に2年ぶりの体育祭を行いました。今後も生徒の努力の成果を発表する機会は確保したいと思っており、PTAの皆様のご理解を頂ければと思います。」との挨拶をいただきました。
 この後議事に移り、以下の報告及び議事が行われ、議事案件については、出席者の方々に承認いただきました。

報告事項:令和3年度事業計画・予算に関する件
     令和3年度新入会員に関する件

第一号議案:令和2年度事業報告・決算報告に関する件、監査報告
第二号議案:令和3年度役員選出に関する件

 最後に感謝状を受け取られる、令和2年度卒業となられたPTA本部役員8名の名前の紹介があり、代表の小川前会長に校長先生から感謝状が贈呈され終了しました。

          

          

     

   

 

ビジネスマナー講座を実施しました。

 6月16日(水)の午後、2年生のインターンシップを希望する生徒を対象に、ビジネスマナー講座を実施しました。
 本校では、夏期休業中、工業科2年生を対象に、インターンシップを実施しています。企業や官公庁の事業所で短期間の就業体験を行います。その事前指導として、外部講師にフリーアナウンサーの小沼みのり様をお招きし、静岡市・静岡商工会議所の主催で講座を実施しました。
 講座では、社会人としての心構え、マナーとルール、表情の大切さ、挨拶の仕方、電話のかけ方など、多くのことを実践を交えて学ぶことができました。

          

          

スマートフォン講座が行われました

  6月11日(金)のLHRは各HRの生活委員が中心となり、スマートフォン講座が行われました。本講座の目的は、①生徒のスマートフォン使用における判断力・行動力の向上。これだけではなく、②グループトークによるコミュニケーション力向上 、③相手を思いやったり気遣えたりする力の育成 を目指しています。
 各HRでは生活委員の指示に基づき、事前に用意されたプリントに示された手順に従って、視聴した3本の動画について、各々個人の感想を記入、更にグループトークを繰り返し、スマートフォンに振り回されないようにするためにはどうすればよいか、個々に考えをまとめました。
 最後に担任や副担任の先生からスマートフォン使用時の注意や本講座の講評を頂き終了しました。スマートフォンによるトラブルに合わないよう自身の注意することや、他人に迷惑をかけないような配慮の大切さを学んだことと思います。

         

              

        

     

体育祭レポートⅢ

 6月3日(木)に行われた体育祭レポート第3弾、今回が最終回です。大きな盛り上がりを見せた終盤の競技の様子を紹介します。

 

 まずは、「クラス対抗リレー(予選-決勝)」です。予選では各学年でレースを行い、1位の3クラスとタイムで上位の5クラスを合わせた8クラスで決勝を行いました。

 1位は建築デザイン科2年、2位は都市基盤工学科3年、3位は電子工学科3年でした。

   

   

 

 次は、「100m(予選-決勝)」です。タイムで上位8名が決勝に進出しました。タイム計測などは、機材を借りて写真判定を行いました。選手の名前が呼ばれるだけで大盛り上がりでした。

 1位はロボット工学科3年生、2位はロボット工学科2年生、3位は情報システム科3年生でした。

   

  

 

 最後に紹介するのは、科学技術高校の伝統競技「TAWARAちゃん」です。各科で各学年の代表1人を選出し、3人で交代しながら20kgの俵を持ち上げ続けます。最後まで持ち上げられ続けていた科が優勝です。最終協議ということもあり、会場の盛り上がりは最高潮を迎えていました。

 1位は物質工学科、2位は電気工学科、3位は都市基盤工学科でした。

   

   

 

 

 体育祭レポートは以上です。

 3年生は、昨年開催できなかった分気合が入っているように感じました。また、競技している選手だけでなく、審判や放送など運営に携わる生徒も精一杯働いてくれていたと思います。

 今年は都市基盤工学科がどの競技でも強さを見せていました。来年はどうなるか、今から楽しみです。 

体育祭レポートⅡ

 6月3日(木)に行われた体育祭レポート第2弾です。今回はフィールド種目とリレー種目を中心に紹介します。

 まずは、今年からの新競技「しっぽ取り」です。一対一の睨み合いや協力してしっぽを取りに行くなど、白熱した試合展開でした。

 1年の部では電気工学科、2年の部では建築デザイン科、3年の部ではロボット工学科が1位でした。

 

   

   

 

 次は「グルグルバットフラフラリレー」です。バットのあるところまで走り、おでこをつけてその場で10回まわります。種目名の通り、目がまわって転倒したり明後日の方向に走ってしまう人が続出でした。

 1年の部は理工科、2、3年の部では建築デザイン科が1位でした。

 

  

   

 

 続いて「タスクリレー」です。 第1から第4走者が2つのタスクをクリアしながらリレーします。タスクはけんけん、巻き尺巻き、ハードル(飛び越えたりくぐったり)、風船割りなど様々でした。

 1年の部では都市基盤工学科、2年の部では建築デザイン科、3年の部では電子工学科が1位でした。

 

   

  

 

 最後に「科別対抗リレー」の様子です。各学年の代表で構成されたチームが、トラック半周(200m)を走ってタスキを繋ぎます。生徒の応援も熱がこもっていました。

 1位は都市基盤工学科、2位はロボット工学科、3位は建築デザイン科でした。

 

   

 

 次回が体育祭レポート最終回です。お楽しみに。

体育祭レポートⅠ

 6月3日(木)に行われた体育祭の各競技の様子を、3回に分けて紹介します。

 

 最初の競技は「バンブーサーフィン」です。1年生は全員参加し、各科ごとに競いました。

 1位は都市基盤工学科、2位は建築科、3位は理工科でした。

 

   

   

 

 続いての競技は「順送球」です。2年生、3年生が全員参加しました。ラグビーボールの不規則なバウンドに振り回されるチームもありました。

 2年生の部では1位はロボット科と建築科、3年生の部では都市基盤工学科が1位でした。

 

    

    

 

 続いて、女子生徒全員参加「竹取物語」です。得点には反映されませんが、白熱した戦いが繰り広げられました。学年別総当たり戦で、3年生が見事2勝しました。

 

    

   

 

 次回も引き続きフィールド種目とリレー種目の様子を紹介します。

2021年の体育祭が開催されました

 6月3日(木)天候にも恵まれ、2021年の体育祭が草薙陸上競技場において開催されました。コロナ禍の中昨年は中止しましたが、今年は3密を回避する工夫を凝らしながらの開催となりました。
 久しぶりに生徒が一堂に会し開会式が行われました。開会式では生徒会による開会宣言後、校長先生から「この場で周囲を見渡すと、切磋琢磨し励ましあう仲間がいっぱいいることに気付くと思う。今日は体育祭を通じ仲間との絆を深め、明日からの高校生活が充実したものとなるきっかけとなってほしいと思う。」との挨拶と、体育祭の準備に携わった生徒の皆さん、無観客開催を受け入れていただいたPTA、同窓会等の本校関係者への感謝の言葉がありました。また生徒会長から「無観客ですが体育祭が開催されることをうれしく思います。3密を避け1人1人がやってよかった、楽しかったと思えるよう、みんなで盛り上げていきましょう。」との挨拶がありました。次いで3年 ロボット工学科 寺尾さんが元気よく選手宣誓し、競技上の注意、準備運動を行い、競技に入りました。
 予定通り競技は進行し、最終種目Tawaraちゃんで最高に盛り上がり終了しました。競技の内容については別途記事を掲載する予定です。
 閉会式では先ず各学年と学科総合順位が発表され、各1位への表彰が行われました。表彰されたクラスは下記のとおりです。

 [各学年1位] 1年:都市基盤工学科  2年:建築デザイン科  3年:都市基盤工学科 
 [学科総合1位] 都市基盤工学科 
 詳しい順位については別途記事の中で紹介する予定です。

 表彰後生徒会長から「無事体育祭を終えることができました。練習の成果を発揮することができましたか。仲間と共に切磋琢磨する姿が見られました。仲間の普段とは違う一面や意外な一面を見ることができ、より一層クラスの絆が深まったことと思います。本体育祭の開催に当たり協力いただいた方々に感謝いたします。」との挨拶、教頭先生から「どの競技においても一生懸命全力でやる姿を見て気持ちが良かった。みんなで一つの目標に向かい練習したり準備したり、当日の全力で真剣な取り組みを通し、達成感や充実感を感じながらクラスの団結力が深まったことと思う。今日一日大きな事故もなくよかった。」との講評をいただきました。最後に生徒会による閉会宣言をもって終了しました。 

【開会式】

          

          

【閉会式】

          

         

 

 

1年生第2回学年集会が行われました。

 6月4日(金)に、1年生は体育館において第2回の学年集会が行われました。

 まず学年主任の先生からGoogle classroomで大切なお知らせなど発信するのでしっかり確認して欲しいと呼びかけがありました。

 

   

 

 また、現在本校にて教育実習が行われており、本校の卒業生でもある教育実習生から生徒に対して以下のようなメッセージが送られました。

 「高校1年生の頃から、教員になりたいと思い大学に行きたいと考えていた。高校2年生の夏頃に体育の教員を目指すと決めた。そして高校3年生になるくらいから勉強を始めようと思ったが、なにから手をつければいいのか分からず、担任の先生や進路科の先生に相談して大学について調べることから始めた。高3で部活のレギュラーだったことや通学に時間がかかることで中々勉強が捗らなかったが、部活が終わった19時過ぎから22時くらいまで学校で勉強した。また、2、3月まで勉強を続ける人がいるので、その人と一緒に勉強することでモチベーションを保っていた。まずは同じ目標を持っている仲間をさがすことから始めて欲しい。この3年間で、就職でも進学でもまずはやりたいことを探して欲しい。」

 

 その後、学年主任の先生と教務課の先生から以下のような話がありました。

 

学年主任:先輩方のスタディーサポートの結果を分析すると、学力を維持できている人のうち半分は運動部に所属している生徒で、平日平均1時間、平日に勉強できなくても休日に勉強時間を確保している。また、勉強しているのに成果が出ていない人は、「授業内容を理解した」と回答した割合が高いが、授業の自己評価は低く、『理解したつもり』でとどまっている印象がある。分からなかったことを保留せず、しっかり確認することで成果が出るはず。家庭学習の時間を劇的に増やすことは難しいが、授業の中で成果を上げて終わることが部活と勉強の両立に繋がる。また、学習の計画や目標を立てることの重要性に関するアンケートでも、学力が維持できている人とそうでない人との間に大きな乖離がある。生徒手帳には、PDCAサイクルなど勉強や生活の助けになることが書いてあるので、目を逸らさず確認してほしい。

 

教務課:通知表において、努力を要する評価の場合には、夏休み中補習の対象となったり、部活に出れなくなったりすることもあります。また、場合によっては、進級にもかかわってしまいます。就職や進学の際には、すべての成績を先方に送ることになります。戦いはすでに始まっています。後悔しないよう覚悟を持って3年間を過ごして欲しいと思います。

 

    

★静岡県高等学校PTA連合会 総会・研修会に参加しました★

 令和3年6月4日(金)に静岡市駿河区・ホテルグランヒルズ静岡(旧センチュリーホテル静岡)で「令和3年度 静岡県高等学校PTA連合会総会・研修会」が行われ、本校からも松村照司校長、中島洋己総務課長、小川義秀PTA会長(次期顧問)、小野重光次期PTA会長、堀井千栄子PTA副会長が参加しました。

  

総会の中で、6月16日に退任予定の本校・小川義秀PTA会長に感謝状が贈られました。
 

  

 小川会長におかれましては、本校PTA副会長として2年間、会長として1年間、本校のPTA活動に
ご尽力いただきました。あと1年、PTA顧問として本校の力になっていただきたいと思っております。

 また、後半の研修会ではアンガー・マネージメントトレーナー・千原圭子様の「イライラしない笑顔の子育て ~アンガーマネージメントセミナー~」の講演を聴講しました。

 

★2年ぶりの体育祭が行われました★

 令和3年6月3日、静岡市駿河区・草薙陸上競技場にて2年ぶりの体育祭が行われました。

 昨年は休校明け直後ということで無念の中止、今年度は感染症対策を十分施しながら、さらに生徒会が企画段階でm密を避けた種目を企画、試行錯誤を重ねながら、「タスクリレー」「しっぽ取り」という新しい種目を導入しました。

 詳細は後日、総務課web担当が記事をアップします。まずは開催の報告とスナップ写真を掲載させていただきます。なお、今回は感染症対策の一環として無観客開催となりました。保護者・来賓の皆様には御理解をいただき、ありがとうございました。

 

 

 

体育祭の練習が行われました

 5月28日(金)のLHRでは、3年生は進路に関する学年集会が行われ、1,2年生は各クラス対応の中、7クラスが6月3日(木)に予定されている体育祭の練習を行いました。
 各クラス、グラウンド内に指定された場所で練習を行いましたが、順送球、グルグルバットふらふらリレー、クラス対抗リレーなどの練習を行ったクラスが多く見られました。
 昨年はコロナ禍で中止となりましたので、1,2年生にとっては初めての体育祭です。クラスや学科内の力を結集し、精一杯頑張り、素晴らしい思い出作りをしましょう。

        

                  

第9回静岡県ものづくり競技大会入賞者報告

 新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、令和3年1月から5月にかけて部門別に開催された、第9回静岡県ものづくり競技大会において、本校生徒が優秀な成績を収めましたので報告いたします。


入賞者

【総合の部】

機械製図CAD            2位 ロボット工学科 3年 前田さん

フライス盤              2位 機械工学科   2年 向笠さん

ITネットワークシステム管理      1位 情報システム科  2年 櫛田さん

                   2位 情報システム科    3年 小岩井さん

                   3位    情報システム科    3年 友田さん

 

【高校生の部】

  旋盤               1位 機械工学科     3年 佐野さん

  木材加工             1位 建築デザイン科   3年 沖山さん

                   2位 建築デザイン科   3年 岡田さん

  シーケンス制御          2位 ロボット工学科   2年 西野さん

  化学分析             2位 物質工学科     3年 木下さん

                   3位 物質工学科        3年 野中さん

  測量               3位 都市基盤工学科      3年 佐野さん

                                    柴田さん

                                       戸塚さん

 

 上記入賞者は、今年8月に開催される予定の、若年者ものづくり競技大会(総合の部)、高校生ものづくりコンテスト東海大会 (高校生の部)の県代表選手候補となります。

                                     以上

★第1回学校評議員会が行われました★

 5月31日(月)午前10時から本校応接室にて第1回学校評議員会が行われました。

 

 自己紹介ののち、昨年度の進路実績・本年度の概要説明等行い、3時間目の終わりから4時間目にかけて教室棟および実習棟の授業参観を行いました。

 

 今後もご助言をいただきながら、よりよい学校運営に向けて努力していきます。

 出席者: 学校評議員5名、校長、副校長、教頭、定時制教頭、事務長、総務課長

【今年度の学校評議員】

・清水 明博 様(静岡科学館「る・く・る」次長)【新任】
・疋田 真左人様(静岡県発明協会事務局長)   【新任】
・松永 泰弘 様(静岡大学教育学部教授)
・小池 澄男 様(長沼二区町内会長)
・大石 恵子 様(元PTA副会長・顧問、元後援会理事)

 

★本日から第1回定期テストが始まりました★

 本日5月24日(月)から26日(水)まで3日間、第1回定期テストが行われています。

 本日24日は初日ということで、生徒も緊張した様子で取り組んでいました。
 

 定期テスト後は無観客開催となりましたが、6月3日の体育祭に向けての準備・練習に取り掛かります。まずは全力で定期テストに取り組んで欲しいです。
 
 皆さん、頑張ってください。

 第2回定期テストは7月1日から始まります。

★HR DAY(遠足)レポート最終回 М3・A1・R2・D3★

 遠足レポート最終回となります。

 建築デザイン科1年生は、富士宮市の富士山世界遺産センター見学と白糸の滝に行きました。

  

 

 

 理数科2年生は安倍川河川敷で散策および研修を行いました。

 

 

  

 機械工学科3年生は沼津市の沼津深海水族館、沼津水門に研修に出かけました。

 

 

 

  

 電子工学科3年生は山梨県の富士急ハイランドで研修を行いました。

 

  

 以上、7回に渡って全26クラスのHR DAY(遠足)のレポートをさせていただきました。
 
  24日から第1回定期テストが始まっています。また来月3日には無観客開催ですが、体育祭も行われます。
 是非勉学に、学校行事に全力で頑張って欲しいです。


★特別交通巡視(街頭指導)週間・交通委員と共に行っています★

 本校は5月17日(月)から5/21(金)まで、朝7:50~8:20の時間帯に生徒の通学路付近の交通指導を行っています。年間6回程度の実施で、今回は交通委員の生徒も参加して行いました。

 静岡県の自転車マナー向上キャンペーンにあわせての実施です。

 
 
 5月20日(木)は交通事故0をめざす日、「指導強化の日」、生徒のみなさんも時間に余裕を持って交通ルール・マナーを守って登校してください。


 

 皆様の御協力もよろしくお願いします。

静岡市立南中学校の生徒が来校しました

 5月19日(水)に静岡市立南中学校の2年生21名が、キャリア教育の一環として来校しました。

 会議室で本校の学校説明を聞いた後、3時間目の時間に校舎を回り、生徒が作った作品や授業の様子を見学しました。

     

 

     

 

 

 1時間という短い時間でしたが、今後の進路決定の参考にしていただければと思います。

★HR DAY(遠足)レポート第6弾 F3・F2・A2・U3★

遠足レポート第6弾です。

 ロボット工学科3年生は三島スカイウォークと沼津深海水族館に研修に出かけました。

  


  

  

 都市基盤工学科3年生は山梨県の富士急ハイランドに研修に行きました。

  

  

  

 ロボット工学科2年生は伊東市の伊豆ぐらんぱる公園に研修に行ってきました。

 

 

 建築デザイン科2年生は富士宮市の富士山世界遺産センター研修と浅間大社散策に行ってきました。

 

  

 

交通安全指導に取り組んでいます

 5月17日(月)から21日(金)までの5日間に、通学路の危険箇所で交通安全指導を行っています。

 本校は「高校生自転車マナーアップチャレンジ」のモデル校に選ばれており、街頭啓発活動や校内放送を利用した交通安全広報に取り組みます。

 18日(火)から20日(木)までの3日間は、交通安全委員会の生徒が教員とともに街頭指導を行っています。初日は1年生が街頭に立ち、生徒は元気に挨拶をするとともに、のぼりを持って注意喚起を行いました。

 

 

 

 街頭指導期間だけでなく、下校時や休日でも交通安全を意識してほしいと思います。

令和3年度 第1回防災訓練を行いました

 5月14日の7限のLHRの時間に、第1回防災訓練を行いました。

災害時の安全確保と避難経路の確認を目的として実施しました。

今回は、コロナ感染防止のため、全体での避難は行わず

避難時の注意点や、災害時に備えておきたいものを伝えているHRもあり

防災意識が高まった様子が見れらました。

 

 

インターンシップ説明会が行われました

 5月14日(金)のLHRの時間、放送を通じ防災訓練、生徒総会が行われた後、2年生の各クラスではインターンシップの説明会が行われました。説明は事前準備された画像の視聴により行われ、インターンシップの目的、実施期間と実施内容、実施期間中の諸注意事項、申し込み方法等に関する説明がありました。
 また、1年生の希望者には放課後、2年生への説明に用いた画像の視聴と、担当の先生から1年生参加に関する注意事項等の説明が行われました。
 希望者は、説明と同時に配布された、インターンシップを受け入れていただける企業の一覧表から、希望する企業を選択し申し込みをすることなります。
 就職希望の生徒はこの機会を利用し、働くということを経験しておくとよいと思います。また保護者の方とも進路について話し合う機会になればと思います。

          

 

生徒総会が行われました。

 5月14日(金)、防災訓練終了後、生徒総会が行われました。昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染防止のため、各教室で校内放送を通じて行われました。議題は、昨年度の生徒会決算報告と今年度の予算案説明、および事前に録音された本年度の各専門委員会の活動予定説明が行われました。各議題の承認については、各クラスでの拍手の状況を各HR委員長が承認・否認を判断し、全クラスの結果をまとめ、後日発表することになりました。また、事前に生徒から各専門委員会に寄せられた質問に対し、各専門委員長が丁寧に説明を行いました。

 

  

★HR DAY(遠足)レポート第5弾 B2・М2・R1・A3★

 週が変わりましたが、遠足レポート第5弾です。

 建築デザイン科3年生は静岡駅に集合してバスで富士山静岡空港へ行き、FDAの飛行機便に乗って一路島根県出雲市へ、出雲縁結び空港から出雲大社、日御埼灯台を巡り、飛行機で静岡空港までもどり、バスで静岡市まで戻ってきました。
 

 

 

 

 物質工学科2年生も山梨県・富士急ハイランドで研修を行いました。

 

 

 

 機械工学科2年生も同じく富士急ハイランドで研修を行いました。

 

 

 

 理数科1年生は、奥大井に研修に出かけました。
 長島ダム、奥泉駅、トロッコ列車、井川湖などさまざまなところをまわりました。

 

 

 

★HR DAY(遠足)レポート第4弾 U1・D2★

 5月11日の遠足レポート第4弾です。

 都市基盤工学科は藤枝駅集合、そこから北に約8キロほどハイキングをして藤枝バイパス薮田西インター近くの「もうもうバーベキュー」で食事をし、動物の様子を観察したり自然と触れ合いました。食事は新型コロナウイルス感染症への対策に十分注意して行いました。

 

 

 電子工学科2年生は新しいタイプの遠足スタイル「フォトロゲイニング」と銘打って12月の修学旅行の班別研修の予行として、行先だけ「静岡・志太榛原地区」と限定して、修学旅行の班で研修を行いました。駿府城公園・柚木の郷・笑福の湯・蓬莱橋・大井川鉄道SLなどで研修を行いました。

 

 

 

 

 

★English Summer Camp(夏の語学研修)の説明会が行われました★

 令和3年5月13日(木)午後6時30分から本校・視聴覚室で夏休みに行われる「English Summer Camp 2021」の説明会が行われました。当日は参加に興味がある生徒・保護者が集まり本校・研修課国際化推進室の説明を聞きました。

 

 例年海外研修を行っていて平成27年から平成30年まではシンガポールへ、令和元年は台湾に研修に行きましたが、昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止、今年度は国内に研修先を変えてえ「英語漬け」の3日間を送る予定です。

 

 日程は8月23日(月)から25日(水)までの3日間、静岡県掛川市の「つま恋リゾート彩の郷」で2泊3日の研修を行います。スピーキングや異文化理解もグループワーク、プレゼンテーションなどを行います。ネイティブスピーカーにも参加していただき、日本に居ながらオーセンティックな語学研修が出来るプログラムとなっています。

 生徒参加費の半額を本校同窓会のご厚意でご支援いただけることになっております。また本校後援会からも教員引率旅費・運営費などを援助していただいています。



 まだ定員まで若干の余裕がありますので、興味のある方は是非お申し込みください。

0402科学技術高等学校 募集要項.pdf   参加申込書・応募理由書R3.docx


 

★HR DAY(遠足)レポート第3弾 M1・E2・E1・U2★

  遠足レポート第3弾です。

 機械工学科1年生は、富士宮市で研修を行いました。まず旧芝川町の富士川流域でラフティングを行いました。
そのあと農場トラクター試乗を行い、朝霧高原で食事、帰りに白糸の滝に寄って研修を行いました。


  

  

  


 電気工学科2年は掛川市の「ならここの里」で研修を行いました。

  

  

 電気工学科1年生は掛川市の「つま恋リゾート」でスポーツレクリエーションの研修を行いました。


 

 

 

 

  都市基盤工学科2年生は、久能山経由で日本平ホテルに行き、日本平ホテルでフランス料理を食べながらテーブルマナー講座を受け、そのあと日本平山頂で研修を行いました。

 

 

お祝い 高校生ものづくり競技大会シーケンス部門

 準優勝

高校生ものづくり競技大会シーケンス制御部門

5月8日(土)本校視聴覚室にて開催

ロボット研究部 西野大夢君(情報システム科3年)が、見事準優勝しました。

今後8月20日に開催される、プレ東海大会へ出場します。

ご声援ありがとうございました。

配線作業 プログラミング作業

 

 

★HR DAY(遠足)レポート第2弾 F1・J3・B3・S1★

 HR DAYレポート第2弾です。

ロボット工学科1年生はまず浜松市中区にある「航空自衛隊 浜松広報館 エアパーク」で研修を行いました。


 

そのあと、袋井市にある「静岡理工科大学」の見学・研修を行いました。

 

情報システム科3年生は伊東市にある「伊豆シャボテン動物公園」で研修を行いました。

 

 

物質工学科3年生も伊東市の「伊豆シャボテン動物公園」で研修を行いました。


 

今年度新設された電子物質工学科(S科)の1年生は特急ふじかわ号に乗って、山梨県の身延山に研修に行きました。
 

 

他のクラスも後日レポートさせていただきます。 

 

 

★HR DAY(遠足)レポート第1弾 J1・J2・E3・R3★

 5月11日(火)に全校行事として2年ぶりにHR DAY(遠足)が行われました。天気に恵まれて絶好の遠足日和でした。今回から数回に分けて各クラスの様子をご紹介します。

 なお、このHR DAYは感染症対策を十分実施したうえで細心の注意を払って行いました。

 情報システム科1年生は、静鉄・県立美術館前駅に集合して日本平へハイキングに行ってきました。帰りは東静岡駅まで戻ってきて解散となりました。

 

 情報システム科2年生は山梨県の富士急ハイランドに行きました。ジェットコースター前での全体写真撮影です。
 
 

電気工学科3年生も富士急ハイランドに行ってきました。さまざまなアトラクションを楽しんだ様子が分かります。


 

 


 理工科3年生も同じく富士急ハイランドで研修を行いました。本校から多くの学科が富士急ハイランドに行ったため、クラスの枠にとらわれずさまざまな学科の生徒とも交流できたことも大きかったと思います。

 

 

 まずは以上、4クラスの報告をさせていただきました。

★HR DAY (遠足)に出発しました★

 令和3年5月11日(火)全校生徒が遠足に出発しました。富士急ハイランド、エアパーク、伊豆シャボテン公園、三島スカイウォーク、沼津深海水族館、遠いクラスは静岡空港からFDAを使って出雲空港へ、そこから出雲大社に出かけました。この遠足は開校以来、毎年12月に行われていましたが、年度当初の人間関係を早めに構築したいという趣旨から平成30年度より春先5月に移行しました。昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止、3年生のみ12月に行いました。全校生徒で行くのは2年ぶりとなります。
 

 この遠足は新型コロナウイルス感染症の感染防止対策を十分に施して行われています。

  

 後日、全クラスの様子をHPでご紹介する予定です。
 

 

 

PTA役員会が行われました

 5月6日(月)に、5月25日(火)開催予定のPTA総会に先立ちPTA役員会が行われました。PTA役員110名中100名が出席と多くの役員の方に参加していただき、コロナウイルス感染対策を徹底した上で行われました。

 まず最初にPTA会長から以下のような挨拶がありました。

 「昨年度は高校総体など多くの行事が中止となってしまい子供のこころが心配だったが、皆気持ちを切り替えて前を向いて3年生も卒業していくことができた。今年度はすでに高校総体も始まっていて、県大会出場を決めている部活もある。また、静岡県ものづくり大会で本校生徒が優勝し、東海大会で技量を奮ってくることを楽しみにしている。1年生は生活が変わって体調が心配になると思いますが、優しく声をかけていただきたい。」

 

 次に校長から次のような挨拶がありました。

 「必ずしも視界がいいとは言えないコロナ禍の中、ふじのくに基準に則りながらできるところで子供達の活動を有意義なものにしていきたいと思う。本校は、ものづくり競技など技術面、県高校総体、自然科学の分野では生徒研究や企業と連携しての研究など、様々な活躍するフィールドがある。人間力を兼ね備えた社会に貢献できる科学のスペシャリストの育成に向けて、コロナ禍の中だが全力を尽くしていきたい。」

 

 その後、教務課・生徒課・進路課からの話や「令和3年度事業計画」について説明が行われ、文化祭などの事業において新型コロナウイルス感染症の拡大状況を確認しながら進めていくことを確認しました。

1年生を対象に交通安全教室が開催されました

 4月30日(金)LHRの時間、生徒課の交通係の先生が講師を務め、1年生を対象に主に自転車通学に関する交通安全教室が開催されました。
 内容としては、交通事故を起こしたとき問われる3つの責任、自転車安全5則、知っておきたい道路標識等の一般的な注意事項。更に本校周辺の交通ルール。事故を起こしたとき加害者の立場、被害者の立場での対応方法。について話しがありました。
 高校生の自転車交通事故が多く、中でも1年生の事故が顕著との報道がありました。本校では全校生徒の約90%が通学に自転車を使っており、1年生はまだ自転車通学に慣れていないため、通学途上事故に巻き込まれる可能性が高いと思われます。
 生徒の皆さんは、今回の交通安全教室での注意事項をしっかり守り、安全に通学して欲しいと思います、また保護者の皆さんも交通安全について、お子様に声掛けをお願いいたします。

            

★第9回静岡県ものづくり競技大会・旋盤部門が行われました★

 令和3年4月24日(土)に本校にて「第9回静岡県ものづくり競技大会 旋盤部門」が行われました。
 

 本校から機械工学科3年・佐野君と2年・伊藤君の2名が参加しました。
 

 午前9時の受付後、試し削りを行い、開会式を経て競技に移りました。この大会の上位3名の選手が東海大会への出場権を獲得できます。
 

 感染症対策のため、マスクを着用しての競技となりましたが、どの選手も真剣そのもののまなざしで旋盤に向かっていました。本校代表の佐野君も伊藤君も全力を出し切れたと感想を述べてくれました。
 

 最終結果は後日ものづくり競技大会全体でまとめて報告させていただきます。
 

★第9回静岡県ものづくり大会高校生の部・旋盤部門の公開練習が行われました★

令和3年4月24日(土)に本校をメイン会場として、「第9回静岡県ものづくり競技大会 旋盤部門」
(若年者ものづくり競技大会静岡県予選・高校生ものづくりコンテスト静岡県大会)が本校で行われます。 この大会は、令和2年1月30日に実施予定でしたが、コロナウイルス感染拡大により延期となりまり、下記の日程で開催されることとなりました。
 

 

旋盤部門
 (1)準備・前日練習
  日時:令和3年4月23日(金)12:30から終日  会場:機械加工実習室
 (2)大会
  日時:令和3年4月24日(土)9:00~12:30   会場:機械加工実習室

本校からは、高校生の部・旋盤部門に機械工学科3年生・佐野君と2年生・伊藤君の2名が参加します。
 

 この「ものづくり大会」は、工業高校・専門学校等で技能の習得に取り組む生徒等を対象とした競技大会で、静岡県のものづくり産業を支える若い技能者の技能向上を図る目的であるとともに、次の東海大会への出場権を賭けた大会でもあります。

  4月23日(金)午後から会場準備が始まり、出場選手は公開練習を始めました。「旋盤部門」の公開練習の一コマを掲載させていただきます。真剣なまなざしにご注目ください。
  残念ながら今回は無観客開催となっております。

 

 

 

一斉委員会が行われました。

 本校の行事や日常の活動を顧問の先生の指導の下、生徒が主体的にかかわり運営していくために、各クラスの代表による13の委員会が設けられています。各委員会が4月19日(月)から4月22日(木)の期間に一斉に開催されています。


 初日は評議委員会、視聴覚・放送委員会、図書委員会、ボランティア委員会、保健委員会、編集委員会が行われました。


 各委員会では、委員長、副委員長の選出、今年度の活動計画等についての確認が行われ、生徒が前に立ち意見を取りまとめる姿や、積極的に意見を述べる姿が見られました。

  

 

対面式が行われました

 4月16日(金)のLHRの時間に、校内放送を使い対面式が行われました。


 まずは生徒会長から新入生に向けてメッセージが送られました。

「部活動や宿題など忙しく大変に感じることが多いかもしれません。困ったときは3年間ともに過ごすクラスメイトや周りの先生方など、周囲の人がきっと支えになってくれるはずです。日々を大切にし、科学技術高校での生活を楽しんでください。」

 

 続いて、新入生代表から入学にあたっての抱負が述べられました。

「これからの3年間、先輩方のように夢に向かって何事にも全力で取り組み、この場所から産業用ロボットを設計するという夢に向かって進んでいこうと思います。まだまだ不安はありますが、先生方のご指導を受けながら、先輩方を見本にして一歩ずつ成長していきたいと思います。」


 最後に、各クラスにおいて、生徒会役員から1年生の各クラスの代表に、記念品の文具セットが贈呈され終了しました。


 

ニュートンのリンゴの木に花が咲きました

 正門のシンボルでもあるニュートンのリンゴの木に花が咲きました。まだ咲き始め、一つの枝に5,6輪の開花ですが、しばらくすると、他の枝も多くの花をつけ、見ごろになると思います。

         

進路に関する3年学年集会が行われました。

 4月9日(金)のLHR、3年生に対し進路に関する学年集会が行われました。
 まず全員が体育館に集合し、新たに3年生の指導をしてくださる先生方の紹介が行われました。

 

 

 次に学年主任の先生から下記のような話がありました。


「あと1年で卒業するにあたり準備が必要。就職するのか進学するのか不安に感じることがあると思うが、周りにいる友人、先生、一緒に過ごしてきた"仲間"と支えあって進路実現に向け頑張りましょう。」

 この後、進路課長のお話があり、理数科はクラスで、工業科は体育館で就職希望者と進学希望者に別れ、各々進路課の先生から進路実現に向けた準備の話をしていただきました。

 

 

 

4月9日(金)1年生LHRの様子

 4月9日(金)1年生は7時限目のLHRの時間に自転車点検を行いました。ブレーキのかかり具合、ベル、スタンドなど確認し、合格した人からシールを貼っていきました。

 また、放課後の時間を使い、移動スタジオの中で写真撮影を行いました。

 

        

 

1年生第1回学年集会が行われました。

 4月8日(金)に、1年生は体育館において第1回の学年集会が行われました。

 まず学年主任の先生から、2点お願いがありました。

①教室で8:20のチャイムを落ち着いて聴けるようにしてほしい。保護者の方が朝早くお弁当を作ってくれているので、不注意で間に合いませんでしたということがないようにしてほしい。

②各クラスの顔と名前を覚えて、友達を作ってください。同じ中学校から来た人がいると心強いが、新しく科学技術高校の生徒になったので、新しい友達を作って学校生活を充実させてほしい。

 

        

 

 引き続き各課の先生方から、学校生活における注意事項等、下記のような話がありました。

【生徒課】

 「中学校とは生活が大きく変わる。入学のしおりと生徒手帳にルールが書いてあるので、しっかり読んで確認してほしい。頭髪については決まりがある。いろいろな企業や大学の方が話しに来てくださる。また、実習等で機械や薬品を扱うので、安全面でも髪の長さに気をつけてほしい。」

 また、スマートフォン使用上の注意、私物の管理、いじめへの対応について説明がありました。

 

【進路課】

 「進路通信を配布したが、もう読んだでしょうか。入学してからの進路選択や部活動についてかいているので、まだ読んでいない人がいたらまず読んでほしい。今後の進路についてまだ決めていない人もいると思うが、科目選択もあるので家の人と相談して進路を決めてほしい。」

 また、勉強と部活を両立し高校生活を充実させることや、土曜講座の申し込みについて、自分の進路を考慮して決めてほしいと話がありました。

 

【教育相談室】

 「高校生になって楽しいこともあり良い面もあるが、大きな変化はみなさんにストレスがかかる。つらくなった時やしんどくなった時に皆さんを助けるのが教育相談室。”しんどい” とか ”少しおしゃべりしたい” と思ったら教育相談室(愛称:オアシス)にぜひ来てください。」

 また、教育相談室の先生の紹介や、スマートフォン使用上の注意について話がありました。

 

【研修課】

 「英検の申し込み用紙をもらっていると思うが、ぜひ1年生のうちから挑戦してほしい。進学や就職にも役立つし、英語力を高めることができる。また、海外研修について、昨年度から新型コロナウイルスの感染防止のため海外に行くことができないが、今年度は国内でイングリッシュサマーキャンプを行い、アウトドア要素も取り入れ楽しく英語研修をする。興味がある人は、説明会もあるのでぜひ参加してほしい。」

 

【教務課】

 「成績について、テストだけでなく授業態度も考慮し評価するが、著しく結果が良くないと1年生から進級できない(原級留置)ことがあるので、常に勉強をし続けてほしい。」

 

入学式の後、後援会・PTA入会式、学校からの説明が行われました。

 入学式の後、新入生は各クラスに移動しホームルーム指導が行われ、保護者には後援会・PTAの入会式、学校からの説明が行われました。 
 後援会・PTAの入会式では各々の会長から次のような挨拶がありました。
 後援会会長:「これからの3年間、勉強をするだけでなく、大人になる前の多感な時期、
   利害関係にとらわれずなんでも遠慮なく話すことができ、一生付き合えるよき友を多
   く作ってほしい。」ということを保護者の皆様からお子様に達に伝えてください。
 PTA会長:「本校では普通の勉強に加え、社会に出て役立つより専門的な知識・技術・
   技能を学ぶため、子供の負担が大きくなることがある。保護者の皆様には、お子様の
   変化に気づいていただきたい、そして優しく声をかけて欲しい。この学校に入学でき
   たことを誇りに思う3年間にしてほしいと思う。」

 学校からの説明は、教頭先生から成年年齢が18歳に引き下げられることによる変化点と本校の対応について。及び欠席遅刻連絡方法について説明が行われた後、分掌各課から各課の役割と関連諸連絡が行われ、最後に学年主任の先生から保護者の皆様へ次の二つのお願いの話があり終了となりました。
 ①朝のショートホームルームの時間に間に合うよう、お子さんを送り出して欲しい。
 ②お子さんの変化に気づいて欲しい。ちょっとした気になる変化があった時、家庭で抱え
  るだけでなく、学校と連絡を取り相談しながら、成長を見守て行けたらと思う。
 3年後に笑顔で卒業式を迎えられるよう、学校全体でサポートしていきたいと思います。

       

      

令和3年度 着任式・始業式が行われました

 4月6日(火)令和3年度 着任式・始業式が事前に撮影した映像配信にて行われました。
 着任式では、着任された22名の職員について、校長先生から一人一人紹介いただきました。
 引き続き始業式では、校長先生から次のような式辞をいただきました。
 『令和2年度第3学期の終業式では、持続可能な開発目標(SDGs)を踏まえ、三つの課題、「地球温暖化」、「人口爆発と食糧」、「プラスチックス汚染」について話をしました。そのうえで、年度が替わる春休みに、持続可能な社会を支える市民としてまた、未来の科学者・技術者として、これらのことについて、自分はどう思うかまた、何ができるかなど考えていただきたいと話をしました。実はこれらのことはとりたてて特別なことではなく、私たちの日常の生活においても、すでにレジ袋の有料化については、「便利さ求めるか」「環境への負荷を減らすか」という事を、また食品ロスという言葉については、ずいぶん前から日本には、元々「もったいない」とか、「いただきます」の言葉に表れているように自然の恵みに感謝し無駄にしないという文化がありました。
 持続可能な開発目標の達成に向けて、皆さんが今学んでいる知識や技術を、社会に還元することはできないでしょうか?二つの例を紹介します。一目は、この3月の情報システム科の卒業生が、明日の食料にも事欠いている方々が増えている現実と、食品ロスという矛盾したニつの課題に取り組んでいるNPO法人のホームページを、課題研究を通じて一新したこと。ニつ目は都市基盤工学科と放送映像研究部が静岡市水道局の依頼で、災害用貯水槽の操作方法動画を作成した取組があります。
 皆さんが学習や部活動の延長上で、地域の課題を解決したり、SDGsに取り組む人々を支援したりする事は、皆さんが既に社会の担い手になっていることをあらためて自覚しますし、学ぶこと・探究することの意欲に繋がるのではないでしょうか?今年度も工業科3年生や理数科2年生で履修する課題研究に期待しています。
 コロナウイルス感染拡大防止については、皆さん一人一人に引き続き感染防止への協力をお願いします。今年度も教育活動の一部に、制約を受けることになることが予想されます。そのような状況でも、与えられた環境の中で精一杯、がんばりましょう。』

 最後に生徒課と教務課から諸連絡として次のような話があり、始業式が終了しました。
 生徒課:コロナウイルス感染対策(マスク着用・消毒・3密の回避・大声を出さない等)の徹          
     底。礼儀正しく挨拶をしっかりする。社会の一員学校の生徒としてルールを守る
     こと。スマートフォンの使用にあたっては、学校のルールを守ること。通学時交
     通安全に細心の注意を払うこと。
 教務課:高校での勉強の目標は、中学校や今までの生活の中での点の知識や経験を線で結
     んでいくこと、それをどれだけ太くしていくかである。学校の生徒であるだけで
     なく、社会に参加する意識を含め、自ら知識の向上に努めること。授業の開始に
     当たり、健康を維持し学校生活に支障がないよう心掛けること。

       

 

新1年生 本校での高校生活がスタートしました

 入学式から一夜明けた4月7日(水)、1年生の本校での高校生活がスタートしました。
 本日は身体測定、視力・聴力検査、頭髪検査、また各種委員会のクラス委員等クラスとして活動するために必要な決め事が行われました。
 明日4月8日(木)は課題テストが行われ、4月9日(金)から授業が始まります。

      

      

       

                

         

令和3年度の入学式が行われました

 4月6日(火)の午後、令和3年度の入学式が行われました。新型コロナウイルス感染予防のため、昨年に引き続き例年より時間を短縮し行われました。

 まず今年度の新入生(全日制321名、定時制13名)が起立、校長先生から入学の許可をいただきました。

 続いて校長先生の式辞があり、新入生に向け次のようなメッセージが送られました。 

 

 「中学3年生であった昨年度は、新型コロナウイルス感染症の流行拡大で様々なことが制限され、厳しい一年間を経験されました。そして、新しい生活様式だと、世の中が大きく変化したことを実感したことでしょう。このコロナ禍においても、ただじっと通り過ぎるのを待つのではなく、変化に応じた新しい挑戦をしてほしいと思います。持続可能な社会の実現も、異業種や世界の国々がともに作る競争も、新たな価値の創造も、コロナ禍に生きる私たち共通の課題でもあります。皆さんには科学技術高校において技量に裏打ちされた技術を習得するとともに、批判意識を持った科学者・技術者を目指し、実り多い高校生活を送っていただきたい。新入生の皆さんにとって本校での高校生活が充実し、輝かしいものであることを願います。」

 

 最後に新入生代表による次のよう宣誓が行われ、入学式は終了しました。

 「本校の生徒となった喜びと、これから始まる高校生活への期待で胸がいっぱいです。これからの3年間新たな仲間とともに、勉学に励み、本校の生徒にふさわしい知識や技術を身に付け、今日から本校で過ごすかけがえのない一日一日を、大切にしたいと思います。今までと違う新しい生活様式の中で始まる新たな学校生活を、新入生一同それぞれが見据える目標に向かって、日々精進していくことをここに誓います。」

 

  

 

 

★2年生の進路ガイダンスが行われました★

 4月6日に始業式・入学式が行われ、令和3年度新学期が始まりました。翌7日は新入生が身体測定や学校案内を、
2・3年生は各クラスでLHR(ロングホームルーム)を行いました。
 

 その中で、2年生は「進路室ガイダンス」を行いました。これは2年部が生徒の進路意識を高めるために企画したもので、各学科(クラス)が順番に進路室の使い方や求人票の見方、進路資料の探し方などを学びました。この日は電気工学科・ロボット工学科・機械工学科・物質工学科の生徒を対象に行い、残りの学科も1学期中に行う予定です。
 

 学年の先生や進路課の先生の指導のもと、進路資料室や進路閲覧室、会議室を使ってガイダンスを受けました。生徒の目は真剣そのもので、来年度に控える進路決定を前に、1年前から上手な進路室の活用法、求人票からの情報検索、そして進路資料や雑誌からの情報収集を体験しました。
 


 今後の進路決定に役立てて欲しいです。

離任職員とのお別れの会が行われました

 3月30日(火)新コロナウイルス感染防止のため、体育館での教職員および在校生による離任式の代わりに、職員室において、退職および異動される教職員とのお別れの会が行われました。
 校長先生から離退職される先生方へ、本校発展のためにご尽力いただいたことに対する感謝、また離任される先生方には「本校での経験の中で培ったものを胸に赴任先でのご活躍を」、任期満了で退職される先生方には「第二の人生、力づよく熱くしていただければ」とのお言葉がありました。
 この後本校を離任される先生方お一人お一人から、お別れの言葉をいただきました。
 なお生徒達には放送を通じ、校長先生から離任される先生方、定年退職後引き続き本校で教諭として勤務される先生方の紹介がありました。

            

            

            

       


          

令和2年度の終業式・壮行会が行われました

 3月19日(金)令和2年度の終業式・壮行会・諸連絡が放送を通じ行われました。
 終業式では校長先生から次のような式辞をいただきました。
「コロナ禍により今まで経験したことのないような令和2年度が終わろうとしています。いろいろな制約の中ここまで頑張ってきました。この1年間の中で主に3つのことを話しました。第一に『皆さん一人一人の頑張りが、一緒に生きる周囲の者に勇気を与える』。二つ目は『逆境の中でも今私たちができること、その歩みは小さくても、立ち止まらずやっていこう」。三つ目は「頑張ることのできる源は人の役に立ちたいという思い。未来は科学技術を学ぶ皆さんの知識・技術・思いやりをきっと待っている」。
 今年度1年皆さん一人一人はよく頑張り努力し続けました。また3年生も素晴らしい結果を残しました、皆さんも先輩に続き先輩を超えて行きましょう。
 令和3年度それぞれ学年が進み、新たな階段を上る皆さんに、これから歩む社会の課題についてその一部でも考えていただき、新しい年度を迎えたいと思います。
 持続可能な開発目標(SDGs)については、多くの教科で取り上げられているところかと思います。これら目標の達成に関連してNHKで放送された、「2030 未来の分岐点」という番組の中で取り上げられた3つのテーマの内容について紹介します。
 ・地球温暖化:今後温暖化が進んだ場合に発生が予想されるすさまじい台風による被害。北極圏の永久凍土が溶け
  出し、これまで封印されてきたウイルスの活動が始まることへの危惧。
 ・人口爆発と食糧:世界の人口77憶人のうち8憶人の人々が飢餓状態であるといわれている。これには先進国が
  途上国の環境に負荷を与えながら生産し加工した食品を食べているだけでなく、多くの食品を廃棄している実態
  がある。
 ・プラスチックス汚染:処理されず埋め立てられた廃棄プラスチックスが分解されず、マイクロプラスチックスと
  なり河川や海に流れだし、魚などの食物連鎖の過程で人の体内に取り込まれ、さらに細かくナノプラスチックス
  のレベルになれば空気中を漂い、私たちの肺に取り込まれることになる。
 短い春休みではありますが、年度が替わり新しい科目を学ぼうとするこの時期に、持続可能な社会を支える市民として、未来の科学者・技術者としてこれからのことについてどう思うか、何ができるのかなどを考えていただきたい。4月6日(火)に全員がそろって元気に登校し、始業式を迎えられる日を楽しみにしています。」

 続いて、昨年11月に行われた新人戦で上位の成績を収め、第24回全国高等学校少林寺拳法選抜大会に出場する3名について、生徒会主催による壮行会が行われました。
 選手代表から選手3名の出場種目が紹介され、「日頃の成果を発揮し、本校のそして静岡県の代表として皆さんの期待に応えられるよう、妙妙とした演武を行い優秀な成績を収めるよう努力してまいります」との抱負が述べられました。
 生徒会長から「自分の力を信じ、今まで積み上げてきた練習の成果を存分に発揮してきてください。生徒一同応援しています」。
 校長先生からは「全国大会では思う存分これまでの練習成果を発揮するとともに、それぞれ課題を見つけ、次の大会へのステップとなるような機会としてください」。
との激励の言葉をいただきました。 

 最後に教務課と生徒課の先生から諸連絡がありました。
  教務課:この学年末高い評価を得た生徒が例年になく多く、前向きな姿が感じられる。本日通知表が渡されるが
      年間の個々の結果をかえりみて、来年度をどのように過ごしていくか、この春休みに考えてください。
  生徒課:春休みは次の学年につながる大事な時期、次のようなことに注意し、トラブルが無いようお願いする。
      コロナウイルスについては基本的感染予防の徹底。本校の良い伝統である挨拶を積極的にかわすこと。  
      スマホの使用にあたっては、マナーやルールを守ること。交通関係については、ちょっとした不注意や
      違反が大きな事故につながる。マナーやルールを遵守すること。この春休み、学習面,生活面やるべきこ
      とをしっかり行い、新年度よいスタートが切れるようしっかり準備をしてほしい。

                                

令和2年度の2年生保護者会が開催されました

 3月19日(金)の午後、延期されていました2年生の保護者会が座席間隔を十分とる等のコロナ感染対策を行い開催されました。
 まず全体会が行われ、PTA副会長より次のような挨拶がありました。
「本格的な進路に向けての活動が始まっています。生徒本人・保護者・学校と三位一体になり目標に向かって突き進んでいただけたらと思います。進学にしろ就職にしろ生徒全員が第一志望を勝ち取ることを願っています。本日の保護者会を是非有意義なものにしていただけたらと思います。」
 次に学年主任の先生から、1年間の生徒の様子を振り返りながら、挨拶がありました。
 「今年度はコロナウイルス感染予防で4月5月は休業になり、オンラインによる教科指導等を行いましたが、不安な日々を送りました。5月末再開後、生徒は授業を頑張りました。残念ながら一部の行事や部活動の大会等が中止や代替大会等形を変えての実施となりましたが、2年の最大の行事である修学旅行は、行き先を当初の予定とは変更しましたが、無事実施することができました。平和学習では非常に熱心に取り組む生徒達の姿が見られました。
 学習面では進学者対象の土曜講座の出席率が高く、熱心に学習に取り組んでいる姿が見られ、その結果学年末成績で多くの成績上位者がでました。
 資格取得にも多くの生徒がチャレンジしています。やらされ感でなく、主体性をもって取り組み、創造性や柔軟な思考力を身につけて欲しいと思います。
 来年度は進路希望をかなえる1年となり、生徒は進路選択の決断やより一層の努力が必要になります。保護者の皆さんには優しくも厳しく生徒を支えていただけたらと思います。学校もいっしょになって協力していきます。高校生活3年間頑張ったことが成果となって表われる1年になってくれることを期待しています。」
 最後に進路課長より令和2年度の進路状況の説明、来年度の進路指導の流れ、注意事項等の説明が行われました。なお理数科は別室にて進学に関する説明会が行われました。
 全体会終了後、クラス懇談会が行われ、クラスの様子や各科毎の進路状況等について、担任の先生からの説明や懇談が行われました。

         

         

         

★建築デザイン科生徒が特別支援学校2校の名盤を作りました★

 本校・建築デザイン科2年生が県立特別支援学校の改編に伴い名称変更した学校の名盤を作成し、3月23日本校で贈呈式が行われました。
  

 製作したものは「静岡県立伊豆の国特別支援学校 伊豆下田分校」と「静岡県立伊豆の国特別支援学校 伊豆松崎分校」の2枚です。今年度まで「静岡県立東部特別支援学校」の分校でしたが、来年度から「静岡県立伊豆の国特別支援学校」の分校となるため、依頼を受けた本校生徒が制作を行いました。
 
  
 板材は、2枚ともケヤキを用いて制作しました。 伊豆の国特別支援学校の分校である2校という事で、大きな一枚板の材料から2枚を木取り、双子のような意味合いを持たせました。ケヤキは堅木であり、彫刻には根気がいりましたが、何度も彫刻刀やノミを研磨し彫り進めました。沈め彫りという技法です。
 

  塗装は、漆を用いました。彫りあがった銘板の全体に生漆をすり込み、木固めをしたのち、文字に黒漆を塗っていきました。漆の乾燥はムロの中で行われますが、銘板のサイズに合うものがなく恒温室で乾燥させました。乾燥の条件は室温25℃前後、湿度75%~85%を維持しなくてはならないため、冬場の時期の乾燥は容易ではありませんでした。ガスヒーターと加湿器を持ち込みその環境を整えました。
 

 製作期間4か月ほどかかってようやく贈呈の日を迎えることができました。生徒たちも普段触れることのできない材料や経験を積み素晴らしい経験ができたことに感謝していました。
 当日は東部特別支援学校の副校長先生が来校されて、贈呈式が行われました。

 今回関わった生徒は、高校生ものづくりコンテスト木材加工部門に出場を志願している生徒です。

 建築デザイン科2年 岡田 君、沖山 君、宮本 さん、安本 さん、山中 さん、渡邊 さん 
 

 

令和3年3月の表彰者をお知らせします

 令和2年12月末から令和3年3月までに開催された各種大会等において、校内表彰の対象となった生徒の皆さんの活動成果をお知らせします。なお、本表彰は終業式で行う予定でしたが、全校集会が行われないため、本HPで紹介いたします。

 自然科学部    山崎賞               2年 高林さん   加藤さん 望月さん
             山崎賞               2年 宮崎さん   壬生さん  

情報処理研究部  静岡県ものづくり競技大会 総合の部
                                     ITネットワークシステム管理部門  1位 1年 櫛田さん
                                                      2位  2年 小岩井さん
                                                      3位  2年 友田さん 

建築研究部 静岡県交通基盤部主催 第2回土木・建築フォトコンテスト   優秀賞   1年 園田さん
                                                                                                  静岡県建設業協会長賞   1年 植松さん

      愛知産業大学主催 第18回建築コンペティション B部門    優秀賞  2年  吉田さん   
                                                                                                                            優秀賞   1年  杉山さん

令和2年度教養力テスト(1年)                       1位       稲森さん
                                                   市川さん
                                                                                 3位  宮崎さん
                                                 宮本さん
                                             5位       海野さん
                                                 別府さん
                                             7位       竹内さん
                                                 萩原さん
                                             9位       粂野さん
                                                 内藤さん
                                                 植村さん
                                                                                                小川さん
                                                 松下さん

           (2年)          1位    塚本さん
                                                   栗田さん
                                                                                  3位    植原さん
                                                 遠藤さん
                                              5位    鈴木さん
                                                 宮本さん
                                              7位    植松さん
                                              8位    岡﨑さん
                                                 中村さん
                                           10位      岡田さん

                                                                                      以上

 

★情報システム科3年・石田君が感謝状を授与されました★

 先日本校を卒業した、情報システム科3年の石田君が、認定NPO法人「フードバンクふじのくに」のホームページをスマホ対応にするために全面的なリニューアルを行いました。
 

 きっかけは一昨年・令和元年秋に起きた台風19号で被害を受けた長野県で災害ボランティアで家屋の土砂出し等のボランティアを行っていた時に「フードバンクふじのくに」のスタッフと出会い、本校情報システム科の協力のもと、石田君が無償で同法人のホームページのリニューアル作業を行うこととなりました。

 

 

 情報システム科で学んだスキルを駆使し、立派にリニューアル作業を完了し、石田君自身もその成果を課題研究発表会で論文発表しました。

 このたび、同法人理事・事務局長 望月様、同じく事務局長・加藤様立会いのもと、副理事長の池冨様から石田君本人と本校情報システム科(代表:増田学科長)に感謝状が授与されました。
 


 石田君は四月から県外公立大学の大学生となります。新天地でもさらにスキルアップして、頑張っていって欲しいです。

新学年への準備が始まりました

  3月15日(月)学年末試験の答案返却が終わり、1,2年生の新学年への準備が始まりました。
  3月16日(火)と17日(水)の2日間にわたり、写真撮影・身体測定(視力・体重・身長)・自転車点検・小論文模試がクラス毎重ならないよう時間調整しながら行われました。小論文模試では、クラスごとに小論文作成指導の動画を見た後、与えられたテーマに関して小論文作成が行われました。
 3月19日(金)に終業式が行われ1年が終了します。新学期に向けて準備をしていきましょう。

        

        

                 

      

令和3年度入学者選抜検査合格者が発表されました

 3月12日(金)令和3年度入学者選抜検査合格者の受験番号が発表されました。
 昨年はコロナウイルス感染防止のため、校内での合格者の受験番号掲示は行われませんでしたが、今年は感染症対策を行った上で校内に掲示し、更にウエブ発表も実施されました。
 本校では受験生本人や保護者の方々が発表30分ほど前から集まり始め、正午に全日制322名、定時制13名の合格者の受験番号が生徒ホールに貼り出されました。
 ウエブで確認できることからか、本校を訪れた方は従来より少なかったようですが、掲示板を背に写真撮影、スマホで家族に合格を知らせる等、従来と同様な喜びの光景が見られました。
 合格者の皆様、保護者の皆様おめでとうございます。入学式は4月6日(火)です。新1年生の登校を在校生、教職員一同心待ちにしております。
 なお、ウエブ発表は、試験時に受験生に配布した、専用ウエブページのURLやQRコード、個別IDとパスワードの入力により閲覧可能です。

      

 

 

 

進路に関する2年生の学年集会が行われました

 3月8日(月)学年末試験の終了後、2年生は進路に関する学年集会が行われました。
 先ず学年主任の先生から1年間を振り返り、次のような話がありました。各行事がコロナ禍の影響を受けたこと。これに関連しインターンシップや大学のオープンキャンパス等直接体験する機会が少なかったことが心配である。また進路については自身のことなので主体的に考え取り組むこと。
 次に進路課の先生から、先ず本年度の進路活動の状況として、新型コロナウイルスの影響、進学においては、さらに入試制度改革の影響を受けたとの話の後、来年度の進路活動に向け、進学、民間企業への就職、公務員試験の3つの進路活動について、各々ルールや注意点について重要かつ詳細な説明がありました。
 進学について:今年から始まった入試制度の変更点。これからすべきこと。大学4年間にかかる費用、その他進学活動に対する注意事項。
 民間企業への就職について:就職活動の日程とこれにかかわる注意点。この時期にしておくべきこと。求人票の見方について等。
 公務員試験について:民間企業への就職活動との違いや注意点。
 今回の学年集会で、進路に関して良い結果を得るためのスタートは既に切られているというお話がありました。学年末試験以降の時間を使い、進路に関する情報収集等の活動を、主体的に行っていくことが望まれます。

               

        

 

★機械工学科3年生2名が「アート作品コンクール」で優秀賞を受賞しました★

  静岡県溶接工業協同組合主催の令和2年度 「アート作品コンクール」作品募集に、本校機械工学科3年の生徒7名が3つの班に分かれ3作品を応募しました。

 県内7校、計21作品の応募があり、本校機械工学科3年の杉山君、山森君が作成した、「Metallic fish」が優秀賞を受賞しました。ここに紹介させていただきます。
 

 生徒は課題研究のテーマを溶接アートとし、3年間の実習で習った、溶接加工・レーザー加工・旋盤加工・手仕上げ(やすりがけ)等により作品を製作しました。各実習や各検定の内容を活用した3年生ならではの作品が完成し、充実した時間となりました。

 宇佐美君、武田君、松下君が作成した「天下とるトンボ」、
 

成田君、山本君が作成した「カブ&クワ」も紹介させていただきます。
 


《参考・このコンクールの募集要項》
作品テーマ
・「昆虫」または「動物」で作品中に「溶接加工」をしてあるもの。
・作品の大きさは、500mm×500mm×500mm以内とし、10kg以内であるもの。

第13回卒業証書授与式が行われました

 3月1日(月)第13回卒業証書授与式がコロナ禍の中、二部構成で行われました。
 第一部は放送を通じ全科共通で行われました。まず副校長先生による開式の辞の後、学年主任の先生により、本年度の各科の卒業生数及び総数が356名であることが紹介され、その代表者が呼名されました。そして卒業生の代表に校長先生から卒業証書が直接授与されました。続いて、校長先生による式辞、2年生の代表による送辞は録音が放送され、卒業生代表による答辞の後、教頭先生による閉式の辞となりました。最後に学年主任の先生から保護者の皆さんと卒業生に向け挨拶があり、第一部が終了しました。校長式辞、送辞、答辞、学年主任挨拶の要約を以下に記します。

【校長式辞】卒業おめでとうございます。今年の卒業生が在籍した3年間は、地球温暖化によるものと思われる自然災害等、これからの生き方価値観に大きな影響を与える出来事がいくつかありました。また、2020年は新型コロナウイルス感染リスクが、私たちの日常生活に大きな影響を与えました。このような多発する自然災害に代表される環境問題や、新型コロナウイルスへの対応は、持続可能な社会の開発目標に向けて、世界が協動して取り組まなくてはなりません。皆さんはこのような社会に羽ばたいていくことになるのです。看過できない多くの課題を抱える中で、様々な思惑が渦巻く社会を生き抜くためには、持続可能な社会の実現に向けての多角的視野、自分軸での思考、逆境に立ち向かう勇気と発想が求められ、若い科学者技術者への期待は膨らむばかりです。胸を張り自信を持って自分の道を歩んでいって欲しいと思います。皆さんの限りない発展、幸多からん事を祈念しています。

【送辞】3年生の皆様卒業おめでとうございます。初対面の対面式から共に過ごした日々を思いだし、部活動で学んだ立場の異なる人々個々の気持ちを考えて行動することや、また蒼穹祭で学んだ盛り上げようという熱い思い等を、私達が受け継いでいきます。
 今年度はこれまでの日常が一転し、様々な異なること経験がないことがおこる年となりました。このような時においても、皆さんは先輩として、私たちの一歩前を歩きお手本となり、引っ張ってくれ心強い毎日でした。
 これから歩む道でも思いがけないことがあった場合には、本校での日々を思い出してください。高校時代の経験が未来を切り開く力になるはずです。私たちは先輩が築いてくれた思いを受け継ぎ発展させ後輩に繋いでいきます。

【答辞】期待と不安に胸を膨らませ正門をくぐったあの日からの3年の日々はあっという間に過ぎていきました。1年では多くの友達ができ打ち解けあい、先輩と共に体育祭を思い切り楽しみました。2年では後輩もでき、先生や先輩の支えもあり確実に先輩として成長していく事ができました。修学旅行では平和学習を通して平和の尊さ感じ、また友と過ごした時間は一生忘れられない思い出です。最後の1年間、コロナ禍により長期休みから始まり、体育祭は中止となりましたが、開催された蒼穹祭ではクラス一丸となって取り組みました。この時感じた喜びと深い絆は鮮明な記憶として残るでしょう。
 今日卒業の日を迎えることができたのは、先生方の指導、日々支えてくれた家族のおかげです。感謝しています。在校生の皆さんは、科学技術高校の伝統を次の世代に繋いでいってください。これまでまたこれからできる思い出を大切に、楽しい高校生活を送ってください。
 これからそれぞれの進路に向かって羽ばたいていきます。苦難や困難も科学技術高校で学んだ事を思い出し乗り越え、また友と思いでを大切に未来の形を作っていきたいと思います。 

【学年主任挨拶】卒業おめでとうございます。保護者の皆さまには様々な形でのサポートありがとうございました。生徒の皆さん3年間楽しいことつらいことが多々あったかと思います。勉強の内容は忘れてしまうかもしませんが、学校生活でチャレンジし続けた経験やそのとき抱いた感情の起伏は精神の根幹を担う核心の礎となり、その後の人生を生きていくうえで少なからぬ力となります。困難を自らの力で乗り超えていくことは大事ですが、それ以上に心身共に健康を維持しながら人生をおくることが大事です。教職員も皆さんの幸せを願ってます。困ったことがあったら相談に来てください。一人で抱えきれないときは、遠慮することなく頼ってください。
 努力なしに大きな成功が得られることはありません。コロナ禍で迎える新しい生活の中で人生の舵をきっていく姿をいつまでも見守っています。

      

      

               

 

 卒業証書授与式の第二部は、各科毎に行われ、生徒全員に卒業証書授与され、その他証明書等配布、表彰、教職員の卒業生に対するお祝いの挨拶等が行われました。

      

        【機械工学科】                【電気工学科】

      

         【ロボット工学科】              【電子工学科】

      

         【情報システム科】              【建築デザイン科】

      

         【都市基盤工学科】               【物質工学科】

      

         【理工科】

卒業式の練習、各種表彰、また放送を通じて同窓会入会式が行われました

 2月26日(金)3年は、各クラスごとに卒業証書授与の練習と各種表彰、また放送を通じて同窓会入会式が行われました。
 卒業証書授与の練習では、作法と動線の確認が行われました。表彰では高校生活3年間の活動で、顕著な成果を上げた生徒に対し、表彰が行われました。なお表彰については、卒業式と合わせて行うクラスもあるようです。
 同窓会入会式では会長から「本校の同窓会は約45,000人の会員を擁し、多くの分野で活躍している。今年の卒業生はコロナ禍を乗り越え大変な苦労をしてきた、この経験は貴重な財産となると確信している。今後新しい生活様式により、人との接触が制限されるが、コロナ対策に万全を期し、友人との交流を続け友情を育んでください。」との挨拶の後、各クラス1名の同窓会賞受賞者が呼名され、代表の生徒に賞状と記念品が贈呈されました。
 卒業後も3年間を共に過ごした友との絆を大切に、また同窓生の一人として先輩方と協力し、地域社会に貢献できる人材を目指してほしいと思います。

      

 

3年生が久しぶりに登校しました

 3年生は学年末試験後家庭学習日となっていましたが、2月25日(木)2週間ぶりに登校し、高校生最後の行事である、2月26日(金)の各種表彰式、同窓会入会式、3月1日(月)の卒業式に備え、頭髪服装指導、各種配布物配布や諸連絡が行われました。
 久しぶりのクラスメートとの再会に、和気あいあいと会話を交わす姿や、担任の先生に進路に関する報告する姿が見られ、3年のクラスがある階に活気が戻りました。

      

 

 


 

 

 

 
 

 

 

★電気工学科2年生選択授業「ピンポン玉をとる有線リモコンのマシン」競技大会開催報告★

 2月24日(水)6、7時間目、本校・電気工学科2年生 選択実習受講者35名(普通科目選択者除く)が昨年9月より科目「選択実習」で製作してきた「ピンポン玉をとる有線リモコンのマシン」の競技大会を行いました。この行事は毎年電気工学科2年生を対象に行われている行事です。優勝・準優勝・特別賞は自家製の盾が送られます。今年度はコロナ禍のもと、保護者への見学呼びかけは自粛させていただきました。 

 

 裁断機を用いたアルミ板の切断、折り曲げ、電動ドリル加工、タッピング加工やCADで図面を描きアクリル板を用いたレーザー加工、ハンダコテを用いた2方向スイッチの取付など機械工作機器や電気配線処理などを学んできたものを生かした実践競技大会です。毎年かなりの盛り上がりを見せる大会ですが、今年も大いに盛り上がりました。
 

 トーナメント方式で行われ、ピンポン玉を数多く取った生徒が勝ちとなります。
  

白熱した戦いが続きました。
 

 今年度学んだことを最上級生となる来年度さらに生かして、学業に励んでほしいです。
 

★理数科の課題研究発表会が行われました ≪後編≫★

 理数科課題研究発表会の後編です。

 8班は物理班、「リニアモーターカーをモデルとした装置の作製」。日本でも2027年度に開通が予定され、静岡県も通る予定のリニア新幹線で身近になりつつある、リニアモーターカー。最近は大井川の水問題に関してニュースで取り上げられているのも聞きます。車体の超電導電磁石とレールに取り付けられた電磁石間で発生する引力と反発力を利用して前進することはよく知られているが、その原理を活用して電磁石を使って車体を加速していく装置の製作を行った研究です。

  

 9班は地学班、「おいしい水を求めて」という水の研究。ミネラルウォーターでの研究はよく聞くが、この班は「水道水」に目を付けて、班員3人の自宅の水道水や公園の水道水、本校の水道水を陽イオンクロマトグラフィーとキレート滴定で水の硬度を調べ、プリミティブな方法ではあるが利き水で味と臭気を調べ、その結果を発表した研究となった。結論としては「おいしい水=飲みやすい水」ということになりました。
 

 10班は物理班、「非弾性ボールはなぜ跳ねないのか」という研究。非弾性なのだから跳ねないのは当たり前だが、跳ねないのはなぜ?という疑問を抱き、解明するために研究を行った。エネルギーの変化に着眼し、力学的エネルギーが熱エネルギーに変化していくのでは、という仮説を立て、それを証明すべく研究を進めたものです。何が反発係数の減少につながっているのか、を追求した研究でした。
 

 11班は数学班、「47都道府県の最短経路を調べる」という全員が地理を履修している理数科らしい研究。まずは「最短経路は交差しない」という仮定を立てそれを証明、そのあとexcelの関数とソルバー機能を活用して最短距離を求めた研究を行った。日本で初めて地図を作った伊能忠敬を思わせる研究の発想、VLOOKUP関数を使うなどして直線状の最短距離を求めました。やはり内陸の都道府県をどう巡回するか、が決め手となったようです。
 

 12班は物理班、「振動による物体の移動」。携帯電話のバイブレーション機能など、振動する物体は振動以外の外力を加えずとも移動するということに目を付けて、携帯電話の振動モーターを実際に取り出して実験を行った意欲的な研究を発表しました。sin, cos, tanという三角関数を用いて解明していたのが印象的でした。
 

 13班は生物班、「植物の生育に適した肥料の分量について」の研究。店頭に並んでいる植物用肥料の内容物が、同じ植物銘柄を対象としたものなのに、分量に違いがあることに疑問を抱き、生育に最適な分量比率はどれなのかを解明していく研究を行いました。サニーレタスを用いて、植物の生育に必要な三大栄養素、窒素(N),リン酸(P)、カリウム(K)をどれだけ多く含んでいるのかを探求しました。
 

 14班は物理班、「条件による糸のほつれ方について」の研究。普段の生活で糸がよくほつれる経験から、どのような条件下で糸がほつれていくのかを研究実験。ここまでであれば家庭科などの課題研究となるが、布に糸を一本縫い、上部は固定して下部にバネばかりをつけて引っ張って、糸の切れた時の力の測定を行う物理の研究を行いました。
 


 どの研究も非常に興味深く、きちんと理路整然と証明されており、とても高校二年生の研究とは思えないハイレベルなものでした。

 この研究成果を来年度の大学受験に生かしていって欲しいです。

 保護者も多数聴講に来てくださいました。ありがとうございました。

 

★理数科の課題研究発表会が行われました ≪前編≫★

 本校理数科(理工科)の「課題研究発表会」が令和3年2月17日(水)午後、本校視聴覚室で行われました。

 先月、工業科8学科すべての発表会が行われましたが、今月は理数科の発表会です。工業科は3年生が課題研究を行いますが、理数科は2年次に「課題研究」週1時間、「総合的な学習の時間」週2時間行っています。

 理数科2年生40名が「生物班」「物理班」「化学班」「地学班」「数学班」など14の班に分かれ、発表を行いました。

 多くの班があるため、≪前編≫≪後編≫の2回に分けて紹介します。

 1班は生物班、「イソチオシアネートの抗菌作用について」研究を行いました。キャベツはなぜ日が経つと苦くなるのかという疑問が研究のきっかけとなり、イソチオシアネートと呼ばれる物質が影響していることを知り、その成分効果の一つである抗菌作用について研究を行いました。
 

 2班は化学班、「塩分濃度による麺の重さと長さの関係」の研究。ラーメンやそば、パスタに欠かせない塩。ゆでる際の塩分濃度を変化させることにより、麺の長さ・重さ・太さ・強度の違いを研究、麺の重さの変化は太さによってではなく、長さによって変わるということを導き出しました。

 

 3班は生物班、「美味しいコーヒーを飲もう」と題し、コーヒーが苦手な人でも美味しく飲めるコーヒーを研究しました。コーヒー豆の粒の大きさ、水の温度、入れ方を変えることにより美味しいコーヒーが作れることが分かりました。実験はお手軽なペーパードリップのものと抽出機器であるフレンチプレスを使って実験、結果としてはペーパードリップを使って水270ml, コーヒー豆10g, お湯の温度90℃で作ったコーヒーが一番おいしく感じられました。また若者に人気のカフェオレの場合はフレンチプレスを用いて、上記と同条件で牛乳130mlを加えたものが美味しく感じられたという結果を発表してくれました。
 

 4班は化学班、「コンクリートにできる結晶」の研究。散歩中にコンクリート塀から白いものが出ていることに疑問を抱き、その原因がエフロレッセンス(白華現象)によるものだとわかり、研究を進めて、その正体がカルシウムを主成分とする結晶であることを確かめた研究です。この研究は化学の先生だけでなく、「セメント」や「コンクリート」の専門家である都市基盤工学科の先生方からの指導も受けました。
 

 5班は地学班、「消波ブロックの効力の研究」。都市基盤工学科の課題研究でも研究題目になった消波ブロック(テトラポッド®)に興味を持ち、その歴史や目的を研究、三保松原海岸(羽衣公園)を参考にした実験も行いました。消波ブロックとは1949年にフランスで火力発電所の護岸工事のために作られ、その後特許を譲り受けた日本テトラポット(現 不動テトラ)が設立されました。研究の結論として、消波にはセメントを用いるのが一番効果的とのことでした。
 

 6班は数学班、「各学年の理数科の特徴」をデータを用いて研究。本校創設と同時に設置された理数科。本校は全国でも珍しい工業科と理数科の併置校。現在在籍している理数科120名にアンケートを行い、その結果を全国の高個性と比較分析、相関・分散・標準偏差を求め分析、統計学の知識を駆使しての研究となりました。学習時間と睡眠時間との相関係数(2つの確率変数の間にある線形な関係の強弱を測る指標)など創意あふれる研究となりました。
 

 7班は生物班、「無胃魚と有胃魚の内臓の違い」の研究。胃がない生物がいることなど知らなかった人も多いと思いますが、無胃魚の代表例はサンマ・コイ・メダカ・イワシ・トラフグ。今回は無胃魚・サンマとそれに似た環境に生息している有胃魚(アジ・アユ・イサキ)を解剖、3週間にわたる解剖作業の中で細胞の組織が壊れないように永久プレパラートを作り、細胞をすりつけて光学顕微鏡・電子顕微鏡で観察して得られた結果を発表しました。

 
 
   以下、後編に続きます。

2年生の学年体育大会が行われました

 2月5日(金)のLHRの時間、グラウンドにて2年生の学年体育大会が行われました。競技種目は
①八の字(縄とび)②長縄 ③クラス対抗リレーの3種目です。
 体育科の先生の開催宣言の後、各クラス委員長の代表が「選手一同、今日の体育大会、精一杯頑張ることを誓います」と宣誓し、①八の字(縄とび)②長縄 ③クラス対抗リレーの順番に競技が行われました。
 各競技の1位から3位および総合順位1位から5位までは下記通りです。

    競技種目   ①八の字(縄とび)  ②長縄                 ③クラス対抗リレー

        1位   建築デザイン科    ロボット工学科     都市基盤工学科                          2位   情報システム科    情報システム科             建築デザイン科                    
                       建築デザイン科
                        3位   機械工学科                 電気工学科

               総合順位  1位:建築デザイン科  2位:機械工学科・ロボット工学科
                                    4位:情報システム科     5位:電気工学科

  今回の体育大会は、クラス内の団結を見なおすよい機会になったんではないでしょうか。

                 

      

   

   

     

   

      

 

★令和2年度第2回学校評議員会が行われました★

 2月8日(月)午前10時より、本校応接室にて「令和2年度第2回学校評議員会」が行われました。
 

 
学校評議員会とは、平成12年1月の学校教育法施行規則の改正により、地域住民の学校運営への参画の仕組みを制度的に位置付けるものとして学校評議員制度が導入され、平成12年4月から実施されているものです。
 今年度の本校学校評議員は次の5名の方々です。

・谷  俊雄 様(静岡科学館「る・く・る」次長)
・山本 雅弘 様(静岡県発明協会事務局長)
・松永 泰弘 様(静岡大学教育学部教授、静岡大学教育学部附属特別支援学校長)
・小池 澄男 様(長沼二区町内会長)
・大石 恵子 様(元本校PTA副会長、元学校後援会理事)
 

 学校側からは、松村校長、椙山副校長、松永教頭、鴨藤定時制教頭、小林事務長、中島総務課長が出席しました。

 第1回は昨年5月に開催され、その時は学校の概要説明や校舎・施設案内をしました。今回は主に今年度の報告と年度末の学校評価についてご助言をいただきました。
  

 今後学校評議員の方の意見・助言等を参考にしながら、円滑な学校運営を行っていきたいと思います。

 なお、来年度の学校評議員会は令和3年5月と4年2月の予定です。

3年生最後の学年集会が行われました

 2月4日(木)、3年生は学年末定期テスト終了後、工業科が2月5日(金)から家庭学習日を迎えるのにあたり、最後の学年集会が行われ、生徒課の先生と学年主任の先生から次のようなお話がありました。
 生徒課の先生から:学年末試験も終わりほっとした気持ちが油断となり、事故やトラブルに巻き込まれないようにすること。まだ卒業したわけではない。科学技術高校生であることを意識して生活すること。とくに、バイク・自動車の事故。友人同士集まった際の行動。SNSに関連したトラブル。無許可アルバイト。身だしなみ。等々に注意し、健康な生活を送ること。
 学年主任の先生から:家庭学習日の目的は、新しい生活への準備であるが、その前にノート・課題・レポート等が未提出の者は卒業認定を受けるために登校してもらう。やるべきことをすましてから新しい生活への準備が始まる。
 進学者でこれからまだ試験が控えている人は、時間を大切に頑張ってください。進学が決定している人は、学力の足りないところを補うような勉強をしてください。就職する人は、社会に出た際、周囲の人ときちんと会話ができるように、新聞や本を読む等、いろいろな物事を知ることに努めてください。卒業式までの約1か月間落ち着いて生活をしてほしい。
 卒業を迎えても、本校に籍があるまで科学技術高校生であることを自覚し、お話しいただいた内容に基づき、新しい生活への準備をしていきましょう。

      

 

★1年Ⅱ類・来年度電子工学科生徒による校内マイコンカーラリー大会が行われました★

 1年生Ⅱ類(13HR,14HR,15HR)生徒で、来年度電子工学科を選択した生徒40名による「校内マイコンカーラリー大会」が2月5日(金)午前に、実習棟・電子機器実習室で行われました。
 


 来年度から、電子工学科と物質工学科が発展的に統合され「電子物質工学科」が新設されることとなり、「電子工学科」「物質工学科」の募集も停止することになります。したがって、今年度Ⅱ類に入学し、選科で電子工学科を選んだ1年生は「最後の電子工学科生徒」となります。前身の静岡工業高校は昭和33年度に電子工学科を設置(清水工業高校も開校した昭和36年度から「電子機械科」を設置)して以来、60年以上の古き良き伝統を持つ本校電子工学科も令和5年3月をもって65年の歴史で閉科することとなり、この1年生対象のマイコンカーラリーも今回が最後の開催となります。

 

 2時間目から4時間目まで3時間を使って行われた大会では、生徒は真剣そのもの、先日課題研究発表会で3年生が披露したスキルには及びませんが、1年間、電子工学とⅡ類(ロボット工学・情報システム)で学んだ知識と技術を駆使してマイコンカーを走らせていました。まず2時間目に1度走行を行い、3時間目はその試走を反省しての調整タイムに充てられ、4時間目に2度目の走行を行いました。

 

 生徒たちは誕生月ごとにグループ分けを行い、試走タイムの一番速いチームが優勝となり、副賞も与えられたようです。
 

一番の難所は写真左・コースチェンジと写真右・クランクです。脱輪カーも何台か見かけました。
 

 このあとの2年間で専門知識の研鑽に励んで、2年後の課題研究発表会やロボット競技大会では結果を残せるよう頑張って欲しいと思っています。そして伝統校の流れを受け継ぐ科学技術高校最後の電子工学科生徒としての誇りを持って日々勉学に精進して欲しいと思っています。

 

★工業科3年生の学年末テストが行われています★

 2月1日(月)から4日(木)までの4日間、工業科3年生の学年末テストが行われています。
生徒たちは「高校生活の有終の美」を飾るべく、熱心に取り組んでいます。

 最終日4日は終了後学年集会を行い、翌5日(金)から3年生は家庭学習日に入ります。
その後、25日(木)、26日(金)の登校日を経て、3月1日(月)の卒業式に臨みます。

 テストもあと2日間ありますので、最後まで全力で頑張って欲しいです。
 

 なお、理数科3年生は特別時間割で授業を行っています。5日の家庭学習日以降も補習授業が行われます。

進路体験報告会が行われました

 1月29日(金)工業科各科ではLHRの時間を利用し、進路決定した3年生の一部の生徒が、1,2年生に自己の進路決定までの活動状況を話す機会が設けられました。
 話の内容は、就職(企業または公務員)、進学(大学または専門学校)等の進路選択のいきさつ、進路実現に向けて取り組んだこと(筆記や面接試験に向けての対策や準備)、注意事項等について、後輩へのアドバイスがありました。
 1年先、2年先には求人や入学試験の内容等変化していくでしょうが、選択した進路に対しどのような準備をしたか、モチベーションをどう高め維持したか参考にしてもらえばと思います。

      

 

★電子工学科3年生・課題研究発表会が行われました★

 今回は電子工学科の課題研究発表会の様子をお知らせします。

1月28日(木)に会議室にて行われ、前半は生徒の研究成果のプレゼン発表、後半は生徒が制作したマイコンカーの試走を行いました。

 まずは前半のプレゼン発表をご紹介します。
 


 1班は「前輪駆動 レーンチェンジについて」。「報われない俺たちの努力」という副題も添えながら、とにかくカーブに強い、クランクに強い前輪駆動車を作った軌跡が紹介されました。練習時の最高タイムは19.54秒だったにもかかわらず大会本番では記録なし。努力もマイコンカーも「壁」にぶつかった感じでした。1班の第2グループはその「限輪駆動の曲げについて」詳細に研究、車名を研究生徒名にもじって「前輪須藤」として低重心かつスーパーシリコンを使用、CPU基板とモータードライブ基板を結合して作りました。「サーボモーターの曲げ角」および「左右モーターの出力差」、この二つの要素が大事になることが分かりました。
 2班の発表はマイコンカーラリーに出場した車名で発表「イケメン松川」号は全長43.1cmで後輪駆動が特徴、ユニバーサル基板を使っているため強度はなかなかのものでした。しかしながら県大会では試走2回とも記録なし、左クランクはモーターの左右出力差が大きかったため内輪が脱輪、その結果をきちんと冷静に分析し発表していました。第2グループは「直線でのモーター出力による走行速度の違い」を研究しました。
 

 3班の研究も車体名。沖縄っぽい名前の「ちんすこう」号は低重心で先読みを意識したセンサーバーを長めに設計、入念に準備をしまさに「人事を尽くして天命を待つ」感じであったが、当日「車検が通らない」という致命的な失敗に気が付きました。実際の自動車でもあることですが、センサーバーが坂道で地面についてしまったり、電池ボックスが登坂で地面についたりと、水平でない道路での走行で車高の低さが露見してしまった結果となりました。その後接続部分にナットを差し込み高さを確保するなどすぐに改善策を工夫するなど、その危機管理能力の高さは今後の人生でも生きていくことだと思います。「車検」という我々にも身近な話題でとても聞きやすかったです。第2グループの「DAISUKE」号は逆にそのセンサーバーを基準より短くして曲がりに強くする創造力豊かな作品に仕上げました。県大会ではそれが功を奏し、県内2位の21.90秒を記録、結果を残しました。 
 4班「GLOW」号は前輪駆動。カメラ部門での前輪駆動は初の試みでした。大会での結果はレースチャンジで脱輪、記録を残せませんでしたが後日原因を詳細に分析、今後に生かして行けそうです。「亜人夢」はカメラの処理速度と車の速さの相関関係を研究して作りました。大会ではレースチェンジで脱輪したり坂を登り切れなかったりと結果は残せなかったが、結果分析で処理速度(割り込み間隔)を速くすると判定しやすくなることが分かり、後輩にアドバイスを送っていました。
 

 5班は「青島みかん号」と「漫号」を製作。班をグループ分けせず、共同で進めることでお互いの負担を減らす工夫がなされていました。ともに重心を低くした設計の前輪駆動車、難所となるコーナーで安定した走行が出来るよう工夫されていました。それぞれ研究のポイントを「モーター」「タイヤ」「車体の強度」「プログラム」に定めて独自に創意工夫をしていました。青島みかん号はサーボモーターの可動域を広げる工夫をして後輪のシリコンテープの面積を減らして摩擦を少なくしていました。漫号は前輪タイヤのぐらつきをなくすためタイヤとモーターのシャーシを接着剤で固定していました。努力が報われ「青島みかん号」が県大会3位入賞しました。
 6班第1グループは「MC950R号」、後輪駆動方式で他のマシンよりも軽いのが特徴、加速力に優れるメリットとスピードが落ちにくいデメリットと背中合わせでの戦いとなりました。工夫をしすぎた結果からか当日の車検が通らず、さらにレースチェンジもうまくいかず記録なし、しかしながら研究で培った「忍耐力」「探求心」「協調性」は今後に生きていくはずです。第2グループ「トマホークGT」号は後輪駆動のアッカーマン機構。アッカーマン機構の特徴はブレても修正力が強く、その反面修正するための曲げ角とモーターの出力調整が難しいといういわば諸刃の剣でもあります。こちらも車検に通らすが当日大幅な軌道修正を余儀なくされて、レースも脱輪のため記録なし。そのような中でも得たものも多く、後輩たちに適切なアドバイスを送っていました。
 

 後半はそれぞれの愛車を実際のコースで試走しました。リラックスした雰囲気の中で出来た影響か、どの車もいい走りをしていました。
 

 

 

 

 

 多くの保護者の方々も見学に来てくださいました。皆様、ありがとうございました。


 

 

 

★機械工学科3年生・課題研究発表会が行われました★

3年生工業科課題研究発表会のトリを飾るのは機械工学科と情報システム科、電子工学科。

 今回は機械工学科の課題研究発表会の様子をご覧いただきます。
 1月28日(木)午後に視聴覚室で行われました。

 1班は文化祭でも展示発表した「FRPカウルの製作」。自動車部が新しく製作している省エネカー用FRP製のカウルを製作、制作にあたってはCADを使って設計しました。班員をカメラ担当、技術担当などに分け、小型スチロールカッターの製作やアクリル製テンプレートのCAD設計、大型スチロールカッターの製作、タキロンプレートと呼ばれる車体下のプレート製作など樹脂や硬化剤用いて事前準備を入念に行い、文化祭後に本格的なカウルの製作に取り組み、発表にこぎつけました。
 

 2班は「スターリングエンジンの熱変換効率の向上」。既存のスターリングエンジン(外部から加熱・冷却し体積の変化から仕事を得る外燃機関)をさらに効率よく、速く回転させたいという思いから研究を行いました。外気との温度差を活用して空気を収縮・膨張させ、ピストン運動させるという発想にびっくりしました。また「フライス盤」「旋盤」「溶接」「シャンクドリル」など機械系の専門用語が多く飛び出し、まさに「ザ・機械」という論文発表となりました。
 

 3班は「機械加工~歯車を用いた天体模型の作成~」。身近に使われている「歯車」というものに素朴な疑問を抱き、その歯車がどのような機構で動作し機能しているか気になったことが研究のきっかけ。かみ合うための割合や直径、各歯車との距離などを計算し、その精密さと動作のしくみを研究しました。初めて触るレーザー加工機、加工したことがないアクリル板など新しいことにあふれた研究から得たものは大きかったはずです。「天体の周期」という概念を歯車を用いてまわす研究は素晴らしかったです。
 

 4班は「マイコン(micro:bit)を利用した自作自動販売機の制御」。こちらも身近な自販機に目を付けて、制御のためのプログラムを組みながら、プログラミングの難しさや実際に作動させるための機構の複雑さを実感したはずです。海外に行ってもほとんど自販機を見かけることはありません。日本の治安の良さも影響していると思いますが、日本が誇る大発明の一つを高校生が詳細に研究したことに価値があるのではないでしょうか。
 

 5班は「アルディーノを用いた自動販売機の製作」。こちらの班も自販機に目を付けました。電気工学科の課題研究でも活用されたアルディーノ(Arduino)とは、ハードウェアの「Arduinoボード」、およびソフトウェア「Arduino IDE」から構成されるシステムで、今回モーターを回転させるためのプログラムを作成するのに活用しました。今回はお金投入・お釣りの部分までは研究が及ばず、商品を保管しボタンを押したらその商品が出てくる機能を搭載するのにとどまりましたが、十分時間と手間がかかっている印象を受けました。研究論文の副題も正直に「おつりの出ない自販機」と銘打ちました。世界に類を見ない、上から目線の自販機もいいですよね。
 

 6班は「精密鋳造」。ロストワックス精密鋳造法を利用した作品製作を通して、鋳造の手法や特徴を研究しました。ロストワックス鋳造法とは、ロウ(ワックス)を利用した鋳造方法の一種で、ロウで原型を作り、周りを鋳物砂や石膏で覆い固め、加熱により中のロウを溶かし出して除去することにより出来た空洞に溶かした金属を流し込むと原型と同じ形をした鋳物が出来上がる鋳造法です。ロウを使って石膏で固め、加熱してロウを流し出すという工程を目の当たりにして感動しました。ちなみに「鋳造」は「ちゅうぞう」と読みます。
 

 7班は「資格取得と溶接アート」。初級CAD検定の資格取得に向けて勉学に励んだ成果により、班員全員が合格したことの報告とその講習課程の発表がありました。また静岡県溶接工業協同組合が主催する「令和2年度溶接アートコンクール」に作品提出をするために3班に分かれて、旋盤・溶接・手仕上げを行い溶接アートを完成させました。作品の条件内に「昆虫」または「動物」で作品中に「溶接加工」を施してあるもの、とあり、今回は「トンボの製作」(廃材使用)、「魚の製作」(鋼鉄板使用)、「カブトムシとクワガタの製作」(アルミ使用)をつくりました。魚の作品はタイにもエビにも見えますが、「架空の魚類」ということでクリエイティブな作品に仕上がりました。
 

 どの班からも熱意が伝わってきて、一年間この研究にいかに集中したかが分かりました。この研究で得た成果と課題を今後の人生で生かしていって欲しいです。

 これで工業科8学科すべての課題研究発表会が終わりました。

 理数科(2年生)は2月17日(水)午後0時50分から視聴覚室で課題研究発表会を行います。