学校の出来事

防災訓練が行われました

 8月31日(火)始業式終了後に防災訓練が行われました。今回の防災訓練では、生徒は地区ごとに指定された教室に集合し、①地震情報発令時における避難を安全かつ迅速に行えるよう、防災意識を高めること ②地区別生徒下校集団の編成を確認することを目的に行われ、各学年の学年長と各下校集団の地区長を決めました。
 防災意識を高めることについては、担当の先生も交え、地震情報発令時の帰宅方法の確認や帰宅途中の津波被害や土砂崩れ等の危険個所、公共交通機関が使用できなかった場合の帰宅方法などについて話し合い、災害発生時の動きを共有しました。

 

 

2学期始業式が行われました

 8月31日(火)に2学期始業式が行われました。新型コロナウイルス感染症対策のため放送にて実施しました。

 最初に校長先生から以下のようなお話がありました。

 

 緊急事態宣言下での、令和3年度2学期の始業式となりました。夏休み前から感染拡大が懸念され、部活動の合宿・遠征やイングリッシュキャンプなど、夏休みでなければ挑戦できない、いくつもの行事が中止・変更を余儀なくされたことは、とても残念です。そのような中、開催の賛否が問われた東京オリンピック・パラリンピック2020が1年延期した後、無観客という形で開催されました。選手たちの競技に向かう姿勢に多くの国民は、国の代表として真摯に向き合う姿に感動し、明日への勇気を得たのは確かです。それは、私たちが彼らの言い尽くせない努力について、国内予選の厳しさなどを通じ、困難な過程を想像できるからではないでしょうか。

 さて、1学期終業式の最後に、ニュートンがペストの流行中、大学が封鎖され、帰省していた時に万有引力の法則や微分積分の法則を完成させたことを紹介し、皆さんにもこの夏休み、科学・技術の探究活動や部活動・学習に打ち込んでみてはいかがでしょうかと話しました。その中で、全国規模の発表会等で素晴らしい成果を上げた生徒等を紹介します。第45回全国高等学校総合文化祭、自然科学部門の研究発表において、自然科学部のR3(高林君、加藤君、望月君)の3名は「ペットボトルキャップ飛ばしにおけるストレートについての研究」という物理のテーマで研究発表し、優秀賞(全国2位相当)を受賞しました。また、愛媛県松山市で開催された第16回若年者ものづくり競技大会ITネットワークシステム管理部門において、J2櫛田君が銅賞(全国3位相当)を受賞しました。この大会は、全国の大学、技術専門校の20歳以下の学生と高校生を対象に、ネットワークの構築をバーチャルで行うもので、問題の難易度はかなり高いと先生方から伺いました。運動部でも、ウエイトリフティング部の青島君の全国高校総体出場や陸上の東海選手権において800mで出場した池田君の自己記録を更新しての第4位入賞も立派でした。また、コロナ禍で全校集会すら行う事ができない中、夏の高校野球静岡県大会では、応援指導部を中心に皆さんの代表である生徒会、ブラスバンド部が熱い応援を繰り広げ、野球部が1勝し本校校歌を高らかに歌うことができ、久しぶりに感じた一体感でした。

 さて、2学期は多くの学校行事があり、また技術系の東海大会・全国大会への出場予定者もいます。並行して、3年生の多くは一生を左右する進路決定を迎えます。個人としての自分自身が努力するものばかりでなく、クラスやチームで協力して作り上げる行事もあります。現在開催中のパラリンピックではパラアスリートの活躍を通じ多様性と調和の大切さ、そして人間の無限の可能性を感じます。パラリンピックの父といわれるイギリスの医師、ルードリヒ・グッドマンは「失ったものを数えるな、残されたものを最大限に活かせ。」と述べています。コロナ禍で、まだまだ制限ばかりの日常ですが、皆さん個々の力、集団としての力を最大限に生かす2学期としてください。以上、令和3年度2学期始業式式辞とします。

  

 

次に、各課より諸連絡がありました。

 

【生徒課】

 緊急事態宣言が出され、静岡でも感染が広まっています。また、デルタ株の増加により若者、高校生への感染も懸念され油断できない状況です。新学期が始まるにあたり、特に黙食・対面での飲食を避けることを徹底してください。食堂やホールの座席も間隔を空けて配置しているので、勝手に移動させることのないようにしてください。熱中症の心配もありますが、マスクの着用を徹底し、気分が悪くなったら先生に申し出てください。通学に関しては寄り道せず直行直帰を心がけてください。公共交通機関を利用している生徒は後者に入る際や帰宅した際に手指消毒をするようにしてください。

 こういった状況で大きな声を出しにくいと思いますが、人とのコミュニケーションが大切なので元気な挨拶をしましょう。

 身だしなみについて、暑い日が続きますが着崩しがないようにしてください。頭髪についても注意を受けた場合はすぐに直すようにしてください。

 夏休み中スマートフォンを多く利用していたと思いますが、学校内では電源を切ってルールを守るようにしてください。

 交通関係について、夏休み中事故の報告はありませんでしたが、夏休み明けは交通事故の発生しやすい時期です。時間にゆとりをもって登校し、事故がないようにしてください。公共交通機関を利用する生徒も歩きスマホ・ながらスマホをしないようにしてください。

 

【教務課】

 来週いっぱいまで短縮日課(授業時間5分短縮)となります。従来のデルタ株だけでなく新たなデルタ株も出ているので、新型コロナウイルス対策をさらに徹底してください。

 

 

※始業式は新型コロナウイルス感染症対策を徹底し放送にて実施しました。

★イングリッシュ・キャンプ最終日報告★8/25水★

 8月23日から本校で始まっているイングリッシュキャンプも3日目、最終日を迎えました。かなり緊張もほぐれ、アクティビティーもよりスムーズに進行しています。

 最終日午前中の活動は、2日間の活動からネイティブ講師をスイッチしての講義となりました。最初は「リスニング&発音」の講義で、ディクテーション(書き取り)や早口言葉コンテストを行いました。大学共通テストでもリスニングに占める比重が激増し、リスニングの学習はさらに不可欠となりました。また資格試験ではスピーキングの技能も問われることもあり、生徒にとっては将来も見据えた活動となりました。後半はゲームを交えた活動の「Fun Time」を行いました。

 

   

 午後は昨日も行ったグループ発表準備の続き。「日本文化紹介」をトピックとして、生徒のみで考えたたたき台をネイティブ講師に提示し、アドバイスや添削を求め、発表に備えて実際に声に出して読み上げてみる活動も行いました。

 集大成の活動として最後に2グループ16名合同の「発表会」が行われました。本校生徒の得意分野であるICT機器を駆使しながら、言葉と視覚に訴える素晴らしい発表が出来ました。中には自分たちで描いた絵を提示しながら「 show & tell ショーアンドテル」形式で発表するペアもありました。

 

 

 最後に閉会式が行われ、校長先生からご挨拶をいただいたあと、講師の方から講評と修了証書をいただき、みんなで写真撮影をして3日間のイングリッシュキャンプを終了しました。

 

 海外研修および宿泊研修が出来なかったことは残念ですが、オーセンティックな言語や文化に触れられて実りある研修だったことを確信しています。この研修で培ったことを残りの高校生活および将来の進路設計に役立てて欲しいです。

 支援して下さった本校同窓会・後援会、コーディネートをして下さったISS(株)国際交流センターの皆様、ネイティブ講師の先生方、運営に携わった研修課国際化推進室の皆様、本当にありがとうございました。

 この研修の様子は10月30日(土)の本校文化祭で展示発表する予定です。

 なお、この研修の実施に際しまして、緊急事態宣言発令下の中で実施すべきか否か、関係各所と十分に協議した結果、生徒の希望を尊重し、より一層の感染症対策を敷くことで実施が可能と判断し、実施することとなりました。期間中は3日間とも新型コロナウイルス感染症対策を十分に施しながら、生徒・講師の健康・安全を第一に考えて実施しました。

 

★イングリッシュ・キャンプ2日目報告★8/24火★

 イングリッシュ・キャンプも2日目となり、講師も3日間同じ方で、お互いの緊張もほぐれてきたところです。
初日の様子は静岡新聞の中部版にも掲載していただきました。

 2日目は、まずオープニングで、Who are you? ゲームを行いました。さまざまな疑問文を使って相手が扮した人・物を当てていく定番ゲームでした。

  


 キャンプも佳境に差し掛かった午後はこの日のメイン活動「ディスカッション」。まずはディスカッションの定義やルール、論理的に意見を述べる練習をしたあと、学校のよいところ、改善した方がいいと思われるところ、世界に紹介したい日本の魅力などをトピックとしてディスカッションを行いました。「賛成・反対」に分かれて意見をぶつけ合う「ディベート」と違って、比較的自由に意見を表現できるディスカッション、しかしながら持論は言えてもその論理的な理由を表現していく難しさを痛感したはずです。

 


 最後は翌日のグループ発表「プレゼンテーション」に向けての準備を行いました。明日が楽しみです。

 今回のネイティブ講師の方は、お二人とも、もともとのルーツは「非英語圏」ですが、我々が普段接しているアメリカ英語・イギリス英語と違って、さまざまな国の方が話す英語に触れる絶好の機会だったと思います。昨年から導入された大学共通テストのリスニングにも、アジア圏・アフリカ圏など英語の母国語話者ではない方が話す英語を聞き取る問題が導入されています。その独特な発音やイントネーションを聞いて生徒たちは大いに参考になったはずです。

 


 明日は最終日、頑張って欲しいです。

 この研修会は感染症対策を十分に講じたうえで、随時生徒や講師の体調を確認しながら行っています。

★イングリッシュ・キャンプ初日報告★8/23月★

 令和3年8月23日から25日までの3日間、本校でイングリッシュ・キャンプが行われています。その初日の模様を簡単に報告させていただきます。

 昨日HP掲載させていただいたとおり、午前9時から開会式が行われ、そのあと16名の参加者を2教室、8名ずつに分けながら、自己紹介や自分の意見を表現するスピーキング活動を行いました。ウォーミングアップで「アナグラム」(文字の並び替え)などを行い、「HOSОLC」→「SCHООL」(スクール・学校)など緊張をほぐしながらネイティブの講師の方が進めてくれました。

 


 午後は異文化理解、特にネイティブ講師の方の出身国について、文化・習慣・食べ物・住まいなどの側面からパワーポイントを使ってレクチャーがあり、必要に応じて生徒へレスポンスを求めるなど英語でコミュニケーションを取る姿勢を身に付ける活動を行いました。

 


 驚いたのは、比較的この手の研修でよくあるゼスチュアやボディーランゲージに頼らせず、あくまで英語という「言語」で相手と意思疎通をさせる活動を行っていたことでした。あくまで「バーバル・コミュニケーション」(言葉による伝達)にこだわる教育姿勢は、語学力を生かすための研修の趣旨にぴったりだと思いました。

 
 

 最後は息抜きも込めて、クイズやジャバディーなどの活動を行って初日を終えました。

 2日目も午前9時から研修が行われます。

★機械工学科3年・佐野君が全国ものづくりコンテスト旋盤部門出場を決めました★

 令和3年8月19・20日に本校で行われた令和3年度高校生ものづくりコンテスト東海大会・旋盤作業部門で静岡県代表・本校機械工学科3年・佐野君が見事優勝を飾り、11月13・14日に神奈川県立東部総合職業技術校で開催される全国ものづくりコンテスト・旋盤作業部門への出場を決めました。
 
 

 東海から全国への出場枠はわずか「1枠」、他の選手が時間超過や組立寸法不良等で力を発揮しきれない中、佐野君は普段の努力の成果を十分に発揮し見事優勝、東海王者となりました。

 

 全国大会まで精進を重ね、全国でも上位に入って欲しいです。
  

  なお、10月29日(金)文化祭オープニングセレモニー時に全国大会壮行会を行う予定です。

 

 おめでとうございます。

★イングリッシュ・キャンプが本校で行われています★8/23~8/25★

 令和3年度イングリッシュ・キャンプが8/23月~8/25水・本校を会場に、大学の先生方やネイティブスピーカーを招いて行われています。
 

 もともとは同窓会・後援会の支援を得て、台湾・シンガポールなど海外研修を行ってきましたが、昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止、今年は当初から海外研修を中止して、掛川市のつま恋虹の郷で2泊3日のイングリッシュキャンプを行う予定でしたが、8月8日からのまん延防止等重点措置の施行および20日からの静岡県・緊急事態宣言発令を重く見て、宿泊なし・本校での3日間の研修に急遽変更しました。

 

 この研修には1年生から3年生の理数科・工業科の男子生徒16名が参加、14日の事前研修を経て、本日からの本番に臨みました。

 

 23日(月)午前9時より、本校視聴覚室で開会式が行われました。

 研修課国際化推進室から諸注意のあと、松村校長から開会に際しての激励の言葉があり、自己紹介を終えたあと、9時15分から、会議室と視聴覚室に分かれて最初のセッション・アクティビティが始まりました。

 

 ネイティブ講師1名(プラス日本人の英語教員)に対し、生徒は8名なので英会話をするには最適なクラスサイズと言えます。また、原則オールイングリッシュでレクチャーは行われますので、生徒は普段体験できない英語のシャワーを浴びている感じです。

 

 後日、研修の様子を本校HPにてご報告させていただきます。

 なお、このイングリッシュキャンプは新型コロナウイルス感染症対策を十分に講じながら、事前の体調チェック・キャンプ中の体調管理の確認等を十分行って3日間生徒・講師の健康と安全を第一に考えて実施させていただきます。御理解お願いします。

★高校生ものづくりコンテスト東海大会が本校で行われました★

 令和3年度高校生ものづくりコンテスト東海大会兼第21回高校生ものづくりコンテスト全国大会東海地区予選会の旋盤作業部門とシーケンス競技部門が本校を会場に8月20日(金)に行われました。
 


 本校からは旋盤部門に、機械工学科3年生・佐野君、シーケンス制御部門に情報システム科3年・西野君が県代表として参加しました。

 


 開会式の後、入念な準備をして本番に臨みました。

 

 シーケンス制御部門は東海大会後の上位大会はなく、旋盤部門は11月に神奈川県で行われる全国大会の出場権もかかっています。日頃の成果を十分に発揮できたということでした。結果は後日本校HPで報告させていただきます。

 

 なお、この大会は感染症対策に十分配慮しながら実施されました。

理数科 夏期勉強会(3、4日目)

8月10日(火)から13日(金)までの4日間、理数科の夏期勉強会をグランシップにて行っています。

 

【補講の様子】

3年生は、各自の進路希望に応じた科目の補講を受けています。

写真は、化学の様子です。

 

【卒業生との交流】

本校の卒業生が11名来てくれました。高校生時代の自分と現在の自分へと「成長したこと」や「卒業して感じたこと」、「後輩たちへの思い」などを伝えてくれました。すべてではありませんが、先輩たちからのメッセージを掲載します。

(1、2年生に対して)

・好きなことを見つけて磨いてほしい。

・朝補講は欠かさず参加した方が良い。

・部活動と学習の両立ができるよう努力してほしい。

(3年生に対して)

・自分と先生方を信じましょう。

・苦手科目ほど伸びます。英語の先生に感謝してます。

・受験することを楽しもう。人生に一度か二度しかない。

多くは大学1年生でした。彼らは、コロナ感染症流行下で受験しました。

後輩たちを励ますために来てくれたことに感謝します。

★イングリッシュ・キャンプ事前研修会が行われました★

 本校は8月23日から3日間、英語研修(イングリッシュ キャンプ)を行います。この事業は同窓会および学校後援会の協力を得て平成26年度から「海外研修」として始まり、平成30年度までの5年間はシンガポールへ3泊5日、令和元年度は姉妹校提携をしている現地学校への訪問を含めた台湾へ3泊4日の研修を行いました。昨年度も台湾研修を計画しましたが、コロナ禍により中止、今年度は計画段階から国内研修に切り替えて計画を立てて募集をしました。
 

 当初は掛川市のつま恋リゾートで宿泊を伴って行う予定でしたが、県内のコロナ警戒レベルが「レベル6」に上がったことを重く考え、本校施設内での実施とし、宿泊せず日帰りで3日間行うことになりました。
 
今年度は生徒16名が参加します。また10月30日の文化祭では報告会も行います。

 

 研修に先立ち、8月12日(木)に本校にて事前研修を行いました。
内容は、アメリカで働いている日本人インダストリアルデザイナー・中澤氏とのオンラインセッションをメインに行い、アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコにある世界有数の工業地帯・シリコンバレーでの経験をさまざまな画像や動画をおりまぜて紹介してくださいました。

 

 多数の半導体メーカーが集まる場所で悪戦苦闘を繰り返しながら日々研修を重ねて働いていく姿に、本校生徒も将来の自分をオーバーラップさせながら研修を受けていました。

 23日(月)から25日(水)までの3日間、本校施設にてスピーキングアクティビティー・異文化理解・ウォークラリー・グループワーク・プレゼンテーションの研修を行い、3日間英語漬けのイングリッシュキャンプを行います。

 なお、この事前研修及びイングリッシュキャンプは事前の体調管理と検温・手指消毒を十分に行い、感染症対策を十分に施しながら行います。御理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。

 

理数科 夏期勉強会(2日目)

8月10日(火)から13日(金)までの4日間、理数科の夏期勉強会をグランシップにて行っています。

 

【感染症対策】

正面入口で「検温」「手指の消毒」を行い、各HR用の会議室へ行きます。

会議室内では、「私語を減らすこと」や「飲食の際はしゃべらない」などに注意しています。

 

 

【3年生】

静岡大学工学部電子工学研究所の木村雅和先生の出張授業「出る杭を伸ばす教育~新・静岡のヒトづくり~」を行いました。好きなことへ取り組みつづけることが、自分の才能を見出し、磨き上げていく最良の方法であるとの強い励ましの言葉をいただきました。

生徒の感想より

・自分が何をやり(学び)たいのかわからなくなっていたけど、(やりたかったことを)思い出すことができました。TOF(赤外光を使って距離を計測する)カメラなどの技術に関心や興味を持つことができ、進学への意欲が高くなりました。

・今まで「大学に入るまで」のことを中心に考えていたが、「入学後の研究室」のこともよく考えたい。自分を誤魔化さないで、しっかりと自身が納得するまで考え、調べることを大切にしたい。

 

 

【先生方の熱意】

先生方は、1時間の授業(補講)のために教材づくりや板書に時間を割いてくださっています。写真は、2年生の理科(化学)のために担当の先生が作成した板書です。限られた時間で解説をし、生徒が必要なことをまとめる時間を大切にしたいとのことです。学校とは違う環境で、先生方の工夫や努力を改めて感じることができます。

理数科 夏期勉強会(1日目)

 8月10日(火)から13日(金)までの4日間、理数科の夏期勉強会をグランシップにて行っています。慣れない場所で自習を行うことにより、持続力や集中力などを養い、学習習慣を確立することを目指して、自学自習しています。

 

 【1年生】初めての勉強会です。体調管理に気をつけ、4日間の勉強会を乗り切ってほしいと思います。

 スタディサプリの数学講師(山内恵介さん)の講演会がありました。これからの社会に必要な学び方を「意識して」授業を受けることや友人との対話の大切さを伝えてくださいました。

 

 【2年生】昨年に比べ、課題に取り組む姿勢が力強く見えます。すでに課題を終えて、夏休み明けの課題テストに向けて苦手な科目の振り返りをする生徒もいました。7月の模擬試験の結果やこれまでの学習状況を先生方と振り返り、夏休み以降の生活を見つめ直す機会となっています。

 

 

壮行会が行われました。

 7月21日(水)終業式終了後に、東海大会及び全国大会の壮行会が行われました。感染症対策のため、各クラスにて放送で行われました。

 東海大会及び全国大会に出場する諸活動を紹介します。

 

〇ウエイトリフティング部 第68回 全国高等学校総合体育大会ウエイトリフティング競技大会

〇自然科学部  第45回 全国高等学校 総合文化祭 紀ノ国わかやま総合文化祭2021

                      自然科学部門 研究発表 物理部門

〇若年者ものづくり競技大会の全国大会

  機械製図CAD部門       

  フライス盤部門         

  ITネットワークシステム管理部門

  建築大工部門

〇高校生ものづくりコンテスト東海大会

  旋盤部門     

  木材加工部門 

  シーケンス制御部門

  化学分析部門 

 

 代表の選手が抱負を述べた後、まず生徒会長が激励を行い、その後校長先生から激励の言葉をいただきました。

 東海大会及び全国に出場する選手には、存分に力を発揮してもらいたいと思います。応援よろしくお願いします。

            

★8月5日(木)に中学生一日体験入学が行われました★

  8月5日(木)に令和3年度中学生一日体験入学が行われ、残暑厳しい中、約1500名の中学校3年生が来校して下さり、事前に指定した午前午後各2グループづつ4グループ別れ、体験入学が行われました。
 

  直前になって、静岡県の新型コロナウイルス警戒レベルが「レベル5」に上がったことにより、保護者様の来校を御遠慮いただくこととなり、お子様の進路決定の大切な時間を共有していただけなかったことを深くお詫び申し上げます。その分、中学生だけで「3密」を避けながら、例年以上に充実した体験入学を行うことが出来たと自負しています。
 

 体験入学の内容は、例年同様全体説明会と工業科の施設見学が行われました。
 全体説明会では、学校紹介が副校長先生から、本校の歴史、特徴、進路実績、授業内容、行事等の学校生活等について説明が行われました。
 

 工業科の施設見学はグループを7つの班に分け、実習棟の各科の実習室等で9分づつ各科の説明が行われました。
  

 
 また全日程終了後、理数科の紹介が希望者に対し行われました。
  

 参加いただきました皆様には、蒸し暑さの中ご来校いただき、またコロナ感染防止対策等本行事へのご協力いただきましたこと、誠にありがとうございました。
 

★インタビューボード(バックボード)が完成しました★

2021年8月4日(水)、待ちに待った県立科学技術高等学校オリジナルのインタビューボードが完成しました。本校の建築デザイン科が中心となって作成をしました。校章、校名、KAGIRANGERSを学校カラーである浅縹(あさはなだ)色で表現しました。当面の間、本校生徒ホールに設置しておきますので、本校に立ち寄った際には、是非とも御覧ください。今後様々な活動で活躍した生徒たちが、このインタビューボードの前でインタビューを受けている姿が目に浮かんできます。

インタビューボード

 

インターンシップ事後学習及び成果報告会が行われました。

 8月2日(月)に、7月28日(水)から30日(金)までの3日間実施された「インターンシップ現地研修」の事後学習および成果報告会が行われました。

 事後学習は、「事前学習で設定した目標を、インターンシップを通して学び、事後学習における振り返りにより、今後身に付けるべき能力・具体的行動計画を設定すること」をねらいとしています。
 午前中は、現地研修の振り返りを行い、気づき、学んだこと、エピソード等をグループワークで話し合い、成果報告会に向けて内容をまとめました。

 

                                     


 午後は、受け入れ企業の方々をご招待し、各部屋に分かれて成果報告会を行ないました。午前中にまとめた資料を5分間で発表し、受け入れ企業の方からのコメントもいただきました。
 最後にまとめ学習を行い、今後の目標設定をして終了しました。

 

 


 3日間の短いインターンシップでしたが、現場での作業や社員の方々との交流を通し多くのことを学び、進路を考えるにあたり貴重な経験となったことと思います。学んだことを今後の生活に活かし、設定した目標を達成できるようにしてほしいと思います。

 

令和3年度・2年生インターンシップが始まりました。

 今年度のインターンシップ(就業体験)が7月28日(水)から始まりました。

 27日(火)は講師の方をお招きし事前学習を行い、姿勢や挨拶の仕方など社会人として必要なビジネスマナー・心構えを教えていただきました。

 7月28日(水)から30日(金)までの3日間、各企業で研修を行います。

 また、8月2日(月)に事後学習を行い、インターンシップでの学びを振り返り、今後身に付けるべき能力・具体的な行動計画を設定する予定です。

 

2年生進路別ガイダンスが行われました。

 7月21日(水)に、2年生進路別ガイダンス(大学・企業・公務員ガイダンス)が行われました。

 大学コースでは、9大学による大学別分科会を2回に分けて行いました。感染症対策として、都市部の6大学はオンラインで説明会を行いました。

 

 企業・公務員コースでは、最初に2部屋に分かれてパネルディスカッションを行い、その後企業コースは45社(静岡県内の中小企業)による企業別ガイダンス、公務員コースは公務員説明会を行いました。

 

 

 生徒は複数の大学、企業の説明を聞き、それぞれ異なる雰囲気や特色を知ることができました。今回の進路別ガイダンスを機会に、今後もパンフレットやHPで情報を収集・分析し、進路実現に向けて目標を明確にしてほしいと思います。

1学期終業式が行われました。

 7月21日(水)に1学期終業式が行われました。コロナウイルス感染防止のため、校内放送にて行いました。はじめに、校長先生から以下のようなお話がありました。

 

「1学期はコロナ禍にあっても、6月に体育祭を開催し、皆さんの一挙手一投足に笑顔がはじけ、友人との親睦を深める様子も見てとれ、とてもうれしく思いました。しかし、その後も状況は芳しくなく、本来であれば表彰や壮行会を、全校生徒の前で開催し努力を讃えたかったという点で残念です。

そのような中で、科学技術高校生徒の心を一つに集めるという意味で、今日は、在校生徒のみならず卒業生を含め、ともに成長してきた本校のシンボルツリーである、ニュートンのリンゴの木の話から始めます。正門から校舎に向かって入ってきて、最初にみえる木が本校のシンボルツリーである「ニュートンのリンゴの木」です。文部大臣や東京大学総長等を歴任された有馬朗人先生のお取り計らいで、平成20年本校の開校に合わせて、東京大学理学部付属植物園から贈られたものです。譲り受けた当時の太さは親指ほど、高さは1メートルほどの幼木で、樹齢は16・17年という事になり、皆さんとほぼ同年齢という事になります。

さて、このニュートンのリンゴの木、日本には万有引力発見300年を記念し1964年に東京大学理学部付属植物園に贈られました。品種としては「ケントの花」と呼ばれ、熟した果実は必ず自然落下するという特徴があるということで、ニュートンは風もなく自然に落ちるこのリンゴをみて、万有引力の法則をひらめいたのでしょうか。当時ニュートンは22歳の学生だったのですが、微分積分法を成立させたのもこの時期だと言います。

さて、先日高等専門学校の学生による「DCON2021」というコンテストの様子を見ました。高専生のもつ技術と、ディープラーニングを活用して事業を創出し、企業評価額や売り上げを競うコンテストで、審査員はキャピタリストと呼ばれるプロの投資家たちです。また、ディープラーニングとは、画像認識等で用いられることで知られています。今年のコンテストでは福井工業高等専門学校の老朽化診断ツールが優勝しました。一般に橋やトンネルなどの老朽化には、打音検査が行われます。ハンマーでコンクリートなどをたたき、その音で内部の老朽の度合いを測るもので、この判断には熟練の技能者が必要です。すでに機械化している装置もあるのですが、それらは大型で高価という欠点があります。福井高専のツールは、ハンマーの柄にマイコンとSDカードを取り付けただけの小型で安価な装置です。様々な箇所を打音し録音したデータをクラウドに転送し、データの一つ一つについて、腐食等があるかを診断させるとともに、学習させます。審査員は、様々な業者がそれぞれの環境のもとで、オリジナルの学習モデルを作ることができる点で、市場価値が広がると評価しました。 

 新しい価値の創造という点では、静岡県も若い皆さんに大いに期待しています。すでに各学科には案内を差し上げていますが、今年もジュニアプロコンが開催されます。静岡県が主催し、多くの優良企業が協賛しています。夏休みこれらに挑戦し、各協賛企業の提供する副賞を狙ってみてはいかがでしょうか。

ニュートンはイギリスの小さな村の農家に生まれ、叔父の援助を受けケンブリッジ大学に入学します。しかし、この頃ペストが大流行し大学は閉鎖され、故郷の村で過ごさなければなりませんでした。その外出自粛の時期をうまく活用し、万有引力の法則等を発見したといいます。今の私たちの環境にどこか似たところがありますね。どうか、皆さんもこの夏休み、科学・技術への探求活動や部活動などに打ち込むなど、有意義に過ごしていただきたいと思います。

以上、令和3年度1学期終業式 式辞とします。」

  

 続いて夏休みの過ごし方について、教務課と生徒課より注意事項がありました。

【教務課】

・夏休みを1日短縮し、8月31日(火)より2学期をスタートします。

・オリンピックが始まり、静岡県内でも人の流れが多くなることが予想されるので、健康に気を付けて行動してください。

・3年生は進路の関係で県外に移動することがあると思うので、しっかり対策するようにしてください。

【生徒課】

・マスクの着用、三密の回避、社会的距離、手洗いうがいなど基本的なコロナウイルス対策を徹底してください。公共交通機関使用の際は必ずマスクをし、県外移動に関しては県の基準を確認してください。

・誹謗中傷やいじめにつながるような言動、モラルに反した書き込みや投稿など絶対ないようにしてください。

・交通マナーに関して、イヤホンをつけながら自転車に乗らないようにしてください。また、交差点での安全確認を必ず行うようにしてください。

・バイクに関して、4ない(免許を取らない・買わない・乗らない・乗せてもらわない)を守ってください。

・身だしなみについて、部活で指示がない限り登校の際は制服で来るようにしてください。また、頭髪に関して2学期すぐに検査があります。

★中学生体験入学時(8月5日)の誘導ルート確認及び説明会が行われました★

 8月5日(木)に行われる「中学生一日体験入学」における誘導や運営を手伝ってくれる在校生を集めて、当日の打ち合わせおよび誘導ルートの確認を行いました。
  
 当日在校生の補助生徒は事前に募集を行い、有志で志願してくれた生徒約80名が誘導に携わってくれます。当日の集合時間や工業科実習棟での誘導ルートの確認、雨天時の対応、そして終了後のアンケート集計の説明を行いました。
  
 当日手伝ってくださる在校生も1年前、2年前には中学生として本校の体験入学に参加してくれた生徒がほとんどである、と聞きました。昔のことを思い出しながら、当日頑張って手伝って欲しいです。この他にも300名の生徒が工業科実習、学校生活の様子披露、自転車置き場への案内、理数科説明会等で手伝ってくれます。
 
 感染症及び熱中症には十分に気を付けながら当日の運営を行っていきたいと思います。

 当日は保護者の方々に工業科施設見学を一緒にして頂けないのはまことに心苦しいですが、御理解お願いしたく思います。当日参加の皆様も、感染症及び熱中症対策を十分に施してのご参加、よろしくお願いいたします。
 (マスクの着用および雑談等の自粛等、ご協力よろしくお願いします)
 

 何か質問等ありましたら、科学技術高校・総務課・中島までご連絡下さい。