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学校の出来事
★課題研究発表会1★機械工学科3年生★
1月20日(木)から31日(月)まで、工業科8学科の3年生が履修している「課題研究」の発表会が行われます。当初は保護者の方にも見学していただくことになっていましたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、在校生のみへの公開に変更させていただきました。心からお詫び申し上げるとともに、御理解いただければと思っています。
今回は20日に行われた、機械工学科の課題研究発表会の様子をご覧いただきます。視聴覚室で行われました。
「課題研究」とは工業科3年生が全員週3時間履修する大学の卒業論文、その発表会のようなものです。
1班は「ソレノイドを用いたラジコン製作」。ソレノイドとは、3次元のコイルで、螺旋状、特に密巻きにした形状(層を重ねることもある)のもののこと、ラジコンを操作するためにステアリングエンジンの代わりにソレノイドを代用品として使った研究を披露してくれました。学校にあったステアリングエンジン車を分解し、その部分にソレノイドエンジンを搭載して車を作った時の苦労話も話してくれました。
2班は「ロボットハンドの製作」。今年度開催された東京パラリンピックの開催が近づいて話題のメディア露出が増えた時にひらめいた題材だそうです。義手や義足を目にしてその仕組みに興味を抱き、医学的専門的知識が極力少なくても研究できる「ロボットハンド」の製作にシフトチェンジして研究を行いました。2DーCADやレーザー加工機、高度なプログラミング技術などを駆使し、アクリル板を使って器用に動くロボットハンドを見た時はまさに圧巻でした。実際、5本の指がすべて動くわけではない、と正直に現状を吐露してくれていたことは高校生の研究らしい一面であったとほほえましく思いました。
3班は「2足歩行ロボットの研究」。先輩たちの課題研究を見て、さらに応用した研究を行いたいという向上心から研究を始めたそうです。モーターを制御するためのマイクロソフトコンピューターソフト「Arduino(アルディーノ)」を使って、制御・ボディ製作・プログラミングの作成という手順で2足歩行ロボットを作り上げました。実際きちんと歩行する様子を披露してくれました。
4班は「ドローン製作」。今では私たちの生活でも身近なものとなってきたドローン、素材選び、フレーム設計、Arduinoソフト活用、レーザー加工、モーター制御、プログラミングなど要所となる工程をきちんとこなし、亀くて強靭なフレームを作成、きちんとドローンを飛ばすことが出来た。
5班は「風力発電モデルの作成」。羽の形状と枚数によるエネルギーの変化を調べ、効率よい風力発電装置を製作しました。CADで設計し、軸を作るためのアルミ棒をフライス盤を使って切削、パソコンで設計したパーツをアクリル板で作るためにレーザー加工機を使いました。発電機製作の難しさや風力の仕組みの複雑性を実感したようです。
6班は「難関資格・溶接アートに挑戦」。機械工学科ではおなじみの取り組み、8月の技能検定、1月の溶接アート作品提出に向けての涙ぐましい努力の過程を披露してくれました。資格取得は機械加工 普通旋盤作業2級・3Qの取得にむけた取り組みを紹介、溶接アートについては静岡県溶接工業協同組合主催のアート作品コンクールへの出品作品を製作、CAD・CAMによるレーザー設計→レーザー加工機で打ちだし→曲げ加工による成形スポット、CO2溶接→バーナーによる焼き入れ・色出し、の作業工程をたどり、スタジオジブリ「風の谷のナウシカ」より 王蟲(オウム)の製作、そしてフクロウの製作を行いました。最後の質疑応答で機械工学科3年生・山田君から「なぜフクロウの頭部部分がスケルトン状になっているのか」という鋭い質問が飛び、階上に緊張が走りましたが、製作責任者の平林君が落ち着いて、制作過程での話し合いの結果および制作費の予算・製作者のスキルの問題であると回答していたことが印象に残りました。
7班は「第二種電気工事士の取得挑戦とイライラ棒の製作」。1年時に学んだリレーシーケンス、2年時に学んだPLC(電力線を利用する通信ネットワーク技術、Power Line Communication)で学んだ技術を生かすため、前期は電気工事士の資格取得に挑戦、後期は誰もが一度はイライラしながらトライしたことのある、「イライラ棒の製作」に挑戦しました。土台作り、棒が辿るルート思考、プログラムの作成、コンパネの塗装、支柱の作成、プログラミング、PLC配線などさまざまな工程を経て、イライラ棒を製作しました。実際私もやらせていただきましたが、よく出来ていました。
1年間かけた研究、どの班もレベルの高い論文と発表、作品が出来ました。
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から保護者の方をご招待できず、申し訳ない思いでいっぱいです。
次回は1/25(火)午前の電気工学科・都市基盤工学科の課題研究発表会を紹介します。
★第72回生徒研究発表会への参加(電気工学科)★
1月13日(木)三島市民文化会館にて、静岡県高等学校工業教育研究会主催の第72回生徒研究発表会が開催され工業を学んでいる13校が参加しました。
当日は、静岡県工業高等学校長会会長で本校松村照司校長先生の挨拶から始まり午前午後、各校8分以内での発表が行われました。
本年は、学校代表として、電気工学科3年生4名が参加し、課題研究の授業を通して研究した「安全についての研究」をテーマに発表を行いました。
★共通テスト受験者激励会が行われました★
1月14日(金)放課後の時間に、共通テスト受験者対象に激励会が行われました。生徒は工業科と理工科に分かれ、校長先生、学年主任、担任、進路課など多くの先生方から激励の言葉をいただきました。生徒は試験当日の諸注意の確認と職員からテスト当日用に糖分(お菓子)の差し入れをいただき、共通テストに向けてさらに気持ちを引き締めることができたと思います。
不安もあるかと思いますが、これまで勉強してきた成果を存分に発揮できるよう、試験が終わるまで気を抜かずに取り組んできてほしいと思います。
3学期始業式・生徒会任命式が行われました
1月5日(金)始業式および生徒会任命式を行いました。新型コロナウイルス感染症対策のため、各クラスにて放送により行われました。
令和3年度3学期始業式式辞では、校長先生から新年の挨拶ののち、昨年のノーベル物理学賞を受賞された真鍋叔郎さん(90)について、受賞後のインタビュー等から3点、お話しされました。
はじめに、真鍋さんがアメリカに渡った経緯と研究の過程です。真鍋さんは御両親から医師となることを期待されていました。手先の不器用さから医学には向かずこれを断念し、大好きな気候学を学びます。大学院時代に書いた論文が評価され米海洋大気局に招かれます。世界で最も優れたコンピュータでさえ、現在の電卓レベル程度の能力しかない時代、太陽と大気と地表だけのモデルを用い地表からの高さによる気温を導きました。今ではスーパーコンピュータを使い地球全体をシュミレーションするのですが、その礎は真鍋さんの研究です。気候学の歴史はコンピュータの歴史でもあるのです。
2つめは好奇心。「研究を始めた頃には、こんなに大きな成果を生むとは創造していなかった。好奇心が原動力となった。後に大きな影響を与える大発見は、研究を始めた頃にはこの重要さには誰にも気づかないものだと思う。」と述べています。皆さんも理系のそれぞれの学科を選び専門科目を学んでいますが、「好きこそものの上手なれ」の言葉通り、面白いと思うことが大事です。それが、その後起こりうる様々な困難をも乗り越える原動力になると思います。皆さんがすでに歩んでいる専門科目も、学んでいる途上ではこれが将来、どのような場面で活かせるかなどと気付く事ばかりではありません。
3つめは、今回のノーベル賞受賞が「非常にタイムリーな受賞」と述べている点です。真鍋さんの研究成果がもとになり、SDGsの17つの開発目標のうち「環境問題」や「エネルギーと産業技術」の分野で、その達成指標に大きな影響を与えたのです。もし、真鍋さんの研究がなければこれらの取組も、もっと遅くなったのかも知れません。
2022年、皆さんにとっての科学技術高校での学びが始まりました。皆さんには、自身が関心を持ったこの学科での学びと普通科目との関連を意識して欲しいと思います。学科での学習や日常の現象を科学するためにも、数学や物理・化学・生物はじめ全ての基礎科目を大切にしてほしい。真鍋さんが90歳になってノーベル賞を受賞しようなどとは思っていなかったように、コツコツと努力したことはやがて、社会を支える事になります。研究する楽しさと共に継続することの大切さも、真鍋さんは教えてくれます。
続いて、教務課と生徒課からそれぞれ以下のような注意がありました。
教務課:新型コロナウイルスの感染拡大が広まっている。インフルエンザが流行する時期でもあるので、予防をして新学期を過ごしてほしい。
生徒課:3密の回避、マスクの着用、手指の消毒の徹底をしてください。また、マスクのせいか、昇降口で挨拶が少ないように感じる。しっかり挨拶をして気持ちよく学校生活を送ってほしい。スマホはカバンかロッカーにしまっていますか?交通ルールを守って登校しましたか?ルールを守ってしっかり生活してください。
引き続き、生徒会任命式が放送にて行われました。校長先生から生徒会長、生徒副会長の任命が行われた後、生徒会長となった伊東さんから挨拶がありました。
新型コロナウイルスの感染が再拡大し、第6波が来たといわれている中ではありますが、新生徒会のみなさんには今後のイベント等盛り上げていってほしいと思います。
★2学期終業式が行われました★
12月24日(金)1,2時間目に授業をした後、新型コロナウイルス対策のため各クラスにて放送による終業式を行いました。
まず校長先生から以下のような話がありました。
今年度これまでの学校全体を振り返ると、全国規模の大会・発表会で成果を上げるなど、皆さんの頑張りが目立った年でした。自然科学部や学科研究部は全国大会で優秀な成績を収めました。また、年明け早々には、ジャパンマイコンカーラリーや少林寺拳法部の全国選抜も予定されています。東海大会まで含めると陸上、弓道、バドミントン、囲碁が出場を果たしました。また、野球部は来春のセンバツ高校野球21世紀枠の静岡県代表に選出され、競技力だけでなく文武両道の姿勢が高く評価されました。しかし、部活動や各学科の研究でも、生徒諸君の中には、高い壁に阻まれ悔しい思いをした人も少なくないはずです。その中には、コロナ禍であっけなく大会が中止になってしまうなど、自分ではどうしようもない壁に阻まれた団体もありました。
さて先週まで、東京の日本科学未来館で、宇宙探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」から持ち帰った試料、約5.4グラムのうち、2ミリグラムを公開しました。現在も様々な観点から分析研究がなされているこの試料には、小惑星「リュウグウ」の名の通り、我々生命のもととなる有機物や水を含んでいることが期待されています。分析チームは太陽系の起源や、地球の海や生命の起源に迫る成果を目指しています。はやぶさ2は2014年に打ち上げられ、3年半かけて小惑星「リュウグウ」上空をめざし、そこで小惑星のサンプルを採取し、再び地球にサンプルを届けるという壮大なミッションでした。はやぶさの初号機イトカワがエンジン停止により、宇宙で迷子になるなどの様々なアクシデントを乗り越えながらもサンプルを持ち帰ったこともあり、はやぶさ2では、小惑星にクレーターを作り、地下からサンプルを採取するというより厳しいミッションが課されました。プロジェクトチームは、初号機でのトラブルに加え新たに起こりうるすべてのトラブルを想定し、リカバリ訓練を行いました。それでも、実際のミッションでは、リュウグウに接近する過程でカメラのトラブルが発生したそうです。しかし、これまでに想定したトラブル対応の応用問題ととらえ、チームは見事にこれをクリアしました。
今年、大きな壁に阻まれた皆さんにはまず、壁に向かってチャレンジした自分(自分たち)を褒めてください。そのうえで、何が原因かを追究し、できることを見つけ、対処することが大切です。壁は乗り越えがたいがゆえの壁です。ですから、挑戦し続けてもなかなか超えられないかもしれません。しかし、今回、はやぶさ2が持ち帰った試料が、今の分析装置や知識では解明できなくとも5年、10年後の分析装置でわかることがあるように、皆さんのこの努力も新たな進路先で発揮されるかもしれません。今の皆さんの歩みを止めてはいけない。今日は何も得ることはなかったと感じても、頑張った自分を否定することなく、この歩みを続けることが大事です。
年が明け1月15日からは、3年生150人が共通テストに挑戦します。来年は寅年、皆さんがこの壁をにらみ、闘志を新たに元気に登校することを期待しています。
続いて、教務課と生徒課からそれぞれ年末年始に新型コロナウイルス、特にオミクロン株の流行が懸念されるため、感染予防を徹底し元気に新学期を迎えられるよう呼びかけがありました。また、冬休みは短いがSNSのトラブルや自転車の運転(無灯火、イヤホン)に十分注意し、一年を振り返り家族とゆっくり過ごしてほしいと話がありました。
終業式の後には、各クラスで動画視聴による壮行会も行われました。電子工学科・電子工学研究部がジャパンマイコンカーラリー全国大会に出場します。練習の成果を存分に振るってきてほしいと思います。
★静岡市技術職員業務説明会が行われました★
12月24日(金)放課後の時間、1,2年生の希望者を対象に、静岡市人事委員会事務局の方による静岡市技術職員業務説明会が行われました。先輩の体験談として本校卒業生 守田技師(U卒)、川合技師(E卒)、増田技師(F卒)がお話をしてくださいました。実際にどのような業務を行っているのか、デスクワークと現場での作業のバランス、また、今の仕事を選ぶまでに至る過程など話してくださいました。また、人事委員会事務局の方が採用制度の説明をしてくださいました。
生徒には今回の話を参考に進路について今一度考え、進路実現のための準備を進めてほしいと思います。
★表彰者紹介★
令和3年10月28日から12月23日までの諸活動で顕著な成績を挙げた皆さんです。全校集会が行われないため、HPにて紹介します。
U2 HBG 高校生SDGs健康アイデア・コンテスト 特別賞 2年 岩本 晴桜さん
将棋部 第32回静岡県高等学校将棋新人戦中部地区大会
B級優勝 1年 小杉 航平さん
柔道部 第63回静岡県柔道祭中部地区大会 男子団体3位 2年 堀内 祐輝さん
2年 坂部 健人さん
2年 森 衛誠さん
1年 坂野 翠音さん
1年 望月 辰哉さん
1年 石脇 椿也さん
少林寺拳法部 令和3年度静岡県高校新人戦少林寺拳法競技 優勝 1年 木内 美翔さん
機械工学研究部(工作班) 第21回高校生ものづくりコンテスト全国大会 旋盤作業部門
準優勝 3年 佐野 碧さん
無線部 令和3年度静岡県高等学校フィールドデーコンテスト 優勝 3年 奥村 大翔さん
3年 平野 孝太朗さん
3年 秋山 尊胤さん
2年 田渡 亮さん
第33回静岡県高等学校ARDF競技秋季県大会 2位 2年 田渡 亮さん
第34回静岡県高等学校ARDF競技秋季県大会 団体3位 3年 奥村 大翔さん
2年 田渡 亮さん
弓道部 令和3年度静岡県高等学校中部地区新人弓道大会
女子団体7位 2年 飯塚 日那さん
2年 向島 希流亜さん
2年 大窪 利緒さん
男子団体優勝 2年 青木 拓夢さん
2年 長谷川 拓海さん
2年 渡邉 大洋さん
男子個人8位 2年 渡邉 大洋さん
令和3年度静岡県高等学校新人弓道大会 男子団体8位 2年 青木 拓夢さん
2年 長谷川 拓海さん
2年 渡邉 大洋さん
男子個人5位 2年 渡邉 大洋さん
R3 全国高校科学グランプリ2021 東海支部長賞 3年 小長谷 壮太さん
囲碁部 第41回東海地区囲碁選手権大会 男子団体3位 1年 川口 煌生さん
2年 石原 大地さん
2年 橋本 悠平さん
体操部 令和3年度静岡県高等学校新人大会 男子団体3位 2年 景山 楓真さん
2年 勝俣 大和さん
2年 太田 洸稀さん
図書課 第67回静岡県青少年読書感想文コンクール「高等学校の部」
入選 1年 長坂 あやめさん
2年 長島 啓人さん
2年 松下 真歩さん
3年 遠藤 春華さん
3年 中村 花美さん
電子工学科 JMCR2022東海地区大会 Cameraクラス 優勝 3年 榎本 敦斗さん
3年 鈴木 波緒さん
3年 松下 叶夢さん
3年 藤栄 和馬さん
Basicクラス 準優勝 3年 鷲巣 碧さん
3位 3年 井柳 日向さん
3年 堀口 夢姫さん
3年 北沢 穂岳さん
4位 3年 及川 祐輔さん
3年 秋元 康太郎さん
3年 石垣 勇冴さん
3年 上田 幸輝さん
5位 3年 井上 拓己さん
3年 萩原 一弥希さん
3年 海野 大眞さん
3年 中村 亮介さん
6位 3年 多々良 拓紀さん
3年 後藤 悠斗さん
3年 高山 紘和さん
3年 黒山 昂寛さん
8位 3年 和田 拓己さん
3年 北川 涼介さん
3年 平野 莉奈さん
建築研究部 愛知産業大学主催第20回建築コンペティション
B部門 最優秀賞 2年 小川 さくらさん
優秀賞 2年 吉田 歌多さん
佳作 2年 杉山 緑和さん
A部門 佳作 2年 吉田 歌多さん
星槎道都大学美術学部建築学科主催第3回高校生インテリアデザインコンクール
学生審査員賞 2年 小澤 櫻子さん
建築デザイン科 静岡県建築士事務所協会主催建築系高校生コンペ
佳作 3年 鈴木 星さん
3年 鈴木 紗来さん
3年 松島 匡寛さん
2年 小澤 櫻子さん
2年 山下 温葉さん
U2 静岡県高等学校新人大会なぎなた競技男子個人試合の部 2位 2年 中澤 真浩さん
放送映像研究部 第16回映画甲子園 秀作 2年 鷲尾 悠太さん
1年 中村 孔星さん
1年 飯田 仁さん
1年 牧野 蒼さん
以上
★長野県の松本工業高校の先生方が来校してくれました★
12月24日(金)午後、長野県の松本工業高等学校の先生方が本校を訪問されました。
松本工業高校は今年度創立83周年を迎える名門工業高校で、長野県でも工業高校の拠点校として活躍する伝統校です。学校は、機械科、電気科、電子工業科の3学科を有しています。本日は本校と教育課程や進路状況、現状の課題等を情報共有しました。お互いに今後の学校運営への参考となればと思っています。
校舎内の施設見学も行い、お互いの施設設備・備品の所有状況等も確認し合いました。
皆様、遠方からありがとうございました。
★防災教室が行われました★
12月23日(木)LHRの時間に防災教室を行いました。災害時における危険を認識し、日常的な備えを行うとともに、状況に応じて的確な判断の下に、自らの安全を確保するための行動ができるようにすること、また、 自然災害の発生メカニズムをはじめとして、地域の自然環境、災害や防災についての基礎的・基本的事項を理解できるようにすることを目的とし、各クラスで動画を視聴をしました。
動画では、過去に静岡県で発生した自然災害や給水栓、消火器の使い方について確認しました。また、「避難行動判定フロー」をもとに、災害発生時に各自がとるべき避難行動について確認しました。
「自らの命は自ら守る」意識を持ち、自然災害に備えてほしいと思います。
★生徒会選挙が行われました★
12月21日(火)次期生徒会の正副会長選挙が行われました。今回の選挙は新型コロナウイルス感染防止のため、立会演説会と投票共に各クラスで行われました。
立会演説会では、会長立候補者1名、副会長立候補者2名に対する応援演説と立候補者により事前録画された演説動画が流されました。立会演説終了後、投票上の注意が放送され、各クラスにて投票が行われました。今回の選挙は正副会長の立候補者が定数のため信任投票となりました。
放課後に選挙管理委員会が開票作業を行いました。投票の結果候補者は各々信任され、生徒会長は伊東さん、副会長は池谷さん、鶴橋さんのとなりました。
選挙結果は、12月22日(水)の帰りのHRにて選挙管理委員会から報告され、生徒会任命式は1月5日(木)始業式後に行われる予定です。
★2年生修学旅行記 Part 8最終回 都市基盤工学科★
2週間かけて掲載した修学旅行記、最終回は山陰・山陽地方を研修した都市基盤工学科です。
初日は新幹線で岡山駅まで、そのまま岡山市内・倉敷美観地区の班別研修を行いました。岡山後楽園などを散策しました。初日の夜は倉敷アイビースクエアに泊まりました。
2日目からは大型バスでの研修、宇野港から宮浦港まで船に乗って四国・香川県へ、レンタサイクルを利用して直島班別研修を行い再度宮浦港から宇野港まで船に乗り本州に戻って旅館着、2日目は鳥取県大山・ロイヤルホテル大山に宿泊しました。1日ですごい移動距離でした。
3日目は堀川遊覧船で研修、島根県に移り出雲大社参拝・参道を散策して玉造グランドホテル着、玉造温泉の周辺も散策しました。
4日目は瀬戸大橋を渡って再度四国へ。途中瀬戸大橋が出来るまでの工事モニュメントとその現場を見学するのはいかにもインフラ設備を日々学習している都市基盤工学科らしい研修でした。そして香川県丸亀市内研修、昼食は名物讃岐うどんを食べました。そのあと本州に戻りジーンズストリートを散策、岡山駅から新幹線に乗り、静岡駅に戻りました。
以上で9クラスの修学旅行記を終わります。修学旅行を終えて2年生は気持ち大人びたように感じます。来月からは3学期、2年の3学期は「3年のゼロ学期」とも言われ来年に迫る進路決定において非常に重要な役割を果たす3ヶ月です。是非気持ちを引き締めて学校生活を続けていって欲しいです。
皆様、ありがとうございました。
★2年生修学旅行記 Part 7 機械工学科★
修学旅行記第7回は南九州を中心に研修を重ねた機械工学科です。
静岡駅から東海道新幹線に乗って新大阪駅へ、山陽・九州新幹線「さくら」に乗り換え終点の鹿児島中央駅へ到着。4日間のバス研修が始まりました。まずは平和学習、知覧特攻平和会館・知覧武家屋敷を見学し、研修を行いました。特攻隊の様子を見て、胸が締め付けられる思いの生徒も多くいたはずです。その日は鹿児島市内のホテルに宿泊しました。
2日目は終日鹿児島市内班別研修を行いました。午後3時すぎに鹿児島中央駅ら集合し一路熊本県へ、熊本の菊南温泉ユウベルホテルに宿泊しました。美味しそうな夕食ですね。
3日目はまず国宝・熊本城、あの地震から5年半、少しずつ復興へのステップアップを重ねている様子を見ました。そのあと水前寺公園を見学、ニュー草千里で昼食を食べて午後は火山博物館研修と草千里を散策、旧東海大学キャンパスを見学し九州道を通って最後の夜は別府のホテル風月に宿泊しました。
最終日は大分県湯布院散策。湯布院の金鱗湖で温泉の湯気が見える決定的なショットを撮っていました。そのあと小倉駅から新幹線に乗って静岡駅に帰ってきました。
次回は最後のクラス、都市基盤工学科の旅行記を紹介したいと思っています。
★2年生修学旅行記 Part 6 電子工学科★
修学旅行記6回目は山陰・山陽地方を研修した電子工学科です。電子工学科も物質工学科同様、電子物質工学科に統合された関係から令和5年3月に閉科が決定していて、最後の修学旅行となりました。
静岡駅から新幹線ひかりで岡山駅へ、その後岡山市内および倉敷美観地区の班別研修を行いました。主に岡山後楽園、岡山空襲博物館、阿智神社で研修を行いました。終了後、倉敷のアイビースクエアに一泊しました。
翌日から3日間大型バスで移動する研修、まずは宿泊ホテル内でマグカップ絵付け体験を行いました。そして昼食は讃岐うどんを食べに一路四国へ、瀬戸大橋を渡って香川県でうどんを食べました。午後は本州に戻り、ジーンズストリートでジーンズ作り体験、手先が器用な子が多く鋲止めなど難なくこなす姿が印象的でした。2日目の夜は旅館、ロイヤルホテル大山に宿泊しました。
3日目は鳥取県へ、鳥取が生んだ二大漫画家のひとり、「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる水木しげるさんを記念した水木しげるロードを散策、江島大橋を通って宍道湖でクルーズ体験を行いました。そのあと島根県に渡り出雲大社で研修、最後の夜は玉造温泉に宿泊、ホテルのまわりも散策しました。
最終日はまがたまの里で勾玉づくり体験、非常に根気と集中力を必要とする体験でしたがよく粘り強く頑張りました。その後国宝・松江城周辺を散策、蒜原高原サービスエリアで各自昼食を取り岡山駅へ、駅周辺で最後のお土産ショッピングをして夜8時40分に静岡駅に到着しました。
これだけ多くの体験学習を取り交ぜた学科はありませんでした。学科の特色が出た研修旅行となりました。
★都市基盤工学科3年生が(株)建設コンサルタントセンター様の出張講義を受けました★
先般、(株)建設コンサルタントセンター様からドローンを3機寄贈していただいたことはこのHPでご紹介しましたが、その贈呈式に先立って行われた都市基盤工学科3年生対象の出張講義についてご紹介します。
静岡市清水区の(株)建設コンサルタントセンター様が職員を派遣して下さって、「建設業界ICT技術の紹介」という演題で出張講義とドローンの操縦体験の指導をしてくださいました。
5時間目は視聴覚室で座学を行いました。内容は建設関連業界および建設ICTの紹介、そしてトータルステーション、GNSS測量機器、リモコンボードなどの最新測量機器の体験を行いました。国が進めている「i-construction」などの事業に関する説明もあり、生徒は興味深く耳を傾けていました。
6時間目はドローンの操縦体験、当日はあいにくの雨で本来なら体育館でドローンを飛ばす予定でしたが、雨のため視聴覚室でドローン操縦体験を行いました。限られたスペースでしたが、(株)建設コンサルタントセンターのスタッフの指導のもと、ドローンの操縦を体験し、生徒は達成感に満ち溢れていました。
終了後、すでにお伝えしたとおり、本校にドローン3台を寄贈していただき、校長室で贈呈式が行われました。
(株)建設コンサルタントセンター様、本当にありがとうございました。
電気工学科 静岡県電業協会主催による出前授業の開催
12月17日(金)に静岡県電業協会様主催による出前授業を行いました。
対象は、電気工学科1年生及び2年生全員で、
学年を分けて、50分毎2回実施しました。
当日は、静岡県電業協会 長谷川副会長様のご挨拶に始まり
電設業界の魅力や役割のお話を伺いました。
また、株式会社トーエネック様が講師となり、
入社した卒業生も迎え、パワーポイントを用いた授業が
行われました。
授業内容は、電気工事や電気施工管理について
現場の写真を見ながら、工事、施工の様子や
安全対策や資格試験についても説明を受けました。
2年生学年集会が行われました
12月17日(金)LHRの時間、選挙講和後に2年生は学年集会を行いました。修学旅行が終わり、これからは進路実現に向け行動をシフトしていく時期と話があり、進学と就職それぞれについて話がありました。
進学については、「この時期は3年生0学期であり、3年になる準備をする時期。3年生になったら毎日が忙しく、4月からの身の振り方を考える時間があるのは今だけ。まずは学部学科を決めること。また、大学は勉強する場所ではなく研究する場所。志望理由には研究したいことを書けるようにする。そして、親とよく相談し、自分のやりたいことだけでなく親の気持ちもしっかり聞き、会話してください。4月からの厳しい生活を笑って乗り越えられるように準備しましょう。」と話がありました。
就職については、「いい会社はありませんかと聞いてくる生徒がいるが、いい会社ってどんな会社?あなたにとって良い会社とは自分に合った会社。損得を抜きにして自分のやりたいことと合致する会社を選びましょう。また、自分の意志で会社を選ぶことが大切だが、周りの大人の意見や経験を参考にしてください。」と話があり、進路室の利用を呼びかけました。
進路実現のためには家族や先生、また、ともに進路実現に向けて頑張る仲間と支えあうことが大切です。特に家族とよく相談し、自分の進路についての理解を得たうえで3年生になるまでの3か月を有意義な準備期間にしてほしいと思います。
★2年生修学旅行記 Part 5 物質工学科★
修学旅行記第5弾は、山陰・山陽地方を研修した物質工学科です。物質工学科は令和5年3月に閉科が予定されており、物質工学科としては最後の修学旅行となりました。
静岡駅から新幹線で岡山へ、車内で昼食を食べて、岡山市内・倉敷美観地区を班別研修しました。岡山後楽園や倉敷阿智神社などに立ち寄り、初日は倉敷アイビースクエアに宿泊しました。
2日目はジーンズストリート散策とジーンズ作り体験を行いました。昼食後、午後は岡山県の備中松山城を見学、2日目は鳥取県のロイヤルホテル大山に泊まりました。
3日目は堀川遊覧船に乗り、その後鳥取県の国宝・松江城へ。その後島根県に渡り、出雲大社参拝、参道散策を行いました。玉造温泉を散策し、足湯に浸かって、最後の夜は島根県玉造温泉・玉造グランドホテルに泊まりました。
最終日は一路四国へ、瀬戸大橋を渡って香川県へ、丸亀市内で班別研修を行い、各自讃岐うどんなどをたべて、本州へ戻り最後の研修地は岡山県の鷲羽山ハイランド・ブラジリアンパーク、そのあと岡山駅に行って新幹線で静岡駅に戻ってきました。充実した研修が送れた様子が写真からも伝わってきます。
選挙講話が行われました
12月17日(金)LHRの時間、高等学校における主権者教育として、2年生を対象に選挙に関する出前授業が行われました。講師は静岡市葵区選挙管理委員会事務局の職員の方にお願いしました。世代別の投票率など選挙の現状についてや、自身が選挙活動をする際に注意することなど、パワーポイントを用いて説明していただきました。
若い世代の投票率が低い中、自分達の世代向けの政策を実現するには投票に行き、若い世代の投票率を上げることが大切です。今回学んだことを活かし、有権者となったら臆せず投票所に足を運んでほしいと思います。
★2年生修学旅行記 Part 4★ロボット工学科★
修学旅行記、第4弾は山陰・山陽地方を研修したロボット工学科です。
新幹線で岡山駅まで行き、4日間大型バス移動での研修を行いました。初日は昼食後島根県へ移動、出雲大社を参拝して研修、夜は玉造温泉・縁結びの宿紺屋に泊まりました。
2日目は「まがたまの里伝承館」で研修、近くにある宍道湖で写真撮影をしました。そのあと鳥取県へ移動、砂丘センターで昼食を取り、鳥取砂丘へ。さまざまなアクティビティーを楽しみながら研修を行いました。夜は休暇村奥大山に宿泊しました。
3日目は総社駅から吉備路サイクリング体験でたっぷり汗を流しました。サイクリング中各自昼食を取り、備前一宮駅でレンタル自転車を乗り捨てて、その後は岡山県・倉敷美観地区で研修、最後の夜は倉敷のアイビースクエアで過ごしました。
最終日は午前中鷲羽山ハイランド・ブラジリアンパークで研修、各自昼食を取って岡山後楽園で最後の研修を行い、岡山駅で新幹線乗車、静岡駅に帰ってきました。
★(株)建設コンサルタントセンター様がドローン3台を寄贈してくれました★
12月17日(金)5・6時間目に、本校都市基盤工学科3年生40名を対象に、(株)建設コンサルタントセンター(静岡市清水区長崎新田 小田秀昭代表取締役)の出張講義がありました。5時間目は建設業界に関する講義、6時間目はドローン操縦体験を行いました。その様子は後日報告させていただきます。
終了後、(株)建設コンサルタントセンター様が本校にドローン3台寄贈して下さいました。当日の操縦体験で使用したものと同じトイドローン「Mavic Mini2(マビック・ミニ)」3台です。
本校校長室で贈呈式がありました。目録と共に3台のドローンをいただきましたので報告させていただきます。このドローンは特別な許可・資格なしでも運転でき、実習等で活用していただきたいという建設コンサルタントセンター様のご厚意に心より感謝します。
(株)建設コンサルタントセンター様には毎年求人票をいただき、今年度も1名の本校生徒が入社内定をいただいています。これからも末永いお付き合いをよろしくお願いいたします。
贈呈式には、小田代表取締役、青島総務部課長、本校から松村校長、坂本都市基盤工学科学科長が出席しました。