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学校の出来事
★2年生修学旅行記 Part 3 理工科(理数科)★
修学旅行体験記第3弾は山陰・山陽方面を旅行した理工科(理数科)です。
静岡駅から新幹線で岡山駅まで行き、大型バスに乗り換えて島根県の出雲大社に行きました。参拝や研修を行い玉造温泉・縁結びの宿紺屋に宿泊しました。
2日目はホテル出発後、堀川遊覧船に乗りました。その後鳥取県に向かい砂丘センターで昼食、鳥取砂丘および砂の美術館で研修を行い、そこで講習を受けたのちにセグウェイやサンドボードなどのアクティビティーを楽しみました。その日は休暇村奥大山に宿泊しました。
3日目は岡山県倉敷市のブラジリアンパークで研修を行いました。中にはバンジージャンプに挑戦した勇者もいたそうです。、午後は倉敷でジーンズつくり体験を行いました。夜は倉敷の美観地区を散策、夜に見る倉敷の様子はとても感動的でした。
最終日は午前中倉敷市内班別研修を行いました。あちの郷で就職を食べて最後の研修先は岡山後楽園。そのまま岡山駅に向かい新幹線で静岡駅に戻ってきました。
★2年生修学旅行記 Part2 建築デザイン科★
修学旅行記の第2弾は山陰・山陽方面を研修した建築デザイン科です。
静岡駅から東海道・山陽新幹線で岡山駅へ、4日間のバス研修が始まりました。くにびきメッセを車窓見学し、島根県にある国宝・松江城にて研修、そのあと宍道湖畔での夕日眺望を予定していましたがあいにくの雨で、夕陽を見ることはできませんでした。初日は玉造温泉の縁結びの宿紺屋に宿泊しました。
2日目は、縁結びの神・出雲大社を参拝、参道を散策しました。昼食後、鳥取県へ。鳥取が生んだ漫画家二大巨匠のひとり、「名探偵コナン」で有名な「青山剛昌ふるさと館」を訪問しました。そのあと日本三大砂丘のひとつ、鳥取砂丘を見学、砂の美術館で芸術作品を観賞しました。倉吉パークスクエアに立ち寄り、二日目は鳥取県の休暇村奥大山に宿泊しました。
3日目は宇野港から宮浦港まで船に乗り四国へ上陸、香川県の地中美術館、直島莉―ファン美術館、そして李禹煥と安藤忠雄のコラボ作品が見られる李禹煥美術館を見学しました。午後は昼食も含めた香川県班別研修、帰りは鷲羽山・水島コンビナートを車窓見学、夕方中国地方に戻り岡山県へ、最後の夜は倉敷市のアイビースクエアに泊まりました。
最終日は午前中倉敷市内を班別研修、昼食後岡山後楽園を見学、岡山駅から新幹線「ひかり」に乗って静岡駅に戻ってきました。
学科独自の特色が出た素晴らしい旅程だったと思います。
★栃木県立宇都宮工業高等学校の先生方が本校を訪問しました★
12月14日(火)午後、栃木県立宇都宮工業高等学校の先生方が本校を訪問されました。
栃木県立宇都宮工業高等学校は再来年度の令和5年に創立100周年を迎える全国屈指の名門工業高校、栃木県でも工業高校の拠点校として活躍する伝統校です。部活動も盛んで特に男子バスケットボール部はウインターカップ出場11回を数え、今年度も栃木県代表として出場を決めています。平成23年の能代インターハイでは全国3位に輝くなど全国トップレベルの強豪校です。
学校は本校同様定時制を併置しており、全日制は4系統7学科11コースを有するマンモス校です。本日は本校と教育課程や進路状況、現状の課題等を情報共有しました。お互いに今後の学校運営への参考となればと思っています。
今月末には長野県立松本工業高等学校からの学校訪問が予定されています。
多くの方々に本校の素晴らしさを知っていただくいい機会だと思います。
皆様、遠いところからありがとうございました。
★2年生修学旅行記Part1 情報システム科・電気工学科★
12月7日(火)から10日(金)まで3泊4日で2年生の修学旅行が行われました。感染状況が落ち着いてきたとはいえコロナ禍での実施となり心配される面が多々ありましたが、皆様の御理解・御協力のおかげで実施することが出来ました。そして10日金曜日の夜、無事帰着しました。本当にありがとうございました。
今回から数回に分けて、「修学旅行記」として報告させていただきます。初回は情報システム科、電気工学科です。
まずは情報システム科。静岡駅を出発して東海道新幹線「こだま」で新大阪へ。ここで山陽・九州新幹線「さくら」に乗り換えて一気に鹿児島中央駅へ。いったんホテルにチェックインしてその日は鹿児島市内班別研修を行って各自夕食を取り、鹿児島市内のホテルに宿泊しました。
翌日は、最終日まで3日間大型バスでの移動。特攻隊で有名な知覧へ行き、特攻平和会館や武家屋敷で平和学習を行いました。奄美の里で昼食を取り、仙厳園で研修、九州道を通り一路熊本へ、熊本の菊南温泉のホテルに泊まりました。
写真左 知覧 右 仙厳園
3日目は熊本城を見学、水前寺公園に立ち寄り、新阿蘇大橋を車窓見学、ニュー草千里で昼食を取り、草千里散策や火山博物館で研修を行い、一路大分へ、別府温泉のホテルで最後の夜を過ごしました。
熊本城
最終日は別府市内の地獄温泉班別研修、別府タワーに集合し福岡県に向かい、小倉駅から新幹線で静岡駅に戻ってきました。
電気工学科も情報システム科同様南九州を中心とした研修。静岡駅を出発して東海道新幹線「こだま」で新大阪へ。ここで山陽・九州新幹線「さくら」に乗り換えて一気に鹿児島中央駅へ。大型バスに乗りまずは知覧で平和学習を行いました。初日は鹿児島市内のホテルに宿泊、翌日はホテルを出たあと西郷隆盛像を車窓見学、城山展望所に立ち寄り、仙厳園で研修、八代グランドホテルで昼食を取り、午後は熊本城を見学、復興への足跡を見ることが出来ました。水前寺公園で散策し、熊本市内のホテルに宿泊しました。
写真左 知覧 右 仙厳園
3日目は阿蘇山を中心とした研修、火山博物館見学、草千里散策、阿蘇神社を見学したのちに、まさに電気工学科らしい研修先、「九州電力八丁原発電所」での研修を行いました。日々電気の学習をしている生徒たちの知的好奇心を刺激する研修先でした。
写真左 熊本城 右 阿蘇草千里
夜は別府温泉に宿泊、最終日は地獄温泉巡り、別府タワーに集合して小倉駅から新幹線に乗り静岡に帰着しました。
写真 福岡県: 小倉駅
残りの学科も順次ご紹介します。
★情報システム科2年生・物質工学科2年生を対象に静岡大学の出張講義が行われました★
12月14日(火)午前中に本校で、情報システム科2年生および物質工学科2年生を対象に静岡大学の先生方による「出張講義」が行われました。
情報システム科は、アプリケーション実習室にて、静岡大学情報学部准教授・小暮先生による、「アルゴリズムの重要性とそれを実現するプログラミング技術~静岡大学教育学部の教育・研究の現状から~」という講義を聴講しました。先生は自身の受験体験もおりまぜながら、昨今叫ばれているプログラミング教育の重要性を中心に語ってくださいました。
また物質工学科はHR教室にて、静岡大学工学部准教授・新谷先生による、「微生物が地球を救う? SDGs実現に向けた研究・開発」という講義を聴講しました。身近にある洗剤や柔軟剤・洗濯石鹸などを例にとり、わかりやすく説明して下さったことが印象的でした。
先週修学旅行を終え、現在定期テストが返却されて自分の弱点部分が具体的にわかりつつある時期です。来月からは3学期、2年の3学期は「3年の0学期」とも言われ、自分自身の進路実現に向けて向かっていく時期となります。目的意識をさらに明確にして、自分の力で自分の描く夢を引き寄せて欲しいです。
なお、本日の講義の様子は静岡新聞社様が取材に来てくださいました。近日中に紙面掲載される予定です。是非ご覧ください。
★2年生が修学旅行から帰ってきました★
12月7日(火)に出発して3泊4日で行われた修学旅行から、12月10日(金)夜、無事2年生が静岡駅に
到着しました。
まずは19:37静岡駅着の新幹線「ひかり」で、岡山駅から乗車した都市基盤工学科・理工科・建築デザイン科、新神戸駅から乗車した電気工学科、情報システム科、物質工学科が帰ってきました。お土産をいっぱい抱えて、満足感と安堵感の表情で降り立ってきました。
20:37静岡駅着の新幹線「ひかり」で、岡山駅から乗車した電子工学科とロボット工学科、新神戸から乗車した機械工学科が帰ってきました。先に到着した学科よりも1時間程度遅い日程での帰着だった影響か、若干の疲れも見えましたが、それでも楽しさと充実感に満ち溢れていました。どのクラスも表情から旅行や研修の達成感が十分伝わってきました。
保護者の方々も多数お迎えに来ていただき感謝しております。
また帰宅ラッシュの時間と重なり、静岡駅利用の方々にご迷惑・ご不便をお掛けしたこと、この場を借りてお詫び申し上げます。
コロナ禍で開催そのものが危ぶまれた修学旅行も、保護者の皆様の御協力で無事終えることが出来ました。学校全体としてお礼申し上げます。ありがとうございました。
月曜日からは通常授業が始まります。研修旅行前に取り組んだ定期テストも返ってくると思います。土日は部活動もあるかとは思いますが、まずはゆっくり体を休めて、研修旅行で培ったものをこれからの学校生活に生かして欲しいと思います。
皆様、お疲れさまでした。
★野球部・春のセンバツ大会21世紀枠ブロック代表選考結果のお知らせ★
先般、本校野球部が来年3月18日に阪神甲子園球場で開幕する、第94回選抜高校野球大会(春のセンバツ)の21世紀枠静岡県推薦校に選出されたことは報告させていただきましたが、12月10日に各都道府県が推薦した候補校のなかから全国9ブロック(関東・東海・近畿など)代表校の発表がありました。
静岡県が属する東海ブロックからは三重県立相可高校が選出され、本校野球部は残念ながら東海ブロック代表推薦校にはなれませんでした。しかしながら、この悔しさをバネに早めに気持ちを切り替えて今後一層練習に精進し、来年春の春季大会やその先の夏季選手権大会に向けてたゆまない努力を継続していって欲しいです。21世紀枠の静岡県推薦校に選出されたことを誇りに、この冬に心身ともに鍛えていって欲しいです。
これからも応援よろしくお願いいたします。
★3年学年集会が行われました★
12月10日(金)3年生は第4回定期試験終了後、第1アリーナにて学年集会を行いました。
まず学年主任の先生から、「蒼穹祭は模擬店の内容だけでなく、お客さんへの対応などもしっかりしていて、いい蒼穹祭になったと思う。この時期には進学就職が決まった生徒も多くいるが、志望理由書に書いたように胸を張って頑張ったといえる生活ができているか振り返ってほしい。」とお話がありました。
続いて生徒課と進路課からそれぞれ学校生活への注意点が述べられ、思い出に残る高校生活になるよう残りの時間をしっかり過ごしてほしいとお話がありました。
高校生活も終わりに近づいていますが、気を緩めず生活してほしいと思います。
また、大学入学共通テスト受験者は体育館に残り、日程や注意事項を確認しました。テストまでの時間が少ないからこそ、計画的に勉強を進めてほしいと思います。
★2年生が九州・山陰方面への修学旅行に出発しました★
12月7日(火)朝、本校2年生9学科約360名が主に九州・山陰方面への修学旅行に出発しました。全クラス静岡駅前に集合して静岡駅から新幹線で各研修先に向かいました。12月10日(金)夜に静岡駅に帰着します。
最初に集合したのは、機械工学科・電気工学科・情報システム科の3クラス。3クラスとも新幹線で新大阪駅での乗り換えを挟みながら鹿児島中央駅まで向かいました。3学科とも鹿児島、熊本、大分に宿泊し、最終日は小倉駅から午後7時40分頃静岡駅に帰着予定です。
次に集合したのがロボット工学科・都市基盤工学科・理工科です。この3クラスは主に山陰・山陽を中心に研修を行います。とも名古屋駅でのぞみに乗り換えて岡山駅で下車、岡山・鳥取・島根に宿泊し、同じく午後7時40分頃静岡駅到着予定、ロボット工学科のみ、午後8時40分到着予定です。
最後に集合したのが電子工学科・物質工学科・建築デザイン科です。この3クラスも主に山陰・山陽を中心に研修を行います。静岡駅から岡山駅まで乗り換えなしでひかりで向かい、岡山・鳥取・島根に宿泊し、同じく午後7時40分頃静岡駅到着予定、電子工学科のみ、午後8時40分到着予定です。
当日は朝8時頃から雨が降り始め、急遽静岡駅北口地下に集合することになりました。ここ数年、出発日は天気が安定していただけに、雨への対応が遅れてしまったことを申し訳なく思います。
体調管理には十分気を付けて、実りある研修を行って欲しいです。お出迎えの記事と研修旅行記も後日掲載します。なお、1・3年生は7日から同じ日程で第4回定期テストを行っています。
なお、当日は他校も静岡駅から修学旅行に出発していて北口と新幹線改札付近が混雑して、通勤・通学の皆様に御迷惑をお掛けしたことを心よりお詫び申し上げます。
★1・3年生の第4回定期テストが始まりました★
12月7日に本校2年生が山陽・山陰・九州方面に向かって修学旅行に出発しましたが、学校では1,3年生の第4回定期テストが始まりました。日頃の学習の成果を発揮すべく、どの生徒も最後まで真剣に取り組んでいました。
定期テストは4日間で行われます。生徒諸君の健闘を期待しています。
なお、修学旅行に出発した2年生は12/1-12/6に第4回定期テストを終えています。
(本ホームページに出発の様子を掲載させていただきました。)
★修学旅行結団式が行われました★
12月6日(月)第4回定期試験終了後、2年生が第1アリーナにて修学旅行の結団式を行いました。
まず副校長先生から、①修学旅行の準備をしてくれた先生方、保護者の方への感謝の気持ちを忘れないこと ②しおりに書かれている3つの目的と3つの心構えを常に意識すること。特に、心構えの3つ目「ルールを守り、事故防止に努める」よう注意すること ③クラスの団結力を高めること の3点についてお話がありました。
次に学年主任の先生から学年全体の目標だけでなく個人の目標をもって修学旅行に臨んでほしいとお話があり、代表として3人の生徒に修学旅行の目標について話してもらいました。
感染防止に十分注意しながらも、目標をしっかり持って過ごし、思い出に残るような修学旅行にしてほしいと思います。
★2年生の第4回定期テストが始まりました★
1・3年生に先駆けて、2年生の第4回定期テストが12月1日(水)から始まりました。2年生は7日(火)から10日(金)まで3泊4日で山陰・九州地方を中心に修学旅行に出かけます。そのため2年生のみ1週間早く定期テストを実施しています。各クラス、真剣な眼差しでテストを受験していました。
テスト最終日の6日(月)3時間目に体育館にて「修学旅行結団式」を行い、7日(火)朝7時過ぎ頃から各学科ごと静岡駅から研修先に出発します。また出発・帰着及び研修中の研修旅行記は随時このホームページにて情報発信させていただきます。残り2日間、全力でテストに向かって欲しいです。
なお、1・3年生は7日(火)から10日(金)までの4日間、第4回定期テストを行います。
★電気工学科 第一種電気工事士技能試験 熱気あふれる放課後練習!★
夏に実施された第二種電気工事士試験では、2年生全員、3年生希望者が受験し、たいへん良い結果が出ました。 現在は、12月12日実施予定の第一種電気工事士技能試験に向けて2、3年生が頑張っています。 本年は、25名の生徒(2年生10名、3年生15名)が第一種電気工事士筆記試験を突破し、二次試験である技能試験の合格に向けて放課後に、熱気あふれる練習に励んでいます。
昨年度以上の良い結果が、出そうです。
★ロボット工学科の卒業生が実践授業を行いました★
11月27日(土)ロボット工学科の卒業生の脇谷君(静岡大学教育学部 技術教育専修4年生)がロボット研究部の1年生7名、2年生1名に授業実践を行いました。
腕に取り付けた電極で筋肉で発する微弱な電気信号をとらえて信号変換を行い、6関節のロボットアームを動かすというものでした。原理の説明から体験まで2時間の授業で楽しく学ぶことができました。
★都市基盤工学科2年生が現場見学会を行いました★
先日都市基盤工学科1年生の現場見学会の様子をお伝えしたばかりですが、今回は11月26日(金)の4時間を使って都市基盤工学科2年生が静岡市清水区渋川地内の巴川右岸第2排水渋川雨水1号幹線築造工事の現場見学会を行いました。この事業は事業の発注者である静岡市上下水道局と施工業者の三井住友・鈴与・イハラ特定建設業共同体と連携を取って実施しました。
この現場見学会は静岡市清水区渋川・北脇地区の浸水被害の軽減を目的にしたものです。この工事は、地下約10mの深さに内径1800mmの雨水管を約1km築造する工事で、これによって、周辺域が雨に強く浸水被害のない、安心安全で快適な生活を送ることができることになります。
現地では2グループに分かれ、静岡市上下水道局の担当者および三井住友建設の皆様方の講話や現場説明を通して建設工事の内容を深く理解することができました。三井住友建設様の講話では入社三年目の女性社員の方が話をして下さり、生徒にとっては良き先輩からのメッセージとなったはずです。
この現場では、泥土圧式シールド工法で施工しています。(地中を掘削しながらセグメント(壁面)を組み立て地下トンネルをつくる工法)生徒たちは、すでに掘削が完了した地下トンネルを1km(往復2km)歩き、地下トンネル内の構造について学びました。完成後は決して内部に入ることができないトンネル内を見学ができ貴重な体験をすることができました。皆さんはトンネルがどうやってできているのか、どうやってその形を維持しているのか、その構造も含めて不思議に思ったこともあると思います。
現場事務所内では、静岡市上下水道局の森田様(旧静岡工業高校土木科の卒業生)による静岡市技術職員の仕事について説明を受け、現場事務所敷地内では、電子レベルを活用した測量体験、ICTを活用した鉄筋出来形自動検出システムの計測・解析体験を行いました。
このICT技術を活用することで、従来の作業工程と比較し、約1/3の省力化を実現できることを知り、生徒たちは驚きの様子を見せていました。
昼食は三井住友建設様のご厚意でご用意していただいたものをいただきました。普段、建設現場で技術者の皆様方が食べているお弁当を美味しくいただきました。ありがとうございました。
今回の現場見学会では、学校内での授業では学ぶことのできない土木施工技術やICTの先端技術を学ぶ機会となりました。都市基盤工学科で学ぶ生徒たちにとって、今後の学習に生かせる貴重な学びとなったことを指導者側も充分に実感しました。
来週12月7日(火)から2年生は修学旅行に出発します。明日12月1日(水)から定期テストが始まりますが、まずはテストに全力を尽くして、そのあと修学旅行を満喫して欲しいです。
★建築デザイン科2年生対象に土地家屋調査に関する出張講座が行われました★
11月29日(月)3,4,5時間目に本校視聴覚教室にて、建築デザイン科2年生生徒41名を対象に、静岡県土地家屋調査士会様、(公社)静岡県公共嘱託登記土地家屋調査士協会様の御協力をいただいて、測量等に関する「出張授業」が行われました。
土地家屋調査士とは、土地・建物を測量して登記する業務です。現在静岡県の土地家屋調査士は約580名いますが、本校出身者も数多くいます。工業高校の多くの卒業生が、測量会社及び建設会社に就職しますが、卒業後の職業選択の一つとして、土地家屋調査士を目指して欲しいという調査士会、協会様の意向を受けて実施の運びとなりました。
また、当会の社会貢献の一環として、生徒に土地家屋調査士の仕事を知ってもらい、卒業後に測量会社や建設会社に就職しても役に立つ知識と技術を身につけてもらえるような授業を行いたいという思いも込められています。
講義は1班につき10~11人に分け、4班編制で行われました。午前中は概要説明のあと班別研修となり、主にGNSS(GPS)ネットワーク型RTK法を活用しての埋設物の検索や、
3Dレーザースキャナーを使用した測量体験、
トータルステーションとテープによる測量方法を用いた面積誤差の確認を行いました。
午後は主に座学中心となり、「土地家屋調査士の1日」紹介の動画視聴、講演として土地家屋調査士の仕事説明およびこの資格がいかに必要な資格であるかの説明、地図や土地登記事項証明書・地積測量図の見方などの説明を受けました。生徒はメモを取りながら熱心に耳を傾けていました。
先日このHPで都市基盤工学科の現場見学会も紹介しましたが、製図や測量・鉄筋組立などの学習については都市基盤工学科と建築デザイン科はリンクするところもあります。もちろん、検索デザイン科は「デザイン」や「内装インテリア」部門の学習も含まれています。さまざまな分野の学習を重ねて広い視野の知識を習得して、次の進路へ向かって欲しいです。
皆様、御協力ありがとうございました。
なお、当日はテレビ静岡様が取材に来てくださいました。11月29日(月)夕方のニュースで放送予定です。
★高瀬慧さんが来校しました(陸上部)★
11月26日(金)放課後の時間、陸上部は高瀬慧さんに講師としてお越しいただき、約2時間指導していただきました。高瀬さんは短距離の選手としてご活躍され、ロンドンオリンピックやリオオリンピック、世界選手権などに出場なさいました。現在は指導者としてご活躍されています。
メディシングボールやハードルを使ったトレーニングやスタビライゼーションを行った後、実際に走って走る姿勢について主に指導していただきました。また、生徒が悩んでいることに対してアドバイスをいただきました。
練習の最後には、「小さな目標をたくさん立ててクリアしていくことが大切。まだまだみなさん強くなれるので頑張ってください。」とエールをいただきました。
生徒は、普段の練習と共通していることだけでなく多くの異なる気づきを得られたと思います。今回学んだことを練習に活かし、さらなる活躍をしてほしいと思います。
★静岡市立藁科中学校・愛知総合工科高校の学校訪問を受けました★
11月25日(木)に本校は2校の学校訪問を受けさせていただきました。
1校目は静岡市立藁科中学校の先生および2年生生徒5名が本校を訪問してくださりました。総合学習の一環で来年度の進路決定の参考にするそうです。同時刻に他校にも2年生が訪問しているそうです。藁科中学校の卒業生は本校にも5名の在校生がいます。簡単な学校説明と校舎・施設の見学をしていただきました。
2校目は愛知県立愛知総合工科高校の先生方が訪問してくださりました。愛知総合工科高校は平成28年に愛知県の県立高校2校が統合して設立、平成30年度に3学年が揃い、その年の年度末に初の卒業生を輩出した愛知県内屈指の大規模校です。本校同様理工科を今年度創設し、就職だけでなく進学にも力を入れている「本校のライバル校」でもあります。当日は授業・施設見学だけでなく、本校の先生方からも情報収集等行っていただき、今後の学校運営の参考にする予定と聞きました。
多くの方々に本校の素晴らしさを知っていただくいい機会だと思っています。
皆様、ありがとうございました。
★都市基盤工学科1年生が現場見学会を行いました★
11月24日(水)午前中、都市基盤工学科1年生40名が実習の時間を活用して、静岡市駿河区・高松・大谷地区の静岡海岸津波対策嵩上げ工事現場にて現場見学の研修会を行いました。
この研修会は静岡県交通基盤部静岡土木事務所と連携を取りながら実施している事業で、生徒は朝学校から貸切大型バスで研修先に向かいました。移動中バス内で県職員についての仕事の概要説明を受けて現場に到着、静岡海岸堤防嵩上工完成箇所で説明を受けました。現場見学会の静岡県交通基盤部静岡土木事務所の案内担当者は、本校都市基盤工学科卒業生の土屋君(令和2年度卒)が行ってくれました。
同じく静岡海岸堤防嵩上工施工箇所で石福建設様、平井組様から説明を受けました。平井組様の説明係も本校卒業生の鮫島君(平成25年度卒)、工事の概要と現場でのコンクリート試験方法について丁寧に説明してくれました。卒業生が現場で活躍している様子を1年生も感じ取ることができました。最後に大谷川水門の説明を受けて現場を離れました。帰りのバスの中でも再度県職員の仕事内容についての説明を受けました。
現在、現場見学先は静岡海岸津波嵩上げ工事現場では、「静岡県地震・津波対策アクションプログラム2013」による津波対策を進めています。今回の現場見学会で、既に津波嵩上げ工事が完成した現場と現在工事が行われている現場を同時に見学することができました。この工事の目的、津波対策、施工法、環境・景観への配慮、津波対策の効果などについて学ぶことができたと思います。
また、津波発生時の対策として大谷川水門の果たす役割について学ぶことができました。更に、バスの移動中にも、津波避難タワー、津波避難ビル等の様々な防災対策施設についても学ぶことができたことも収穫で、今回の現場見学会を通して、都市基盤工学科で学ぶ生徒たちにとって、今後の学習に生かせる貴重な学びとなりました。
この現場見学会の研修を今後の専門学習に生かして欲しいです。
11月26日(金)には都市基盤工学科2年生が三井住友建設様の御協力のもと、現場見学会を行う予定です。
★オープンスクールが開催されました★
11月20日(土)オープンスクールが開催されました。新型コロナウイルス対策のため、参加者を中学生とその保護者1名に限定させていただいた中、658名の方々に来校していただきました。
今年の開催内容は、午前中に授業参観、午後は部活動公開、午前から午後にかけて、視聴覚室で学校・学科紹介DVD上映と会議室で個別相談会が行われました。また、1階ホールにてPTAによる学校グッズ販売も行われました。
一日体験入学や蒼穹祭とは異なり、オープンスクールでは本校の日常を見ていただき、科学技術高校での生活のイメージをつかんでいただけたのではないかと思います。