2021年1月の記事一覧

お祝い 静岡県教育長賞受賞!

静岡県高等学校工業教育研究会 生徒研究発表会

教育長賞受賞

1月13日(水)クリエート浜松にて、静岡県高等学校工業教育研究会主催の生徒研究発表会が開催されました。

県内の各工業高校の代表が発表し、本校ロボット工学科3年「産業用ロボットによるパフォーマンスの研究」が、静岡県教育委員会教育長賞(最優秀賞)に選ばれました。この研究は、産業用ロボット(ファナック製)をパブリカの音楽に合わせて踊らせるもので、多くの人に感動を与えました。

 ロボット工学科3年 白鳥夏輝、増田泰杜、中原健斗、原田紘汰

 

 

大学入学共通テスト受験者への激励会が行われました

 1月15日(金)放課後、理数科および工業科の大学入学共通テストを受験する生徒に対し激励会が行われ、校長先生から次のような激励の言葉を頂きました。
 「センター試験に代わり新しく始まる大学入学共通テストの第一期生である3年生は、当初予定されていた英語の民間試験の活用や記述式問題の導入が見送りとなり、2年生の秋ようやく試験内容が決まるという試練、また新型コロナウイルスの影響で春には臨時休校、最近では新型コロナウイルスの感染拡大による試練をうけている。このような中、本校では毎日7時間授業や土曜講座等を実施し、共通テストで求められる「思考力・判断力・表現力」に対する準備をしてきた。        
 共通テストを受験する生徒の中には、共通テストの結果を使い進学を目指す真剣勝負の人と、自分の客観的な立ち位置を知ろうとする人がいる。いずれも自分の実力を知ることは重要。自分の力を知り、不十分な部分を大学入学までに補っておくこと。
 共通テストでは、これまでの学習で蓄えてきたものをすべて出し切って、自己実現につなげてくれればよいと考えている。頑張ってください。」 

 最後に進路課の先生から、試験当日の持ち物、気持ちの持ちよう等のアドバイスや注意があり、解散となりました。
 共通テストの2日間はこれから歩む人生を左右するうえで重要となります。持っている力を発揮できるよう頑張ってください。

      

      

 

 

★情報処理研究部でwebサイト制作講習会が行われました★

 令和3年1月8日(金)に本校でweb制作会社である(株)Bonds(静岡市葵区御幸町)様との共同企画である
「かっとば瀬名」のwebサイト制作講習会が行われました。
 


 「かっとば瀬名」は静岡市葵区瀬名地域の地域活性化を目的としたwebサイト制作プロジェクトです。

 

 webサイトには瀬名地域にある飲食店を紹介するページがあり、一般的な店舗紹介とは異なって、
高校生の視点で紹介するページを制作しています。

 今回はすでに事前に取材したお店をwebページにする部分が行われました。(株)Bonds様のデザイナーの方々の
指導をもとに、本校情報処理研究部の生徒は事前に準備していただいたインターネット上にある
WordPress(CMSの一つ)に取材内容を登録する作業を行いました。


 

 生徒たちは自分たちで取材してまとめた内容がネット上のwebページになる工程を体験することが
出来ました。

 当日は静岡あさひテレビ様の取材も入りました。後日、この様子がテレビで紹介される予定です。

3学期の始業式が行われました

 1月4日(月)3学期の始業式と生徒会任命式がコロナウイルス感染防止のため、放送を通じて行われました。
 始業式では校長先生から以下のようなお話を頂きました。
 2学期の終業式では「何かを実現しようとする気持ちを持ち続けることが大事」という話をしましたが、3学期始業にあたり、次々と希望をかなえ、まだまだ希望の種を育てている、筑波大学教授で大学発ベンチャー企業 サイバーダインの社長 山海嘉之氏について紹介します。
 山海教授は筑波大学大学院を修了するとき、工学が情報とか電気・機械など各分野縦割りで研究が行われている中では、社会の課題を解決することは出来ないと考え、工学全般だけでなく医療や生物など様々な分野の学習をし、それらを統合した新たな学習領域サイバニクスを起こすとともに、これからの少子高齢化社会などの社会問題を解決しつつ、それを産業として起こしていくという、自分の将来のグランドデザインを3年間で構築しました。先生はこのグランドデザインに基づき、脳神経や生体機能の様々な分野の専門家達と、脳卒中や頸椎損傷などで、神経が麻痺し足腰を動かすことが出来なくなった方へのサポートに利用できる医療用ロボットHALを社会に送り出しました。先生の希望の種は、まだまだ続くようで、人工小脳の開発や、つくば市にサイバニックシティをつくり、ロボットと人間が共存するコミュニティを作るなど尽きません。
 山海教授は希望を実現するために、必要なら会社の作り方を学び、縦割り行政の中で日本では認可が下りないとみれば海外に出て実績作りをし、ルールがなければ作る。そのパワーの源は、人のために役立ちたいという思いと、実現するためには多少強引でも手段を選ばなかったとのことです。教授は約30年かけてこれだけの偉業を果たしました。誰でも出来ることではありませんが、科学技術高校の全ての生徒が社会のために立ちたいという思いを持っていますし、学ぶ環境にある、何よりそのような資質・能力に恵まれた生徒達ばかりです。どうか、皆さんにも、人や社会が求める未来から産業を創出出来るような技術者・研究者になって欲しいと思います。

 続いて12月18日の新生徒会選挙で信任された正副会長3名の任命式が行われ、校長先生から代表の新生徒会長に辞令が交付されました。また新生徒会長から「皆さんの期待に応えられるよう考え行動していきます。今年は今までとは違う生徒会にしていきます。まずは委員会活動を活発化させます。ご協力お願いします。」との挨拶がありました。 

 最後に諸連絡として教務課、生徒課から次のような話がありました。

【教務課】
 ・コロナウイルス関連について:軽率な行動を慎み、他人に迷惑をかけないようしっかりと規律を守った生活をすること。
 ・3学期の過ごし方について:3年生は新しい生活に向けて覚悟を決める。1,2年生は新入生を迎える先輩として準備をすること。
【生徒課】
 ・コロナウイルス関連について:マスク着用、手指消毒、3密の回避等基本的対策を徹底すること。
 ・挨拶について:朝の「おはようございます」の挨拶が減っているような気がする。挨拶は人間関係づくり、学校の雰囲気づくりに大切、進んで挨拶をかわし、よい雰囲気づくりをしてほしい。
 ・学校生活におけるルール・マナーについて:スマートフォンの使用、頭髪、服装、私物 管理、自転車の乗り方等、学校生活にはルールやマナーがあるが、それらにはしっかりした理由がある。ルール無視や身勝手な行為は、他の人の迷惑や嫌な思いをさせることになる。みんなが生活しやすいよう守っていってほしい。