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12月22日 2学期終業式、壮行会

12月22日(金)、2学期終業式を行いました。インフルエンザ等感染症対策のため、放送によって実施しました。

姿勢を整えています。

校長講話(要旨)

「ようやくこの時期らしい冬の気温になりましたが、つい先日までは、このまま夏が続くのではと感じさせるようなあたたかな日が続いていました。

さて、みなさんにとって、どんな2学期でしたか。始業式でお話しした内容をふりかえってみましょう。「努力と成果は、比例関係のようには現れない。成果の現れ方は、しばらくの間、ずーっと底辺あたりを進んでいって、あるとき突然ぐーっと上がってくるパターンがほとんどだそうです。例えるなら、冷たい水を火にかけて、お湯を沸かすときのこと。徐々に温度が上がってもあまり変化はみられませんが、加熱を続けていくとボコボコと勢いよく沸騰してきます。あるいは、自転車に乗る練習をしていた頃。後ろの荷台をつかまえてもらいながらこぎ出し、よろめきながらも地面に足をつかずペダルをこぎ続けることができた瞬間、ひとりで自転車に乗れたときのこと。こつこつと「微差」を積み重ねてきたみなさんは、あなただけの「未見の我」と出会えたことでしょう。まだ出会えていないという人は、あきらめず、お湯の沸騰するが如く、もうあと一息の加熱が必要なのかもしれません。

私は、今学期も時間の許す限り、校内をまわって、皆さんの頑張りをみさせていただきました。日頃の授業や部活、ボランティア活動、各種大会や検定試験、蒼穹祭、修学旅行等など、本当に良く頑張っていると思います。2学期が始まった頃は、3年生のみなさんにとって、これから就職試験や入学試験で、果たして自分はどうなるのだろうと不安を感じていたことでしょう。試験に臨む大勢のみなさんの面接練習に関わらせていただきました。その際、志望理由についての考え、科学技術高校で一生懸命取り組んできたこと、将来の目標や夢などを聞かせてもらいました。ひとりひとりの話を聞いていて、自分までワクワクするような気持になり、本当に頼もしく感じました。

3年生のみなさんは、あと百日あまりで本校を巣立ち、それぞれ選んだ道で、新生活がスタートします。「未見の我」と出会い、そしてまた新たなステージで、さらなる「未見の我」との出会いが、きっとあなたを待っています。また、これから進路実現に向けての本番を迎える皆さん。1月13・14日の大学入学共通テストまであと22日、自分の夢を叶えるための関門です。これまで積み重ねてきた努力の成果が表れるときがきます。笑顔と感謝の心を忘れず、最後の仕上げに臨んでください。心から応援しています。

2年生にとってはあと1年、1年生はあと2年後、そうした立場になっていきます。下級生の皆さんは、先輩の姿をみて、自分をイメージしながら、有意義な高校生活にしていきましょう。コロナやインフルエンザなどの感染症が流行する状況のなかで冬休みに入ります。年末年始、健康管理や交通安全に気をつけて、有意義な時間を過ごしてください。

3学期、元気な皆さんと会えることを楽しみにしています。みなさん、よいお年をお迎えください。」

 

終業式に続いて、壮行会を行いました。

〇「ジャパンマイコンカーラリー全国大会」出場

 星野さん(電子物質工学科1年)

〇第29回東海高等学校ウエイトリフティング競技選抜大会」出場

 55キロ級 濱田さん(都市基盤工学科1年)

 61キロ級 細田さん(都市基盤工学科1年)

       藤浪さん(電子物質工学科2年)

 67キロ級 望月さん(電気工学科1年)

       平井さん(電子物質工学科1年)

       小野さん(機械工学科2年)

「『可能性の扉を開く鍵』がきっと見つかる」

☆科学技術高校☆