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2月10日 天野工業技術研究所 奨学生懇談会

2月10日(月)、「令和6年度 天野工業技術研究所 奨学生懇談会」が、グランディエール ブケトーカイで開催され、静岡県工業校長会長として出席させていただきました。

開式の辞 理事 天野様

理事長の川幡様から、ご挨拶ならびに財団設立の経緯と奨学金についてお話がありました。

静岡県工業高等学校長会長・静岡県立科学技術高校長としてあいさつさせていただきました。

「本日は、「天野工業技術研究所奨学生懇談会」が、盛大に開催されますことを、心からお喜び申し上げます。さて、奨学生の皆さんは、コロナの影響を受ける中で高校生活が始まり、様々な制約を乗り越え、授業や実習、課題研究、資格取得、各種大会や部活動などに頑張ってこられたことと思います。奨学生報告書を読ませていただき、心が熱くなりました。この後、皆さん一人ひとりから、お話を聞かせていただくのを、大変楽しみにしています。

この天野工業技術研究所様の奨学金は、約50年近く続く大変伝統ある奨学金です。工業を学ぶ高校生で、人物及び学業優秀、経済的な理由により修学が困難な生徒を対象としており、しかも返還の義務がありません。この奨学金のおかげで、学業に専念することができたという声を、毎年多数聞いてまいりました。将来、工業の分野で活躍する人材を育成する大変すばらしい奨学金です。また、教職員への工業研究助成も熱心に行ってくださっています。この場をお借りして、感謝申し上げます。

私自身も、学生時代に奨学金に助けてもらったひとりです。奨学金をいただいたおかげで大学を卒業することができ、教員になることができました。もし奨学金をいただくことができなかったら、今、皆さんとこうしてお会いすることもなかったことでしょう。

天野工業技術研究所奨学金を受けた生徒の皆さんが、「天野工業技術研究所の父」天野修一様の「鈍根運(どん・こん・うん)」の精神と、感謝の心を忘れず、広く社会に貢献され、活躍する人材となられることを心から祈念し、ご挨拶とさせていただきます。」

 

奨学生の皆さん一人ひとりから、高校生活や卒業後の進路、将来の夢などを話してもらいました。

記念写真撮影

皆さんのご発展を心から祈念いたします。