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天野工業技術研究所 奨学生懇談会 ①

2月16日(金)、公益財団法人天野工業技術研究所「令和5年度奨学生懇談会」が、グランディエール ブケトーカイ(静岡市葵区)で開催され、奨学金をうけ今春卒業を迎える県内各校の高校生が集いました。

理事長の川幡長勝様から、財団設立の経緯や奨学金についてのお話と御挨拶をいただきました。

つづいて、県工業校長会長として挨拶させていただきました。

「新型コロナの影響を受ける中での高校生活、さまざまな制約を乗り越え、実習や課題研究、資格取得や各種大会、部活動等に取り組まれ、それぞれ大きな成果をあげてきたこととおもいます。公益財団法人天野工業技術研究所奨学金は、昭和53(1978)年から続く大変伝統あるものです。工業を学ぶ高校生で、人物及び学業優秀で、経済的な理由により修学が困難な生徒を対象としており、返還の義務がありません。この奨学金のおかげで、学業に専念することができ、希望する進路を実現することができたという声を沢山聞きます。また、教職員の工業研究助成も熱心に行ってくださっています。この場をお借りして感謝申し上げます。奨学生のみなさんが、天野修一様の「鈍根運」の精神、そして感謝の心を忘れず、広く社会のために貢献され、活躍する人材となられることを心から祈念しています。」

また、元日に発生した能登半島地震から一ヶ月半が過ぎましたが、ようやく学校が再開したというニュースを耳にしました。一日も早い復旧復興をお祈りします。当たり前と感じていることの有難さについて、改めて考えていきたいという話をさせていただきました。

奨学生一人ひとりから、高校生活の思い出、好きな学科、熱中したこと、卒業後の進路や将来の抱負などを話してもらいました。

各校の先生方からのコメント。

記念写真撮影

本校では、今年度、全日制3名と定時制1名が奨学金を受けました。

 

「『可能性の扉を開く鍵』がきっと見つかる」

☆科学技術高校☆