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1月7日 令和6年度「3学期始業式」
1月7日(火)、令和6年度「3学期始業式」を行いました。
校長講話(要旨)
「みなさん、おはようございます。新らしい年をむかえました。今年もよろしくおねがいします。はじめに、1年前の始業式では、元日に発生した「能登半島地震」で被災された方々にお見舞い申し上げ、被災地の一日も早い復旧をお祈りいたしました。しかし、年末年始の報道で、1年経った今も復旧復興が進んでいない状況を目にしました。また、世界の各地で、この瞬間も紛争や内紛、様々な要因によって、命の危険にさらされ、不安な状況のなかで過ごしている方々が大勢います。こうして、新学期を迎えられることは、決して当たり前のことではありません。有難さについて、あらためて考えて過ごしていきたいと思います。
令和7年の学校生活の始まりです。受験を控えた3年生のみなさん。大学入学共通テストまであと10日。これまで積み重ねてきた努力の成果を存分に発揮できるよう、体調を整えて本番に備えてください。
さて、3学期は、一年間の学校生活の総まとめ、進級や卒業の上で大変重要な時期です。3年生は、あと19回の登校日を経て、卒業式を迎えます。同様に、1・2年生は、32日の授業日で、学年末試験となります。夢や目標、志の実現に向けて、「今」を大切に、全力で取り組んで欲しいと思います。「今」というのは、これまでの「過去」の積み重ねであり、私たちの「未来」は、「今」の一瞬一瞬の積み重ねの先にあるものです。「そのうちに」とか「また後で」などと自分に言い訳をして、いい加減に過ごしていては、「未来」もいい加減なものになってしまいます。新しい年、そして3学期の始めにあたり、自分自身の将来の夢や目標、「志」を再確認し、「今」の自分の在り方を見つめ直してみましょう。
そこで、いつも繰り返しお話ししていることですが、あらためて、「未見の我」を見つけるための一歩を踏み出していきましょう。「未見の我」に気付くためには、自分自身を深く見つめ直し、外部の刺激に触れ、何かに本気に取り組むことが大切です。本気に取り組む時だけ、内に眠っている才能が発揮されます。そして、「未見の我」と出会うため、「『微差』は『大差』」の実践をお勧めします。「微差」を積み上げていくと、やがて大きな成果を生み出すことになります。年末、私は10年ぶりの海外、30数年ぶりに台湾を訪れてきました。そこで目にしたものは本当に驚きにあふれ、「未見の我」と出会うことができたと感じました。今日から始まる3学期の一日一日を、毎日ワクワクしながら、充実した高校生活を送り、それぞれが「未見の我」との出会いを楽しみに、「まだ見たことのない景色」を見にいきましょう。
学校HPに、「校長だより」の最新号をアップしました。そこに、稲盛和夫氏の書かれた本のなかから、「願望を潜在意識に浸透させる」という一節を紹介させていただいています。「思いは必ず実現する。 それは、人が「どうしてもこうありたい」と強く願えば、その思いが必ずその人の行動となって現れ、実現する方向におのずと向かうからです。」ということが書かれています。
では、前向きに3学期をスタートさせましょう。「さあ、行こう!」
始業式に続いて、「表彰」、生徒会「任命式」を行いました。
生徒会長、副会長、よろしくお願いします。
続いて「壮行会」を行いました。
全国大会:「ジャパンマイコンカーラリー2025」出場
Basicクラスに出場する電子物質工学科1年生の小林さん
また、ウエイトリフティング競技東海大会に出場するウエイトリフティング部の選手が紹介されました。
望月さん(電気工学科2年)、濵名さん(都市基盤工学科2年)、細田さん(都市基盤工学科2年)、平井さん(電子物質工学科2年)、植田さん(都市基盤工学科1年)、三浦さん(理数科1年)
「『可能性の扉を開く鍵』がきっと見つかる」
☆科学技術高校