校長より

天野工業技術研究所 奨学生懇談会

2月6日(月)、公益財団法人天野工業技術研究所の令和4年度奨学生懇談会が静岡市内で開催され、出席させていただきました。

会場、グランディエールブケトーカイ

懇談会

財団理事長の川幡様から、ご挨拶と財団設立の経緯と奨学金についてのお話をいただきました。

続いて、県工業高等学校長会の会長としてご挨拶させていただきました。(挨拶要旨)

「本日は、天野工業技術研究所奨学生懇談会が、こうして一堂に会して開催されますことを心からお慶び申し上げます。3年生の皆さんは、コロナの広がりと同時に高校生活がスタートし、3年間、様々な制約を受ける中で、大変な事だったでしょう。そのような中にあっても、勉強や課題研究、資格取得や各種大会、部活動など、一生懸命頑張ってきたことが、ひとりひとりの「奨学生報告書」に書かれていて、読ませてもらっていて心が熱くなりました。後ほど、皆さんからそうしたお話を聞かせていただけるのを楽しみにしています。

この天野技術研究所奨学金は、工業を学ぶ高校生で、人物学業ともに優秀、経済的な理由により修学が困難な生徒を対象としており、しかも返還の義務がないことが特徴です。将来、工業の分野で活躍する人材を育てる大変すばらしいものであります。私自身も、学生時代に奨学金をいただき、そのおかげで大学を卒業することができました。こうして教員になることも、今日、皆さんとお会いできたことも、奨学金のおかげと言えます。

この奨学金を受けた皆さんが、感謝の心を忘れず、広く社会のために貢献し、活躍されますことを心から祈念し、御挨拶とさせていただきます。」

奨学生一人ひとりから、自己紹介等を話してもらいました。

さすが充実した高校生活が伝わってくる立派なスピーチでした。

本校から参加した4名の生徒たち

引率の先生方からのコメントをいただきました。

会食、懇談

デザートのケーキやフルーツなども美味しくいただきました。

閉会の辞 理事の天野仙太様から激励のお言葉などをいただきました。

皆さんのますますのご活躍を祈念します。