校長より

定時制課程 離任式

3月28日(火)夜、定時制課程の離任式を行いました。

 

夕方、離任される松永教頭先生と田子先生が、いつも通り、登校してくる生徒たちを出迎えてくれていました。

離任式が始まりました。

離任される先生方の入場

校長が離任者を紹介しました。

〇松永教頭先生

商業科の専門でありながら、工業科の本校定時制のかじ取り役を務めていただきました。コロナ禍で、これまでにない様々な対応が求められる状況のもと、2年間にわたり、確実に学校運営を進めてくださいました。

毎日、晴れの日も雨の日も、暑い日も寒い日も、先頭に立って登校指導をしてくださり、生徒の皆さんにとって、学校生活の始まりは、いつも教頭先生との会話からだったのではないでしょうか。常に生徒のみなさん一人ひとりのことを真剣に考えて指導してくださり、現在の定時制のあたたかな雰囲気があるのは、松永教頭先生のおかげだと思います。

この度の異動により、藤枝北高校の副校長として転出されます。

「常に、「毎日を楽しく」を心に留めて生活してきましたが、本校定時制での2年間は自然にそうなっていたためか、思い出すことがありませんでした。「今日は未来のために」、毎日を楽しく過ごしていってください。」

〇田子先生

地歴公民科・公民の専門で、教材研究を重ね、いつも大変わかりやすい授業をしてくださいました。5年間の勤務の最初の3年間は、HR担任を務めてくださいました。クラス全員が無事に進路を決めて卒業したとのこと、とても素晴らしいHRだったそうです。また、生徒指導部長として、ときに厳しく、ときにやさしく、生徒一人ひとりに寄り添い、あたたかく成長を見守ってくださいました。

この度の異動により、清水桜が丘高校に転出されます。

「昼間に働いて、夜、学校に通うみなさんは、本当にすごい。あと3年、2年、1年。残りの高校生活を大切にして、充実したものにしていってください。この学校を離れることになりますが、みなさんがこれからどうなっていくか、楽しみにしています。」

〇海野先生

工業科の専門で、座学から実習まで、大変分かりやすく丁寧に授業をしてくださいました。また、工業科長として、工業科の授業の調整をしてくださり、縁の下の力持ちとしても活躍してくださいました。8年間のうち、7年間をHR担任として務め、この3月にも卒業生を送り出してくださいました。また、バスケットボール部顧問として8年間、熱心に指導にあたってこられました。

「海に関連した話をします。「灯台」の役割は、船が安全に航行できるように光を発して知らせることです。機能は同じでも、その形はさまざまです。みなさん、何かしら自立して、自分の夢をかなえていってください。」

〇事務部 岡本主査

3年間、定時制関係の事務を担当してくださいました。生徒のみなさんが学校生活を送れるのは、様々な事務を行ってくれているおかげです。

この度の異動により、静岡中央高校の定時制へ転出されます。

「事務手続きの関係で、多くの生徒の皆さんに接してきました。コロナ禍でたいへんななか、頑張っている皆さんを見て、自分も頑張ろうと思ってきました。それぞれ自分の力を発揮していってください。」

 

花束贈呈

離任者の退場 盛大な拍手が送られました。

離任式の後、名残惜しそうに先生方を囲む生徒たち。

☆科学技術高校・定時制☆