★1年Ⅱ類・来年度電子工学科生徒による校内マイコンカーラリー大会が行われました★

 1年生Ⅱ類(13HR,14HR,15HR)生徒で、来年度電子工学科を選択した生徒40名による「校内マイコンカーラリー大会」が2月5日(金)午前に、実習棟・電子機器実習室で行われました。
 


 来年度から、電子工学科と物質工学科が発展的に統合され「電子物質工学科」が新設されることとなり、「電子工学科」「物質工学科」の募集も停止することになります。したがって、今年度Ⅱ類に入学し、選科で電子工学科を選んだ1年生は「最後の電子工学科生徒」となります。前身の静岡工業高校は昭和33年度に電子工学科を設置(清水工業高校も開校した昭和36年度から「電子機械科」を設置)して以来、60年以上の古き良き伝統を持つ本校電子工学科も令和5年3月をもって65年の歴史で閉科することとなり、この1年生対象のマイコンカーラリーも今回が最後の開催となります。

 

 2時間目から4時間目まで3時間を使って行われた大会では、生徒は真剣そのもの、先日課題研究発表会で3年生が披露したスキルには及びませんが、1年間、電子工学とⅡ類(ロボット工学・情報システム)で学んだ知識と技術を駆使してマイコンカーを走らせていました。まず2時間目に1度走行を行い、3時間目はその試走を反省しての調整タイムに充てられ、4時間目に2度目の走行を行いました。

 

 生徒たちは誕生月ごとにグループ分けを行い、試走タイムの一番速いチームが優勝となり、副賞も与えられたようです。
 

一番の難所は写真左・コースチェンジと写真右・クランクです。脱輪カーも何台か見かけました。
 

 このあとの2年間で専門知識の研鑽に励んで、2年後の課題研究発表会やロボット競技大会では結果を残せるよう頑張って欲しいと思っています。そして伝統校の流れを受け継ぐ科学技術高校最後の電子工学科生徒としての誇りを持って日々勉学に精進して欲しいと思っています。