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物質工学科2年生を対象に出張授業が行われました
7月14日(火)物質工学科2年生を対象に、静岡大学農学部 応用生命科学科 与語 圭一郎 准教授による「細胞の分化:生物の仕組みを理解し応用につなげる」をテーマに、出張授業が行われました。
本題に入る前に、農学とはどんな学問か、何について学ぶのか、農学の研究対象の説明、また静岡大学農学部で行っている研究内容について紹介いただきました。
先生の研究内容の講義では、「哺乳類の精子の分化(おおもとの細胞から精子ができるまで)の分子メカニズムやどのような仕組みで受精が起こるのかの解明について」、研究成果やその社会的意義についてお話しいただきました。お話は非常に専門性が高く高校2年生が理解するのはなかなか難しい内容でしたが、不妊を精子の側から研究していく過程の中で、対象の観察、疑問を持ち、解明し、目的に一歩一歩近づけていくプロセスや研究成果の応用の可能性については理解できたと思います。
今回の先生のお話は生物学的研究についてでしたが、研究の進め方については他分野にも共通している内容であり、進学を考えている生徒には、大学で行われている研究の一端を知るよい機会だったと思います。