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令和2年度の終業式・壮行会が行われました
3月19日(金)令和2年度の終業式・壮行会・諸連絡が放送を通じ行われました。
終業式では校長先生から次のような式辞をいただきました。
「コロナ禍により今まで経験したことのないような令和2年度が終わろうとしています。いろいろな制約の中ここまで頑張ってきました。この1年間の中で主に3つのことを話しました。第一に『皆さん一人一人の頑張りが、一緒に生きる周囲の者に勇気を与える』。二つ目は『逆境の中でも今私たちができること、その歩みは小さくても、立ち止まらずやっていこう」。三つ目は「頑張ることのできる源は人の役に立ちたいという思い。未来は科学技術を学ぶ皆さんの知識・技術・思いやりをきっと待っている」。
今年度1年皆さん一人一人はよく頑張り努力し続けました。また3年生も素晴らしい結果を残しました、皆さんも先輩に続き先輩を超えて行きましょう。
令和3年度それぞれ学年が進み、新たな階段を上る皆さんに、これから歩む社会の課題についてその一部でも考えていただき、新しい年度を迎えたいと思います。
持続可能な開発目標(SDGs)については、多くの教科で取り上げられているところかと思います。これら目標の達成に関連してNHKで放送された、「2030 未来の分岐点」という番組の中で取り上げられた3つのテーマの内容について紹介します。
・地球温暖化:今後温暖化が進んだ場合に発生が予想されるすさまじい台風による被害。北極圏の永久凍土が溶け
出し、これまで封印されてきたウイルスの活動が始まることへの危惧。
・人口爆発と食糧:世界の人口77憶人のうち8憶人の人々が飢餓状態であるといわれている。これには先進国が
途上国の環境に負荷を与えながら生産し加工した食品を食べているだけでなく、多くの食品を廃棄している実態
がある。
・プラスチックス汚染:処理されず埋め立てられた廃棄プラスチックスが分解されず、マイクロプラスチックスと
なり河川や海に流れだし、魚などの食物連鎖の過程で人の体内に取り込まれ、さらに細かくナノプラスチックス
のレベルになれば空気中を漂い、私たちの肺に取り込まれることになる。
短い春休みではありますが、年度が替わり新しい科目を学ぼうとするこの時期に、持続可能な社会を支える市民として、未来の科学者・技術者としてこれからのことについてどう思うか、何ができるのかなどを考えていただきたい。4月6日(火)に全員がそろって元気に登校し、始業式を迎えられる日を楽しみにしています。」
続いて、昨年11月に行われた新人戦で上位の成績を収め、第24回全国高等学校少林寺拳法選抜大会に出場する3名について、生徒会主催による壮行会が行われました。
選手代表から選手3名の出場種目が紹介され、「日頃の成果を発揮し、本校のそして静岡県の代表として皆さんの期待に応えられるよう、妙妙とした演武を行い優秀な成績を収めるよう努力してまいります」との抱負が述べられました。
生徒会長から「自分の力を信じ、今まで積み上げてきた練習の成果を存分に発揮してきてください。生徒一同応援しています」。
校長先生からは「全国大会では思う存分これまでの練習成果を発揮するとともに、それぞれ課題を見つけ、次の大会へのステップとなるような機会としてください」。
との激励の言葉をいただきました。
最後に教務課と生徒課の先生から諸連絡がありました。
教務課:この学年末高い評価を得た生徒が例年になく多く、前向きな姿が感じられる。本日通知表が渡されるが
年間の個々の結果をかえりみて、来年度をどのように過ごしていくか、この春休みに考えてください。
生徒課:春休みは次の学年につながる大事な時期、次のようなことに注意し、トラブルが無いようお願いする。
コロナウイルスについては基本的感染予防の徹底。本校の良い伝統である挨拶を積極的にかわすこと。
スマホの使用にあたっては、マナーやルールを守ること。交通関係については、ちょっとした不注意や
違反が大きな事故につながる。マナーやルールを遵守すること。この春休み、学習面,生活面やるべきこ
とをしっかり行い、新年度よいスタートが切れるようしっかり準備をしてほしい。