1年生 自転車安全教室

 

10月17日(木)

静岡県自動車学校静岡校にて

1年生を対象に自転車安全教室が行われました。

 

8クラスを4班に分けて5つのブースをまわり、説明を聴きました。

まずは内輪差について。

自転車が巻き込まれています

車は脱輪していますね。

交差点での信号待ちでも、気を付けなければいけません。

 

次は死角について。

指導員さんが立っている位置が、車の死角

こちらはトラックの死角

こんなに距離が近いのに、車両からは見えていません。

自分が周りの車両からどのように見えているか考えましょう。

生徒たちも実際に運転席からどのように見えるか

体験させていただきました。

 

 

 

次のブースでは予測することの大切さを学びました。

路肩に停まっているトラックを避ける自転車。

その後ろからは車が来ます。

そんな時、急にトラックのドアが開いたら?

急に開いたドアを避けた自転車。

タイミングが違ったら、車にはねられていたかもしれません。

 

実際に車に乗り込んで、車からの視点で見てみます。

車が右折しようとしたとき、

トラックの陰から自転車が飛び出して来たら…

自転車側が直進ですが、車が曲がってくることを予測して

スピードを緩めたり、一旦停止して待ったりしましょう。

 

 

 

交通指導員さんのブースでは 歩きスマホの危険性を体験しました。

実際にスマートフォンに書かれた文章を読みながら歩いてみましょう

目の前には障害物があったり、ボールが飛んできたり、

横の生徒が標識を見せていたりしましたが、気づいたでしょうか?

次は何も持たずに歩いてみたら、歩きスマホの時には気付かなかった事や、反応が遅れてしまうことに、気づくことができました。

 

次は歩道を走る自転車について。

歩行者との距離が近いと、自転車でもとても怖く感じます。

自転車は加害者にもなり得ることを自覚しましょう。

 

 

 

次のブースはブレーキの性能について。

もしもの時、すぐに止まれなかったら困りますね。

車と自転車では自転車の方が、フルブレーキをかけてから

止まるまでの距離が長いことが分かりました。

整備されていない自転車と、しっかり点検されている自転車で

実際に比較をさせていただきました。

自転車通学の生徒は、学校でも毎年自転車点検を行いますが、

普段から自分でも気にかけてみてください。

 

 

最後のブースは、見通しの悪い交差点について。

見通しの悪い交差点にはだいたい「とまれ」の標識がありますが

一旦停止を無視して出てくる車両も少なくありません。

これは特に自転車に多く見られると思います。

自転車もこの標識のある所ではしっかり止まって

歩行者や車が来ていないことを確認してから進みましょう。

ここでも数人の生徒が車に乗せてもらいましたが、

急に出てきた自転車にかなりびっくりしていました。

車に乗っていると、こういう気持ちになるんですよ。

 

 

すべてのブースで学んだこと

①第一に、自分の身は自分で守る!

②危険を予測すること!

③自分が歩行者であっても自転車であっても、周囲の確認を怠らないこと!

④交差点では運転手とアイコンタクトをとること!

 

静岡県自動車学校静岡校のみなさん

実演を交えた丁寧な説明をありがとうございました。

生徒たちの記憶に強く残ることを願います。